2012年12月22日

KLでスパに行こう

今回KLに行くにあたりましてスパに行こうと決めておりました。
調べてみますと、KLはスパ天国らしいことがわかりました。
主な理由としては、
・日本より安い価格
・有名スパが多い(ex:マンダラ、スパヴィレッジ、アンサナなど)
・スパのプログラムが豊富
といったところでしょうか。
日本の1/3くらいでスパプログラムが受けられるなら、
福沢さんが減っても悔いはありません。
むしろ3倍喜ばしいです。
日程的にバンコクでスパを渡り歩いた時のようにははしごできませんので、
狙いを絞ってリッツカールトンのスパヴィレッジにしました。
ちなみに日本でリッツカールトンに足を踏み入れたことはございませんが、
マレーシアならそれが可能です。
KLですとマンダリンやリッツカールトンクラスのホテルも1万円台からありますので、
いつもの旅行に+αするだけでホテルとスパ両方を楽しむことも可能です。
それでは早速予約を取ろうとしましたら、
リッツカールトンから残念なお知らせが返ってきました。
「12/15まで改装工事のためスパヴィレッジは閉鎖中でございます」
熟考を重ねて選んだスパがあえなくボツになりました。
しかしそのメールの中には救い主様もいらっしゃいました。
「JWマリオット内に系列店であるスターヒルスパがございます。
 そちらのセラピストはスパヴィレッジと同じ研修を積んでおりますので、
 是非御一考ください」
出発目前に迫ったわたくしはこれ以上選ぶ時間的余裕もなく、
メールに従いました。
スパ当日。
予約時間の30分前に来るように言われておりました。
30分前になるまでホテルロビーでi Podでネットをします。
KLではフリーWi-Fiが多いのでi Podが大活躍でした。
そしてきっかり30分前に受付へ。
スパフロアに下りるともうよい香りが漂ってまいります。
外国のスーパーの洗剤売り場の香りとは全然違う
ナチュラルな芳しいアロマでございます。
きっと天国もこんな香しいのでしょう。
本日のメニューの確認と貴重品をこちらで預けます。
貴重品は貸金庫方式です。
携帯、財布、パスポートは入りますがハンドバッグは入らないくらいの大きさです。
支払いはこの時でも施術後でもどちらでもOKです。
貸金庫の鍵とロッカーの鍵を貰い、ロッカールームへ案内されました。
ロッカールームはロッカーがずらりと並び、トイレ、シャワールーム、
ドレッサーが完備です。
ロッカー内にはバスローブ、バスタオル、フェイスタオル、
スリッパが入っています。
ここで丸裸になってバスローブに着替え、スパルームへ案内されました。
本日のメニューはホットストーンでございます。
タイ、スウェディッシュ、バリニーズと
豊富なマッサージメニューの中から選びました。
ホットストーンと言えばセドナが有名です。
セドナはどうしてもスピリチュアルな印象を受け、
パワースポットだのヒーリングスポットだのに食指が動かないわたくしには、
心が動かないメニューになると思ったのですが、
バンコクで温めた塩の塊を身体に当てる施術を受けて
それが大変気持ち良かったことを思い出し、
局所的に身体を温めるホットストーンを選んでみました。
部屋に入り、丸裸でベッドに仰臥位になります。
身体にバスタオルがかけられ、
施術部位以外は覆われますので寒くはありません。
セラピストは丁寧な口調で、部屋の温度調節も適温。
快適です。
まずは軽い手のマッサージから入ります。
アロマオイルを塗りながら指先、手首、肘とマッサージ。
そして手首、肘の関節部分に石を置き、
顔、背中にも石を置きます。
石は思ったより熱くホッカイロよりは少し熱いくらいででしょうか。
身体の数箇所に石を置くと、
不思議なことにその部位以外もじんわりと温かくなっていきます。
石を置いた点と点が繋がって、線上の周囲がじわっと温かくなる感じです。
人間の体は不思議です。
表の施術が終わると伏臥位になり背中へと施術が移ります。
背中のホットストーンはわたくし思い描いたホットストーンセラピーでした。
背中の背骨に沿って石で軽くマッサージをし、
背中に置きます。
そして手にも石を握らせて点と線の効果が始まります。
じわじわ。
極楽です。
いつの間にやらうとうととしてきました。
すると眠りを妨げる出来事が。
隣の部屋でお客が入ってきまして、
そこで大きな声でスパメニューはどれにするか、
メニューの詳細はという内容の会話が続きました。
そんなのは前もって決めておけよというくらいでして、
せっかくほんわかとまどろんでいたのに台無しになりました。
うるせーなんてもんじゃありませんでしたわ。
最後の最後でケチはつきましたが、
全身ストレッチを経て90分のメニューは終了しました。
身体に塗られているオイルを浸透させるために、
シャワーは10分後と言われました。
そして水分をたくさ摂るようにとのことで
JWマリオット印のミネラルウォーターを貰いました。
至福の時を過ごせました。
着替え終わってホテルの外に出ると、体がじんわりと温まっているのがわかりました。
肌はしっとり。
そしてオイルの良い香りが全身から漂ってきます。
至福の時を過ごしました。
さてこちらのホットストーン。
日本で受けるとなるとサービス料込みで60分約22,000円。
それがKLではサービス料10%とTAX6%込みで約7300円です。
KLでスパ体験はオススメです。

