2012年11月06日
姉とのシンクロ現象の数々は数あれど、
1年に1回会うか会わないかくらいの頻度になるとシンクロ現象はなくなるものでしょうか。
いいえ。
そんなことはありません。
先日こんなことがありました。
地元の新聞・新潟日報に
『新潟マンガ王国』なる別冊が織り込まれているとの情報をツイッターで知りました。
新潟出身の漫画家がふるさとへの思いを語るという内容らしいのですが、
漫画家が多いと言われる新潟県のことですからその顔ぶれも豪華なのです。
表紙でこれだけいるのよ
これは欲しい。
永久保存版にしたい。
しかし都内では手に入らない。
かといって姉の家も新潟日報は取っていない。
はてどうしたものか。
そう思うやいなや姉にメールを送りました。
「新潟県内の蔦谷書店で店頭配布しているそうなので貰いにいってはくれまいか」
しばらくして姉から返信が来ました。
タイトルは「キモっ」で、添付画像は上記の表紙画像でした。
通っているジムで配布していた別冊新聞を一つ持って帰ってから
わたくしのメールに気づき見てみると、
自分が持って帰って来たものを妹が欲しがっていたので、
偶然過ぎて恐ろしい、そして気持ち悪い。
そういう意味のメールが来ました。
離れていてもシンクロ現象は続いていくようです。
2011年02月28日
皆様ごきげんよう。
しばらくぶりですこと。
またしてもブログの更新が滞ってしまいましたわ。
いえね、夫が2週間不在でしたり、息子の卒園&入学準備や、
家の小改造に勤しんでおりましたら、
2月も終わりになってしまいましたの。
「せめて2月中に更新を」と思っていましたけど、
よく考えたら2月って28日で終わりですのね。
溜まり溜まったネタは心機一転、明日から更新することにして、
今日はこんなお話などいかがかしら。
2/25(金)~2/27(日)まで越後湯沢で
ビール→温泉→雪遊び→『水曜どうでしょう』の天国無限ループをしておりました。
日曜の午後にこの天国から脱出する予定でしたのに、
15時出発の予定を延期
↓
20時台の新幹線に乗るべくチケットを買いに駅へ
↓
帰宅すると息子が腹痛のためダウン。ここで延泊決定
↓
チケットを払い戻し(手数料あり)に再び駅へ
↓
えきねっとで20%OFFチケットをチェックし空席を確認
↓
チケットを買わずにうっかり寝る
↓
起きたら朝
↓
前日までの購入が条件のえきねっと割引が買えない
↓
息子にアホと言われる
↓
「えきねっと割引のためにもう一泊するか」という悪魔の囁きが
↓
そこへ車で東京へ戻る救世主登場
↓
便乗させていただく
↓
越後湯沢より寒い東京に帰還しガクブル←今ここ
という感じで山あり谷ありの越後湯沢脱出劇となりましたのよ。
来月も行きますわ。
でもここに寄ったら新潟まで辿り着けないのが悩みの種ですの。
2011年01月28日
幼稚園のお母様から絵本を何冊か借りました。
その中で息子が特に気に入ったものが、
『さかさことばでうんどうかい』という絵本でした。
これは動物達の運動会のお話と書いてしまえばそれだけなのですが、
文章全てが回文で構成されているのです。
例)
・きめわざきまり とりまきざわめき
・できる やれば ねばれ やるきで
・たまに がにまた
・ねると ふとるね
上記の回文はほんの一部で、競技毎に回文で実況され、
最後の表彰台のシーンまで回文でした。
回文だけで1冊の絵本が出来上がるとは圧巻です。
素晴らしいのは文章だけではありません。
登場する動物達も大変ユーモラスです。
目が回るトラや、新体操をするがにまたの馬、
跳び箱を飛ぶにわとりとことりとわに(回文)などが、
躍動感あふれて描かれています。
この回文の話を姉にしたところ、
「肉の多い大乃国という回文を口にしました。
昔、私が姉に教えたとのことですが、
そのエピソードはすっかり忘れていました。
2009年12月19日
もうすぐ幼稚園も冬休みに入ってゆっくりできそうな時期に
とんでもないことが起こりました。
幼稚園が終わると、園児達はいつものように山のある公園を登ったり降りたり、
あちらこちらで探検をしています。
年少の頃は探検に行ったまま戻ってこないと悪いので、
金魚の糞のようについて回っていましたが、
今は親達のいる場所へ帰ってくることを覚え、
そこまで走り回ることはなくなりました。
その日も園児同士2人で山を登って行った息子の姿を見届け、
しばしお母様と話しておりまして、
戻ってこないからちょっと見てこようとわたくしも登ったのですが、
息子はいません。
幼稚園の庭や、他に園児が集まっている場所を覗きましたが、
息子とお友達の姿がありません。
そこへ同じように息子さんを探しているお母様に出くわしまして、
3名を探すことになりました。
おおかた箱根山に登っているのだろうと階段を登りましたが、
頂上にはいません。
あたりを見回し、大声で名前を呼びながら公園で行きそうな場所を探しますが、
いません。
一緒にいなくなったお母様達もまだ見つけられないということで、
他のお母様方にも手分けして探してもらうことになりました。
電話で『○○を探した。今度は××へ行く』と連絡を取りながら、
必死の捜索です。
自転車で早稲田の文学部方面や公園内のトイレも探しますが、
いません。
明治通り側の公園も探しますが、いません。
すると新情報が回ってきました。
国立医療センター前の警備の方が子供3人組を見たというではありませんか。
すでに公園を出ていったようです。
そうこうしているうちに1時間半が経ち、
辺りも暗くなり始めてきたので、
交番のアドバイスに従って110番することにしました。
その後も捜索を続けようと自転車で自宅方面に向かっている途中に
見つかったとの連絡が入りました。
一緒にいなくなったお友達の家の前で3人で遊んでいたそうです。
もしやと思った幼稚園のとあるお母様が自転車で見に行ったところ、
楽しそうに遊んでいたとのことです。
その知らせを聞いて安堵すると同時に、怒りが湧き上がってきました。
その怒りのパワーを動力に、
7%勾配の箱根山通りを人力自転車で登りきりました。
毎日怒っていれば電動自転車も不要です。
そして、息子を含めた園児3名を1人のお母様がタクシーで迎えに行き、
幼稚園に連れてきて、身柄確保後110番で通報解除をすることになりました。
それまでは交番の方の簡単な事情聴取です。
心配で心配でハラハラしていた母達とは裏腹に、
幼稚園に戻ってきた息子達の顔はキラキラしていました。
手にはそれぞれグレープフルーツや、メジャー、
ガチャガチャの空きケースを持っています。
とてつもない冒険をしてきたようで満足顔です。
しかし交番の方から『子供だけで出かけてはいけない』
というようなお話していただき、
次に担任の先生、主任の先生からお話していただき、
さすがに息子達も悪いことをしてしまったと思ったようで、
しょんぼりしています。
「家に帰ったらこってり絞ってやるから覚悟しとけよ、このやろー」
と心の中で思いながら、お母様達とお別れしました。
それなのに息子は自転車で寝てしまいまして、
そのまま21時頃まで死んだように寝ていました。
ルートを見ると2km近くを歩いたようで、
相当疲れたのでしょう。
息子が起きて落ち着いたところで、
わたくしも頭ごなしに叱ることはやめて、
言葉を選びながら諭すように話しました。
するとそれまで泣かなかった息子の目に
涙が溜まっていくのがわかりました。
息子もわかってくれたようです。
年少時に脱走御三家と言われていた息子。
他の2名は御三家から抜けたのに、息子だけが今も現役です。