2013年09月30日

大人の食育 流しめん

大人の食育なるイベントに参加してみました。
このイベントは毎回子供も一緒に楽しめる企画でして
この度お誘いいただきましたので、
会場であるドイツ文化会館内にあるドイツパン・ウィーン菓子のお店ノイエスにお邪魔しました。
店内は赤を基調とした模様のオサレ壁にシンプルな木のテーブルと椅子。
そしてソファー。
ウィーンはハンガリーにこんなお店があったなあ。
そんなヨーロッパな雰囲気のお店で、日本の屋台メニューが食べられました。
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お祭りメニュー
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ビールとワインの注文はこちらで
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スワンレイクのクリスタルエール
息子には屋台メニューを与えている間にわたくしはおビールの時間。
8月は八重洲のスワンレイクパブ・エドにちょこちょこお邪魔しておりました。
炎天下の中、辿り着いて1杯目に飲むビールはクリスタルエールが多かったです。
柑橘系のアロマを感じる爽やかな飲み口です。
ホップはアマリロを使っているようです。
小麦麦芽も使用しているからさっぱりしているのかな。
これ以外にアンバースワンと越乃米こしひかり仕込みもありました。
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ちゃんと竹で流してます
中庭に設置された流し麺装置です。
流す麺は素麺、そば、スパゲティ、うどん。
ここに時々かにかまチャンスタイムが舞い降ります。
そしてつけだれがカレー、トマト、ゴマダレ、明太マヨなど豊富で、
ミックスしても美味しいですし、何よりこういうのは子供が喜びます。
ドイツ文化会館だけど局地的に日本の風流を感じます。
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エア流し麺
息子が突如エアで流し麺を取る素振りを始めました。
次の流しに備えて入念なフォームチェックの模様です。
箸を水中に差し込み、素早くカップに挿入し、すぐさま口に持っていく。
この一連の動きを一定のリズムに乗って繰り返します。
この様子を見ていた主催者の方から
「普段の教育がよくわかりますね」
との感想をいただきました。
ありがとうございます。
こんな息子を見ながらわたくしはこちらの画像が思い浮かびました。

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鮭が来たらこうっ!! 鮭が来たらこうっ!!

流し麺以外にも子供向けにお菓子のつかみ取りがありました。
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ふがしのみ集め中
息子はふがしが大好きでして、
うまい棒には目もくれず必死にふがしだけを集めていました。
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再びふがしのみ
自分の取りやすいようにふがしを一極集中させて両手でごっそり取りました。
こんなずるい手を使うことを許可してくださってありがとうございました。
おかげさまで9月一杯のおやつはふがしばかりで幸せそうでした。
安上がりな子です。
息子と一緒に出かけて文句を言われることなく過ごせたことは奇跡に近いです。
それもこれも子供心をくすぐるコーナーを設けてくださったことに尽きます。
どうもありがとうございました。
次回のイベントも楽しみにしております。

2013年09月16日

ビアテイスター試験

これまでビールをあちらこちらで飲み続けてまいりましたが、
せっかく好きになって少しは知識が増えてきたビールの世界に
もう少し踏み込んでみようと思いまして、
日本地ビール協会のビアテイスター認定試験を受けてまいりました。
日本地ビール協会によりますとビアテイスターとは、