2012年11月28日

2012年東京セミ会

今年も行ってまいりました。
8月恒例のセミ会へ。
今回は料理担当をお願いされまして、
公園でのセミの捕獲はそこそこにして他の料理担当メンバーと共に
調理会場へと移動しました。
セミの成虫を捕まえるのも楽しいですが、
どちらかというと日が暮れかけた頃に
地中より這い出てくる幼虫の捕獲の方が好みです。
飛んで逃げることはありませんし、おしっこをかけられることもありませんし、
何しろ可愛い。
しかし料理担当となると成虫を全員から集めてからそこで会場へ向かうため、
幼虫の捕獲ができません。
後ろ髪を引かれながら公園を後にしました。
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セミは洗濯ネットに入れる
今回はセミの成虫が不作でした。
虫捕り網もカゴも用意して行ったのに全然獲れない。
セミが少ないのというよりも
人間の手の届かない木の上の方に止まっているため獲れないという印象です。
上方からの鳴き声に余裕すら感じました。
どうしてみんな上にいるのかしら。
まるで毎年8月第1土曜日はセミ狩りがあるらしいよという情報が
セミ界に伝わっているんじゃないかと思うくらいに。
料理の素材はセミ以外にも蚕、カナブン、イナゴ、こおろぎ、
ジャイアントミールワーム、アリ、蛾の卵等色々ありますが、
今年はこんなのがいました。

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誰よ!こんなのを持ち込んだのは!
まあ昆虫ですけどね。
フサフサした毛がちょっと食感悪そうな気がします。
わたくしはカナッペ担当でした。
あ、タルティーヌと言った方がオシャレで美味しそうですね。
カルシウムが豊富なヘルシータルティーヌを作りました。

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ジャイアントミールワームとコオロギのタルティーヌ
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ほーら美味しそうでしょ
例年ですと、天ぷら、燻製、素揚げ、唐揚げと居酒屋的なメニューが中心でしたが、
今回は野菜と昆虫のコラボ料理になりました。
バゲットを焼いた人もまさか虫が載るとは思ってなかったでしょう。
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ジャイアントミールワームとイナゴの素揚げ
イナゴは足が硬くて、足だけ残してしまいました。
ジャイアントミールワームは生きているうちに手のひら一杯に載せて
その感触を楽しむとうっとりします。
素揚げにすると今度は味覚でうっとりします。
揚げるとスナックのようにさくさく食べられます。
まさにおつまみ感覚です。
ビールと合います。
さて去年はセミ会に韓国のTV局が来ていましたが、
今回は朝日新聞の取材が入っていました。
虫を片手に写真を撮ったり、インタビューを受けたりとした結果、
2ちゃんのまとめサイトに載りました。
広角レンズの端っこに映って歪んだ画像付きです。
コチラ。
いつも見ている痛いニュースに自分が載る日が来ようとは夢にも思いませんでした。
しかもすごい言われよう。
・かまきりみたいな顔
・ゲテモノ食いばばあ
・目がイッっちゃってる
昆虫を食べるという事柄に対する反応を客観的に見れたことは
プラスになりましたし、
昆虫食に抵抗がある人は多いということがよくわかりました。
だからといってそれを強制するつもりもないし、
毎日食べることもありません。
でも年に一度、網を持って虫を追いかけるイベントはやめられません。
また来年も参加したいと思います。

