2011年08月02日

ビールと豚とBIOワイン

ぽっかり空いた夕飯時。

1人の時間ができた時は1人でビアバーに行ったり、
ご飯を食べたりしますが、
フットワークの軽そうな友人を誘ったら一緒に付き合ってくれることになりました。

1軒目は四谷3丁目のビアバーまる麦。
来る度にフードが充実してきています。
そして来る度に置いてあるビールが変わります。
おかげでたくさんのビールメーカーを知ることもできます。

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ロコビアの佐倉芳醇麦酒

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ビアバディ・レッドエール

こちらではいつもハーフでいただきます。
量を少なくして種類を飲みたいからです。
レッドエールは好みの味です。
綺麗な赤味のビールです。

ロコビアの佐倉芳醇ビールは、クラフトビールでは珍しいラガーです。
ピルスナーらしい透明感です。
こういうビアバーでピルスナーを飲むのは久しぶりです。
一口含むとジャスミンみたいな香りがしました。
キレは上々。喉越しも爽快。
ピルスナーらしいお味です。
ただエールを飲んだ後だと、香りが負けてしまうので
薄く感じてしまうのが残念でした。
わたくしの飲む順番がよくなかったです。

ビールを飲み飲み友人と話が盛り上がりまして、
そんじゃもう一軒行くかと杉大門通りを練り歩くことに。
しかし日曜日のこの通りは人通りも少なければ、空いているお店も少ないです。
平日の夜に賑わう通りのようです。
閉店しているのに袋小路のど真ん中に看板を出している店や、
羊肉の店など大変気になるお店がたくさんありました。
その中で明かりのついていた煙人というお店のドアを開けましたが、
残念ながらイベントで貸切だそうで入れませんでした。
こちらは燻製専門店だそうです。
今度行ってみたいですね。

何か食べたいー飲みたいーと半ば流浪の民になりかけながら、
見つけたお店がこちら。
Cafe de Leavanestでした。
豚の看板が気になりまして、吸い込まれるようにビルの中へと入っていきました。

BIOワインと国産豚肉を愉しめるビストロでした。
窓際の広い席に座り、辛口BIOワインとつまみを頼みました。

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前菜盛り合わせ

前菜盛り合わせが凄かったです。
ゴーヤのトマトソース煮、レバーパテ、ピクルス、オリーブなどが
大皿に所狭しと乗っかっています。
ちょこんとかわいらしい盛り合わせの類が気どって見えてしまうくらいの
ダイナミックさ。
ああ、このお店好きだわ。
一品でそう思いました。

美味しいBIOワインをデキャンタで頼み、ちびりちびりやりながら、
食べても食べても減らないつまみを楽しみ、
ふと外を見ると、上半身裸の男性が何人も入っていく建物がありました。
あれは何なんだ。
この建物を眺めながら前菜を食べたいので、
また行こうと思います。

そうそう。
こちらのお店は月曜はワインが半額ですって。
週の始めからボトルで飲んでしまう危険があるお店です。

2011年07月18日

上海チキンと担々麺

上海チキンなるものがお店の名物料理という、
大塚にある中国料理店・上海チキン 大塚 小閣樓に行ってまいりました。
大塚駅南口の商店街の路地にあるお店。
そこに入ると、入口からすぐに半地下状になっている階と、
吹き抜けの階段を登った2階とに別れています。
そこかしこに毛沢東のオブジェが飾られているのが大変気になります。
実用を兼ねたアンティークも飾られており、
昔の上海はこんな感じだったのかしらと思わせる内装です。
オーナーが独特の雰囲気でなんだか美味しそうな雰囲気を醸し出しており、
メニューを見たら胃袋を掴まれました。
ノートに毛筆で1ページにつき1メニューがどーんと書かれています。
書家メニューとでも申しましょうか。
1ページ丸々『麺』とだけ書かれたページもありました。
さてお待ちかね、料理画像をどうぞ。

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赤貝の紹興酒漬け
生ビールを頼んだら出てきた絶品お通しです。
何これ。超美味い。
赤貝を醤油と紹興酒に漬けたものです。
紹興酒臭さは全くなく美味美味。
冒頭からノックアウトされました。
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水餃子
小ぶりな水餃子。つるぱくっといただきました。
ホール係のお姉さん曰く
「水餃子も美味しいけど、ニラ饅頭も美味しいです」
とのこと。

名物・上海チキン
これこれ。
これが食べてみたかったのです。
皮はパリパリ。
でも中はしっとりジューシー。そして柔らかい。
下味が中まで浸透しているので、
手掴みで骨までしゃぶることをお勧めいたします。
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青菜の炒め物
青菜4種に加え、くわいが入っています。
日本のくわいではなく中国のくわいだそうでどうりで形がちがうはずです。
これまた美味しい。
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黒酢豚
中国の黒酢で作った蓮根入り酢豚。
ちょっと頼みすぎました。
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セロリのラーメン
これ凄かった。
白湯にセロリと巻貝の出汁が入って、そこにレモンを絞るとめちゃウマ。
あっさりしているので〆に最高です。
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担々麺
この担々麺にも衝撃を受けました。
今まで食べた担々麺とは違うコク・まろやかさ・山椒のキレ。
パクチーがまた良いアクセントなのです。
ここの担々麺が人生の中で一番好きかもしれない・・・。
どうしよう。
長年TOPだった新潟の瑞鳳が2位になったかも・・・。
帰省したら食べ比べないとです。
この日はもうたらふく食べました。
でもまた行きたくなったので後日再訪しました。
早いな。
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メンマのラー油がけ
赤貝の紹興酒漬けがまた食べたくてビールを頼みましたが、
この日のお通しは上記のものでした。
これはこれで美味しいけど、赤貝の方が断然美味しかったです。
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黄ニラともやしの炒め物 金華ハム入り
金華ハムウマー。
金華ハムの出汁は黄ニラともやしのあっさりテイストに奥行きを加えます。
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ニラ饅頭
酢醤油をかけようとしたらオーナーから
「味が付いているのでそのままで」とアドバイスをいただきました。
確かにそのままで充分いけます。
美味しい。でも2個で500円はちょっと高いかなあ。
この日は上記の3品に加え、担々麺もいただきました。
同行者もあまりの美味しさに衝撃を受けていまして、
連れ込んだわたくしもしてやったりと思ったものです。
このお店の料理は美味しいです。
それに加えて、料理の出てくるスピードが異常に早いです。
麺類、炒め物は2,3分です。
この迅速さが中華らしくてますます大好きになりました。

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