ビールの味わい方や味・品質・スタイルの評価方法などについての知識と官能評価(テイスティング)の基礎的な能力があると認められた方に与えられる呼称資格です

だそうです。
ビールは大まかに分けて日本の大手メーカーが出しているラガー、
ここ数年勢いのあるクラフトビールの主流であるエールがありますが、
その中でも更に種類が細分化されています。
それらを体系的に学ぶにはもってこいの講義と試験でした。
とはいえ6時間の講義の後でテイスティングも含めた筆記試験。
朝から緊張感を保ち続けて1日を終えるとそれはもう脳も疲れました。
正直に言いまして合格するか自信がありませんでした。
講義中のテイスティングの練習時のことです。
目を瞑って鼻先にオフフレーバー(ビールにあってはならない香り)の入った
カップを近づけてもらい、それを当てるという練習を隣の方とすることになりました。
相互練習の前は、
まず自分でやってみてカップ全部の香りそれぞれがわかりました。
それがいざ相手に持ってもらうと途端にわからなくなりました。
だってその人手首に香水をつけてるんだもの。
香水の香りに支配されてオフフレーバーなんか全然わからない。
それでも何とかその女性らしい華やかな香りの中からオフフレーバーを嗅ぎわけ、
言い当ててみるも、見事に総ハズレ。
フローラルを避けてオフフレーバーをキャッチしたいのに
またフローラルが横入りしてきます。
バーゲンでお目当ての商品を手に入れるために
おばちゃん達をかきわけるけれども
横から新たなおばちゃんがまた入ってくるみたいな繰り返し。
おばちゃんを次々にぶん投げても、
ニューおばちゃんがわらわらと発生してくる様をご想像ください。
そんな感じでオフフレーバーではなく延々とフローラルが邪魔してくるんですよ。
オフフレーバーはどこなのー。
3回くらいやってみてハズれると、もう香水のせいじゃなくて
わたくしの鼻がイカれてるのではなかろうかと思いはじめました。
現にもう自分自身で試してみても、当てられないのです。
一方、そのお相手は見事に全問正解。
この時のわたくしの穴があったら入りたい感は、
会場にいた誰よりも高まっていました。
香水なんかつけてくんな。
つか、テイスティングがあるのをわかってつけてくる意味がわからない。
・・・以上のようなことがありまして、
イカれた鼻のおかげでテイスティング試験に自信がなかったのです。
そんなこともありましたがめでたく合格いたしました。
イエーイ。
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よく頑張りました

2013年06月08日

直近シンクロ現象・其の壱

都築響一さんの『珍世界紀行』を熟読中に、
息子がこの本を知っていると言い出したので耳を疑いました。
学校の図書館にはないわよねーと思いながら聞いてみると、
以前夫が借りていたのをチラ見したらしいです。
これまでも時期を隔てて偶然お互いにNHKドキュメンタリーのドイツの屠畜から肉加工までのDVDを借りてきたり、
ディアゴスティーニのMURDER CASEBOOKの愛読者だったりしましたから、
このシンクロ現象も承知の上ではありますが、
その昔、夫と共通の友人に「2人とも死体が好きだから」という括りにされたことが
ふと脳裏に浮かんだりなんかして。
さてさて、こちらの中身は拷問、エロ、解剖、歴史、宗教などを
テーマにした博物館が満載。
息子も読みたがっておりますが、内容が内容だけに時期尚早です。
しばらくは手の届かぬ所に隠してこっそり読まねばなりません。

2013年05月22日

カードマジックに夢中

GW最終日。
新潟から戻ってきたわたくしを待っていた息子が成長していました。
背が伸びたとか、頭が良くなったとかそういうことではなく、
カードマジックができるようになっていたのです。
それも中々のカード捌きが身についているではありませんか。
帯状にカードを広げるリボンスプレッドや、
広げたカードをウェーブのようにひっくり返すリボンスプレッドターンオーバーが
できているのです。
これには驚きました。
毛布をマット代わりにテーブルで一生懸命練習している様は、
微笑ましくもあり、頼もしくもありました。
さて息子が大好きなマジシャンはふじいあきらさんです。
口からトランプを出す姿をTVで見かけた方も多いのではないでしょうか。
息子はふじいさんのDVDを見ながら練習していました。
試しに学童でカードマジックをやってみせたらやんややんやとなりまして、
自分にも自信がついたようです。
息子は手先が器用らしく、折り紙やらあやとり、けん玉が得意です。
ここにカードマジックも加われば、どれか1つは芽が出るかもしれません。
それならば息子を導いてみようかしら。
どこかでクロースアップマジックが見られる場所はないものかと探してみましたら、
なんとふじいさんが月2回レクチャーをやっていることがわかりました。
それも偶然にも調べていた日の夜に開催されるのです。
これはもう是非とも息子を連れて行きたいとなりまして、
子供の参加OKを確認してから電車に乗って行ったのでした。
いきなりふじいさんに会えることになった息子は、
それはもう大変な喜びようでした。
サインを貰うためにDVDとペンを持って行くくらいです。
緊張しながら会場のドアを開けると、
昨日までDVDで観ていたふじいさんがいました。
総勢12名の参加者が自己紹介をして、それからレクチャーが始まりました。
マジックのよもやま話、他のマジシャンのテクニック披露、
マジックの見せ方、捉え方などの話をしながらのレクチャーでして、
息子には少し難しいところもありましたが、
皆様から気を使っていただいて、楽しい時間を過ごすことができました。
ふじいさんの実演は間近で観てもさっぱりわかりません。
そこにあるはずのボールがない。
コインがあるはずのない場所から出てくる。
相手の選んだトランプが当たる。
どれを観ても「何で?何で?」という言葉しか出てこなくて、
息子と2人で顔を見合わせただただ舌を巻くだけです。
これだけ騙される快感を覚えると、トリックは知らない方が幸せかもしれません。
ふじいさんの飄々とこなす姿勢と
マジックの確実なテクニックは何度観ても飽きないので、
次回はショーを観に行こうと思っています。
サインを貰いたいのに恥ずかしくて言えなかった息子を連れて。
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これが口からトランプ!
記念撮影までしてくださってどうもありがとうございました。