2012年11月07日

煮こみやなりた

夜中の0時以降に電話をしないと予約が取れないという噂の店に
電話をかけ続けるも繋がらない日々。
そのことをツイートしたら、
わたくしと同じような目に合っていた友人が見つかりました。
いつ行けるかねえなどと話していたら、
その友人が飛び込みで入れたというメールが来たのが7月。
一度来店すれば帰りに次の予約が取れるというので友人に予約をお願いすると、
直近で10月でした。
中々終わらない夏が過ぎ、ジャケットを羽織るくらいが丁度良い秋になり、
指折り数えて待つこと3ヶ月。
ようやく行ってまいりました。
煮こみやなりたへ。
飲兵衛の女性3名でいざ参戦。
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砂肝のサラダ
砂肝を頼んだことを忘れていたくらいの野菜のボリュームで砂肝が全く見えません。
生ハムと葉っぱのドームを掻き分けていくと、
その下にメロンとパイナップルと砂肝という驚く組み合わせ。
でもこれが美味しいのです。
ルッコラセルバチカの辛味はかなり強めということを知りました。
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米なすのミルフィーユ
米なすの薄切りにトマトソースとチーズをかけたムサカみたいなのを
想像していましたら、あっさり裏切られました。
緑と白のソースに浮かぶなすの船が来ました。
天辺にはトマトの帆掛け。
それらを串で貫いております。
この緑のソースはブロッコリーでしょうか。
白はマッシュポテト。そして帆立も入ってました。
ソースはもれなくパンでさらいました。
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鴨胸肉のポワレ
鴨とマンゴーの組み合わせです。
鴨とベリー系の組み合わせは聞きますがマンゴーは初めてでした。
系統は違えどベリーもマンゴーも甘酸っぱい。
どちらも鴨と合うのですね。
そしてなんといっても鴨肉のしっとりジューシーな食感がたまりません。
下のソースはバルサミコでしょうか。
メインに選んだこちらのボリュームが豊かすぎましたが、
このメンバーで来て良かったと思わせる食べっぷりで見事完食いたしました。
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ポロ葱のマリネと豚のロースト
こちらは豚肉×ラズベリーの組み合わせです。
このディナーだけで果物を4種類食べていることになります。
前菜っぽいあっさり加減です。
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リドボーと赤海老とフォアグラのポワレ
リドボーとフォアグラと海老がてんこ盛り。
盆と正月とクリスマスが一度に来たような一品です。
リドボーってどこだっけ。よくわかんないけど肉かなーとか話しながら、
がつがつ食べているわたくし達3人の隣では、
上司&新人OL風3人のテーブルで誰も手をつけず冷めていた料理がありました。
上司のつまらないガンダム話に「えーわかんなーい」とお愛想でウケてあげる
健気な新人さん達。
相手が理解できない話を繰り広げるよりも、
出てきた料理を温かいうちに食わせろよ。
もしくはその料理をこっちによこせ。
ワインはソーヴィニヨンブランを頼みましたらさくっと1本空きまして、
続いて赤の何かをもう1本頼みましたがもう覚えていません。
ソーヴィニヨンブランは多分サンセール ブラン 2010年だと思います。
実は2名がハロプロファンでベリキュ話をしたり、
将太の寿司における絶対食感話をしながら、
全5品+ボトル2本+グラス各1杯ずつ全てきれいに完食&完飲いたしました。
これで1人6,000円とは素晴らしいコストパフォーマンスです。
予約方法は以前と違い1週間前から受け付けているそうなので、
予約が取れたらメンバーを集めようと思っています。

