2010年08月31日
少し前の話ですが、
銀座のヴァニラ画廊で開催されていた
田亀源五郎展に足を運んでまいりました。
夫不在の日が続き極楽極楽とか言ってたものの、
息子がいつも一緒のためヤバめのことはできず、
田亀先生の個展終了の時期がじわりじわりと近づいていた8月半ば。
明日明後日で個展が終わるのでどうしても見にいかねばと、
近所の住民様にベビーシッターをお願いしました。
まあこのベビーシッターも翌日同じ田亀先生の個展に行くんですけどね。
それはおいといて。
ゲイ漫画の第一人者・田亀先生の個展。
ヴァニラ画廊の展示セレクトは素晴らしい。
ここの展示スケジュールはこまめにチェックしておかないと、
展示が終わってから悔やむことがよくあるのです。
いつか四谷シモン展をやってほしいなあ。
田亀先生は、熊系の男性をよく描かれまして、
この個展でも、寿司屋のような角刈り、ずんぐりむっくりなマッチョな体型、
ヒゲが備わった絵がたくさん飾られていました。
中でもSMらしい陰惨とした内容の漫画の上で、
アメリカ西海岸の明るさを持ったピンナップ風ポートレートが
陳列されていて対照的でした。
あまりこの手の話を好まない方もいらっしゃるとは思いますので、
作品に関してはこのくらいで。
わたくしが行った日には、地下足袋姿の東方力丸さんがいらしていましたが、
翌日訪れた珊瑚kyさんの時は、田亀先生がいらっしゃったそうです。
いいなー。
2010年08月22日
友人夫妻が吉原に引越したのは去年だったでしょうか。
なかなか行くタイミングが合わずにいましたが、
ようやく遊びに行ってまいりました。
吉原という地名はもうありませんが、
昭文社の地図で見ると、観光名所・施設等に使う赤字で
しっかり『吉原』と書かれています。
友人宅は吉原の外れの方ですが、
向かいにはしっかりソープがあります。
それを気にしなければ、車の騒音もない大変静かな住宅街です。
近所を散策してみると、
喫茶店とは違う雰囲気の喫茶店をちらほら見かけます。
どの店も共通して言えるのは、
珈琲が500円であること、店名が喫茶店らしくないダサめのネーミング、
店内が見えにくいなどが挙げられます。
友人に聞いてみると、これは風俗の情報喫茶だそうです。
ここでどの店がいいのか、どんな娘がいるのかをリサーチして、
店を見つけるのだそうです。
つまり吉原インフォメーションセンターでした。
なるほど。
勉強になりました。
この日は息子連れでしたので、吉原のど真ん中に行くことは控えましたが、
次回、息子なしで、吉原大門方面を散策したいと思います。
さて、吉原を後にして、向かった先は浅草ホッピー通りです。
こちらで、『浅草を浴衣でぶらりツアー』の皆様と合流しました。
わたくしと息子以外は皆様浴衣。
風情もへったくれもなくてすみませんでした。
ホッピー通りで軽く飲んでから、浅草演芸場で寄席を見ることになりました。
息子に寄席はわからないだろうと思い帰ろうとしたら、
息子から「見たい!」とリクエストが入りました。
入場料払って、面白くないとか帰りたいとか言われたら
たまったもんじゃありませんから、
大人しく見ることを約束させ、見ることにしました。
さあここでパッカーメンバーの腕の見せ所です。
寄席終了まで1時間半であること、
大人7名+幼児1名の大人数であることから値切りました。
そしたら受付の方が快く割り引いてくださいました。
こういうところでも値切り交渉は有効だったのですね。
だてに今日のメンバー、世界放浪をしていません。
インドのリキシャに数ルピーをまけてもらう以上の金額でした。
息子とわたくしは前から3列目くらいに座ります。
この日のテーマは男と女の恋愛沙汰。
場所が場所だけに吉原の話がありました。
すでに始まっていた落語を聴きながら、息子が笑っています。
笑いの場所も間違っていません。
落語のオーバーな言い方がはまっているようです。
落語よりも漫談の方が大爆笑で、
演者も大喜びして、舞台から息子に話しかけてくださいました。
「小さい子に笑ってもらえるとは嬉しいもんだねえ。
やる方にも張り合いが出るよ。お嬢ちゃんいくつだい?」
やはり女児に間違えられました。
髪型が悪いのか。
漫談の後のマジックも、息子にはとても素晴らしい催しで、
結んだはずの紐がはらりと解ける様子や、
何も入っていない紙袋から次々と大きな箱が出る様子が
不思議でたまらなかったようです。
落語の合間合間に、息子の目が覚めるような出し物があるので、
全く退屈せずに見終えました。
最後の幕が下りると、
「あー、面白かったねー!」
と会場中に聞こえる声で感想を言う息子が
少し誇らしく思えた日でした。
2010年08月16日
長い夏休み。
息子にとって何か一つでも成長できるものを作ってほしいと、
過去、折り紙、箸の練習などに取り組んで参りましたが、
今年はボードゲームやトランプを覚えようということにしました。
DSでピコピコやって視力が低下するよりも、
生で人と対戦して、会話をしながら駒を動かすことを覚えてほしいと思ったからです。
それと海外でチェスやバックギャモンができると相手に困りません。
とか書いてみましたが、わたくしチェスはできません。
将棋もできません。
ですので、これを機に息子と一緒に覚えようではないかと。
で注文したのがコチラ。
↓
オセロゲームプラス11
オセロの盤面に別のゲームのシートを置けば
そのゲームが11種類もできるという優れものです。
オセロの他に将棋、囲碁、五目並べ、チェス、ダイヤモンドゲーム、
バックギャモン、チェッカー、ソリティア、マンジ、ゴールドラッシュ、
フォックス&ヘンズができます。
マンジとかフォックス&ヘンズとか知らないなあ。
ひとまず息子にオセロ、ダイヤモンドゲーム、ソリティア、
バックギャモンを教えましたが、
バックギャモンがかなり難易度が高く、覚えられないようです。
オセロとソリティア、ダイヤモンドゲームくらいが丁度いいみたいです。
あと五目並べか。
将棋に行き着く前に夏休みが終わりそうです。