2010年05月02日

寄生虫とゴキブリ

初夏のような気候になったGW。
黒ヒゲさんが目黒寄生虫館に行くというのでついて行きました。
GWだからなのか、それとも無料だからなのか、
老若男女、日本人や外国人で混雑しています。
皆さん、寄生虫がお好きなんですね。
寄生虫が苦手な方もいらっしゃるでしょうから、
以下の画像はクリックして拡大します。

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寄生虫の標本
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回虫
2階にはミュージアムショップがありまして、
こちらで寄生虫グッズが購入できます。
お買い上げグッズはコチラのキュートなハガキです。

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ミンククジラの胃に寄生したアニサキス ※マジでグロいです
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上の画像に比べれば、きしめんが食べたくなるくらいの可愛さ
これに加えて、標本瓶が並んだ陳列棚柄のクリアファイルと、
回虫入りキーホルダーを購入しました。
クリアファイルはバザーの打ち合わせに大活躍の予感です。
ミュージアムショップの方が面白い方でした。
回虫キーホルダーを手に取るわたくしに説明してくれたのですが、
この回虫は、上の階で職員がタラの身から手作業で摘まんだものだそうです。
大量のタラを買ってきて、そこから回虫を探し出す作業を繰り返し、
それが終わる頃に残ったのは大量のタラの身。
「低タンパクだからいいよね」
と言い聞かせながら3ヶ月はタラばかり食べていたそうです。
そして、寄生虫館から出すハガキは、
上の画像のアニサキスのハガキを使っているそうです。
理由は、
「絶対見てもらえるから」
そりゃ見たくなくても目に留まるわ。
それを配達する郵便屋さんも嫌だろうなあ。
同じ2階では、特別展『知られざるゴキブリの世界』が始まっていました。
常設展並みのスパンでやっているこの特別展。
9月25日までやっているのでゴキブリ好きな方は是非。
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ゴキブリがペットだと・・?
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世界のゴキブリ
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日本のゴキブリ
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屋内で見られるゴキブリ。左上はゴキブリにかじられた本
最後にお口直しの画像をどうぞ。
これを見てメキシコシティの地下鉄の各駅のアイコンを思い出しました。
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このデザインは可愛い

2010年04月20日

初体験・鶏を屠る

遅くなりましたが、青森に遊びに行ってきた話をば。
青森では、馬を眺めたり、山羊と遊んだり、うさぎを愛でたりと
動物と触れ合いました。
触れ合うだけでなく、念願の鶏を〆ることにも挑戦してきました。
内臓を抜いた丸鶏から解体するくらいしかやったことがなかったので、
生きている鶏を屠るということ。
いつかは役に立つかもしれないこの技術を
習得する第一歩を踏み出せました。
以下、画像が続きますがグロ注意です。
小さい画像になっているものは、
クリックするとポップアップで拡大画像が出ます。
苦手な方は見ないようにお願いいたします。
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ゲージに入れておいてもらった鶏を捕まえます。
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足は紐で縛ります。
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右膝で両足を、左手で頭を押さえ、右手には包丁。
渚のバルコニーみたい。
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頚動脈を一気に切断します ※グロ注意!クリックで拡大!
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足を持ち逆さにして放血させます。
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フックに吊るして体から血を出し切ります。
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首をはねます。
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大きな包丁でストンと。
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首はカラスの餌になるので放置。
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首がなくなり、段々見慣れた丸鶏の形に近づいてきました。
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羽根をつけたまま熱湯に丸ごと漬けます。
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湯に漬けることにより毛穴が広がって羽根が毟りやすくなります。
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毛の方向と逆に一気に毟ります。
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クリスマスに見かける形になりました。但し内臓付き。
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解体作業に入ります。
まずは足の周りにぐるりと切り込みを入れ、腱を切断。
足はいいスープが取れます。
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手羽先、手羽元を取ります。
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ささみを取ります。1羽から2本しか取れません。
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ガラ部分を引っぺがして・・・。

きんかんがゴロゴロ。
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産卵管を破ると卵が入っていました。
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砂肝を割って、砂の入っている袋を取り除く。
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見慣れた肉の塊になってきました。
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コンフィにしたら美味そうな骨付きモモ肉。
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内臓あれこれ。
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ガラでスープを取ります。ここまでがわたくしの作業。
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きんかんと産卵管は煮付けて。
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肉は塩焼きに。
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咬み応えのある肉質でした。
今回〆た鶏は、卵を産むための鶏でして、
広い場所で放し飼いにされております。
よく動くからか肉質も硬く、咬めば咬むほどいい味になる肉です。
鶏は思ったよりも血が出なく、グロさも感じず、
息子も見学できました。
逆さにして血が流れていくと眼の周りがが白くなるところに
注目して見ていました。
事前に説明したためか怯えもせず、しっかり見届けました。
よくやった。息子。
今回は鶏でしたが、もっと数をこなして腕を上げたいです。
最終目標は自分自身の手で豚1頭を屠り、
その場で肉を切り分け、内臓を使ってソーセージ、サラミなどの加工品を作り、
骨はスープを取り、余すところなく活用することです。
鶏は1人でもできますが、豚は数人いないと無理でしょう。
豚ちゃんも100kg越えしますから。
屠畜法上、許可を受けた屠畜場でしか豚の処理をできないと思っていましたが、
第13条1によると例外がありまして、自分が食用にする分には、
都道府県に届け出ればOKのようですから、
いつかできるかもしれないと希望の光が見えてきました。