【条件】
・好き嫌いがないこと
・ワインが飲めること(たしなむ程度ではない)
・肉が大好きなこと
・大食いなこと
季節ごとに訪れたい店がまた増えました。

2012年11月06日

来た来たドッペルゲンガー

姉とのシンクロ現象の数々は数あれど、
1年に1回会うか会わないかくらいの頻度になるとシンクロ現象はなくなるものでしょうか。
いいえ。
そんなことはありません。
先日こんなことがありました。
地元の新聞・新潟日報
『新潟マンガ王国』なる別冊が織り込まれているとの情報をツイッターで知りました。
新潟出身の漫画家がふるさとへの思いを語るという内容らしいのですが、
漫画家が多いと言われる新潟県のことですからその顔ぶれも豪華なのです。
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表紙でこれだけいるのよ
これは欲しい。
永久保存版にしたい。
しかし都内では手に入らない。
かといって姉の家も新潟日報は取っていない。
はてどうしたものか。
そう思うやいなや姉にメールを送りました。
「新潟県内の蔦谷書店で店頭配布しているそうなので貰いにいってはくれまいか」
しばらくして姉から返信が来ました。
タイトルは「キモっ」で、添付画像は上記の表紙画像でした。
通っているジムで配布していた別冊新聞を一つ持って帰ってから
わたくしのメールに気づき見てみると、
自分が持って帰って来たものを妹が欲しがっていたので、
偶然過ぎて恐ろしい、そして気持ち悪い。
そういう意味のメールが来ました。
離れていてもシンクロ現象は続いていくようです。

2012年09月17日

Gare de Lyon

夫と息子が不在の間に何か美味いもの食いてーということで、
友人と八丁堀にあるビストロへ行ってまいりました。
お店はGare de Lyonです。
お店は友人がいくつかピックアップしてくれまして、
その中に以前予約が一杯で断られたことのあるGare de Lyonがありました。
せっかくだからそこへ行きたいとなりまして、めでたく予約も取れました。
店は小さく、人が1人通れるくらいのスペースを開けて
テーブルがセッティングされています。
壁には価格の書かれたボトルがずらり。
反対の壁にはメニューの黒板。
予約テーブルにはわたくしの名前の書かれたメッセージカードがありました。
料理を食べる前から期待ができそうです。
まずは前菜とすぐ食べられそうなものを頼みます。
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鯵となすのタルタル
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もつ煮込み
ぐわー。
タルタルうめえ。
ナスと鯵って好相性なんですね。
ビストロでもつ煮込みってありなのか。ありでした。
このもつ煮込み、甘いんです。
何の甘味かと思ったら黒糖を使っているそうです。
あと八丁味噌とポートワインと赤ワイン。
これはご飯にかけてもいける味でした。
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田舎風パテ
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ピクルス
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鴨の胸肉のロースト
肉食いてーと肉モードにスイッチが入りまして、
煮込み、パテ、最後に鴨まで頼みました。
この鴨が美味しかったのです。
しっとり柔らかくてぱさつきが全くありません。
散々酔っ払っているのにペロリと平らげました。
こちらはワインを飲まない方はお断りの店だけあって、
たくさんガブ飲みできるようにボトルの方が安いです。
注文した料理に合いそうなワインを、
こちらの好みと値段はこのくらいでと伝えて出してもらいました。
ソーヴィニヨンブランとリースリングが出てきた記憶はありますが、
何せこの日は2人で3本も開けたものでしこたま酔っ払いまして、
いつも以上に覚えておりません。
気のおけない友人とおしゃべりに花を咲かせ、
美味しい料理と酒を楽しむ時間は至福の時です。

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