2011年03月02日

ビストロ・ダルテミス

代々木にあるビストロ・ダルテミスに行ってまいりました。
長髪ドレッドの知人との会食です。
知人はこの頭でお子さんの入学式に出席されるそうです。
こんな親御さんが近所にいてくれたら、
わたくしも小学校であぶれることがないだろうに。
はい。本題。
シェアしてあれこれいただきました。

dartemis01.jpg
フランスのビール・1664
実はこの日はガージェリーの二次会の翌日でして、
前の晩にビールを飲んでいたものですから、
この日はノンアルコールにするつもりでしたが、
せっかく1664があったので頼んでみました。
ピルスナーらしいすっきりした喉越し。
やや軽め。苦味も少ないかな。
ライトなビールが好きな人にはいいかも。
嘘。適当に書いてます。
dartemis02.jpg
サーモンの燻製
前菜のこのサーモンが激ウマでした。
ジューシーな燻製です。
ほのかに温かくて、上のサワークリームをつけていただきます。
激ウマ認定。
dartemis03.jpg
豚のガレット
ガレットってクレープのことではなかったのですね。
豚足、バラ肉のコロッケみたいなものでした。
サーモンの燻製の鮮烈な記憶に圧倒されて、ガレットの記憶が曖昧です。
いえ、美味しかったのですよ。
それは本当。
dartemis04.jpg
カスレ 鴨のコンフィと自家製ソーセージ添え
はいはい。
カスレを作りたいがために、
鴨脂を探し回っているわたくしがやってきましたよ。
ラミティエでてんこ盛りの鴨のコンフィが頭をよぎりましたが、
ここはそこまで量は多くありません。
おかげで完食できました。
冬はカスレを食べる幸せを味わうためにあるのです。
dartemis05.jpg
鱸のポワレ ブイヤベース仕立て(だったはず)
ブイヤベースが美味しかったです。
魚介類のスープというのは、何を入れても美味しくなるのはどうしてでしょう。
骨が多い魚ほど美味しい出汁が出ますし、
ここに甲殻類と貝のエキスが合わされば無敵の美味さができあがります。
魚介類万歳。
dartemis06.jpg
クレームダンジュ
ふわふわクレームダンジュにベリーソースがかかっています。
というかですね、またしてももう一品のデザートの方が美味しすぎて
味の記憶がないのです。
dartemis07.jpg
塩キャラメルのブリュレ
こちらがそのデザートです。
かなり焦がしているのか苦味が強めです。
その苦味がたまらなく美味しいのです。
昔だったら食べられなかったかもしれない苦味。
キャメルにしろ、ゴーヤにしろ、
子供の頃は嫌いだった苦味が美味しく感じるようになるなんて、
年を重ねることも悪いものじゃありません。
こちらはワインの種類が豊富です。
夜はアラカルトをつまみながらワインを楽しむのも、
昼間とは違った雰囲気で良さそうです。
再訪決定です。
ご馳走様でした。

2011年01月30日

伊賀の町・其の弐

痛車を堪能した後は、忍者を堪能します。
何故ならここは伊賀の町。
なんといってもNINJAは世界の共通語ですから、
日本人としてここは押さえておかないと。
とうことで伊賀流忍者博物館に足を運びました。
時間の都合で忍術ショーは見れませんでしたが、
忍者屋敷は見学できました。
見学者の数がそれなりに集まると、
案内人のくノ一的なお姉さんが屋敷内に隠された仕掛けを見せながら、
奥へ奥へと案内する仕組みです。
まず最初に見た仕掛けは隠し扉です。
一見普通の襖ですが、
襖の片側を叩くと、回転扉の要領で襖がくるりと回転します。
これをお姉さんが実演してくれた後、
「どなたかやってみたい方いらっしゃいますか?」
「はいっ!!」
真っ先に挙手したのは最前列に座っていたわたくしでした。
だって誰も挙げないんだもん。
先程のお姉さんのやり方を見て、頭の中でイメージトレーニングします。
手で襖を叩き、素早く体を回転させて、
丁度180度になったところでぴたりと止める。
この止め具合がぴたりとしないと、
襖が揺れ動くのでここだけは気をつけないと。
さあ実践です。
お姉さんの合図で回転します。
ぴたり。
しっかり止まりました。
イメトレ成功。
その後続けて子供と若者が挑戦していましたが、
あの止め具合がもう一つでした。
って別に忍者評論家でもないのに言ってみました。
その他にも板張りの一枚を外すとそこが刀を隠す穴になっていたり、
こちらからは見えないけど監視ができるようになっていたり、
あれこれ見ていると戸隠の忍者村を思い出しました。
あそこも面白かったです。
敷地内の資料館では、鎖帷子(くさりかたびら)を試着させてもらいました。
DQで言うと、くさりかたびらははがねのよろいを買うまでの
中継地点みたいな印象でしたが、これが貴方重いのなんのって。
重量20kgです。
これを身に着けて塀を乗り越えたり、走って逃げたりは無理です。
そんな軽快な動きはできません。
いや、忍者ならできるのか。
思い描いていた防具と現実では、
かなりかけ離れていることが判明した瞬間でした。
そうそう。
伊賀市立上野西小学校の建物が格好良すぎて、
思わず息子を入学させたくなりました。
木造建築ですが設備は新しく、屋根が瓦です。
松の木、瓦、木の建物の3つで日本のお屋敷っぽくなっている小学校。
鶏の飼育小屋まで格好よかったです。
コチラコチラに画像があります。
伊賀いいな。