2013年05月20日

ケーキ屋で並ぶ経験

兵庫県は三田にそれはそれは有名なパティスリー、
エス コヤマがあります。
こちらの名物は小山ロールなるふわっふわのロールケーキでございます。
兵庫まで来たわけだし、ちょっと買いに行ってみるかとふらりと訪れてみたら
とんでもなく不便な場所でした。
最寄り駅は神戸電鉄公園都市線の最終地点のウッディタウン中央駅でして、
お店はそこから徒歩20分ほど。
微妙な距離なのでバスの方がいいかもしれません。
お店周辺は新興住宅地らしい整備された道路と新築の家ばかり。
その中にある店に着くと長蛇の列が。
車で買いに来る方のための駐車場には警備員が配置され、
ケーキ屋の列には待ち時間と最後尾を知らせる店員さんがいました。
40分くらい待つようです。
こちらのエス コヤマは、ケーキ以外にもマカロン専門店、チョコレート専門店、
カフェ、バームクーヘン工房、夏にはアイスクリームショップもあるようです。
新興住宅地の一角をコヤマグループのスイーツワールドが展開している様は、
かなりの見ものです。
そこに集まるお客も、車のナンバーを見る限りでは兵庫以外からやってきているようです。
2月にOPENしたというチョコレートのお店・Rozillaに入ってみました。
どこから入るのかさっぱりわかならない店構えでして、
他のお客さんに続いて入店できました。
二重扉の向こうは映画のセットのような作りがありました。
歯車、カカオのオブジェの中に陳列されたチョコレート菓子。
そのお菓子のパッケージデザインも一風変わったものばかりです。
ボンボンショコラのブースはガラスのドアで区切られていて、
温度&湿度管理を徹底しているようでした。
この店の出入り口が別々になっているのも、品質管理の一つなのでしょう。
チョコレート1つにここまでこだわり抜いたお店は一見の価値ありです。
お目当てのケーキショップの方の列は途切れることないままです。
ここまできたら食べずに帰れるかということで並んで買ってみました。
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クリームがとても美味しいシュークリーム
我慢できずに公園で食べてしまいました。
皮が硬くて食べ応えのあるシュークリームです。
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季節限定の苺のケーキ。クリーム大福みたいな感じだった気がする
とてもミルキーな大福でした。
と書きたいところですが、
実はこの時箕面ビールで飲んだ後で結構酔っ払っていました。
ですので美味しかったという漠然といた思い出以外覚えておりません。
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左からパッション、京番茶、ダニエル
お高いボンボンショコラまで買ったというのに、
上記に書いたとおり酔っ払っていたため詳細がわかりません。
ここからは自宅で食べたのでしっかり覚えています。

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オリジナル瓶っぽい小山プリン
柄の長いスプーンで食べるプリンです。
もっとたくさん買えばよかったと後悔しました。
お土産に良さそうです。
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これが噂の小山ロール。の箱
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これがふわっふわの小山ロール
小山ロールの素晴らしいところは、生地の美味しさだと思います。
ふわっふわでしっとり。
ぱさつきが全くありません。
クリームの中には栗が入っていました。
わたくしの好みから申しますと、
栗は季節ものですからクリームのみでも良いのではと思いました。
でも栗ファンには歓喜ですね。
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ショコラ・オランジェの箱。いちいちかっこいい
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絶品ショコラ・オランジェ
これも美味しゅうございました。
子供の頃は嫌いだったオレンジ×チョコの組み合わせが、
今ではこんなに美味しく感じるなんて。
これはウィスキーにも合うと思います。
ビールもホップの効いたIPAと組み合わせたら面白そうです。
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テリーヌ・ドゥ・ショコラヘッコンダの箱。真ん中が凹んでいる
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中身も本当に凹んでいる
このテリーヌが極上でした。
滑らかな絹のような舌触り。チョコの濃密な味わい。
薄く切って、濃い目のミルクティーや番茶によく合いました。
東京では滅多にお目にかかれないエスコヤマ。
兵庫に足を延ばした際には時間に余裕を持って行かれることを
おすすめいたします。

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