2011年12月01日

球状立体迷路

「息子が運動会の徒競走で1位になったら何か買う」という約束をしましたら、
まんまと1位になったので買うことになりました。
息子御所望の品はコチラ。

これはボールを転がしてゴールに進めるという単純な玉転がしゲームなんですが、
形からおわかりのように
球状の中をジェットコースターのようにルートが張り巡らせてありまして、
立体的にボールを進めて行かねばなりません。
空間的形状、平行性など様々な要素が組み合わさり、
ボールが落ちると正に「A-(あー)!!!」と叫んでしまうこと請け合いです。
学童クラブにこれと同じ玩具があり、息子がハマっているようです。
学童にあるんならそっちでやれよと思ったのですが、
近所のバーにも何故かこの迷路があり、
当然の流れでわたくしもミイラ取りがミイラということになってしまったのです。
酔っ払いながらやると更に面白さ倍増です。
先日我が家に突撃してきた従兄も酔っ払いながらやってました。
息子のお友達の御宅へ迷路を持参で遊びに行ったら、
お友達もすっかり気に入ってしまいサンタさんにお願いすることになった模様です。
junkitaさん家族とかも好きそうな気がします。
いや、これ大好きでしょ。

2011年08月27日

勝新化した息子

1学期のとある時期、息子がパンツを軽く湿らすことがありました。
軽くといっても1滴2滴ではなく、水が染みた状態は明らかでして、
これはもう間に合わずにちょろりと出てしまったのだろうということは
わかりきっておりました。
しかし息子に問いただすと、
「おしっこをする時にズボンにちょっとついただけ」
とか
「違う。手を洗ったら水がついた」
とか
「給食の時にこぼしたスープだ」
とか、よくもまあしゃーしゃーと言えるもんだと感心するくらいの
底の浅い言い訳をするのです。
ズボンを下げて事を済ませるのに、某ポジションだけピンポイントに濡れるのは何故?
胸くらいの高さにある手洗い場で股間だけ濡れるのは何故?
すでに18時を過ぎているのに、給食のスープがまだ乾いていないのは何故?
更に問いただしてみたところ、完全に開き直った様子で
「どうしてパンツが濡れてるのか俺が知りたい!」
とのたまったのです。
ちょっと大麻 in パンツ事件のインスパイア系?
君何歳?
やっぱりわたくしと同い年?
勝新についての英才教育を施した覚えはないのですが、
不思議な出来事です。
おまけ。
DSCF2187.jpg
学校に貼られていた息子の絵。ゾンビの絵らしい
ツイッターで好評だったので貼っておきます。

2010年09月16日

吉原炎上

ジュリーの源氏物語を探しに近所のレンタル屋に行ったら、
お目当ての物は見つからず、代わりに吉原炎上を借りてきました。
こちらは子供の頃、よく日曜洋画劇場でやっておりましたが、
内容が内容だけに予告しか観たことがなく、
自分用TVがなかった時代には視聴は不可能でした。
予告だけで充分エロでしたし、
「監督、五社英雄」というナレーターが
何ともいえない凄味を増していましたっけ。
そんな18禁ものも今では堂々と見れるわけですから、
年を取るのも悪くはないものだなどとほくそ笑みながら、
DVDを手にした次第です。
友人もオススメのこの映画。
西川峰子姐さんの狂いっぷりが素晴らしいとのこと。
確かに観てみると、
名取裕子と二宮さよ子の濃厚な絡みのラストの
電球素手割りはちょっと笑えたくらいで、
峰子姐さんの
「ここ噛んでーーーーっ!!」
の絶叫が他のどのシーンよりも勝っていました。
あの発狂シーンをこれでもかというくらい
延々と演じていた峰子姐さんのおかげで縫い物もはかどりました。

2010年08月18日

使う時期を逃したもの

ではここでクイズです。

panties01.jpg
これは何でしょう
箱にかかれたアラビア語はおわかりになるでしょうか。
数字の値段シールも貼られており、£10と書かれております。
panties02.jpg
取り出しました
わかりませんか。
ではヒントを。
これはエジプトのカイロで買いました。
さあどうだ。
わかりませんか。
では答えをどうぞ。

panties03.jpg
正解はパンツでした
panties04.jpg
しかもTバック
履いてみた方が立体的にわかりやすいとは思うのですが、
いかんせん隠せる部分が大変少ない刺激的なパンツです。
臨場感の味わえる下半身のトルソーなんて持ってませんし、
パンツの履いている感じがわかりやすそうな丸い球体もありません。
そうだ。
頭に被って、画像を反転させればいいんじゃね?
頭いいー!
ってことでしてみました。

panties05.jpg
履くとこんな感じです
さてさて話は9年前、カイロのサファリホテルにいた頃のことです。
パリに住んでいる妹の結婚式に行く途中で
カイロに立ち寄ったという清楚な女性に、
すごく素敵なパンツ見つけたので、
それを買いに行くから一緒に行かないかと誘われました。
アラブ世界で生きる女性はアバヤを被る人が多く、
おしゃれができない外見と違って、
その内部はド派手にしていると聞いていました。
市場に行ってもド派手な下着が売られていることで、
それがわかります。
そんな派手派手なアラブ世界の下着の中で、
日本の清楚な女性が気に入ったブツというものを見てみたくなり、
女性3名で行くことにしました。
歩いて数分のその店は、ディスプレイから派手派手下着でした。
中に入ると、the レースのパンツ、ポリエステルのテカテカパンツ、
股間に大輪の花の咲いているパンツなどなど、
日本ではあまりお目にかかれなそうなデザインです。
その中で例の女性の目に留まったパンツがありました。
それが上記の画像のパンツでした。
箱を開けて手に取ってみてみると、下着として全く機能してないパンツでした。
前隠しの部分は菱形編みのビーズ。
サイド少しと股間部分はファー。
残りのサイドがゴムでできております。
外出する時には黒い布ですっぽり覆われているけど、
それなら見せられない部分を派手にするという発想が
このパンツを生んだのでしょうか。
なんだかもう下着と衣装の境界線より完全に衣装に傾いています。
これはもうベリーダンスで履くしかないだろみたいなパンツです。
そんなあれやこれやの考えを言う間もなく、
わたくしを含む同行した2名は、このパンツに一目惚れしました。
「ファーの下着なんて見たことない!」
「このビーズ、超かわいい!」
「でしょー!」
そんな感じで3人ともお買い上げしました。
残念ながらお揃いのブラはありませんでしたが、
あったら3人とも間違いなく買っていました。
このパンツを教えてくれた女性は、自分の分とは別に、
妹さんの結婚祝いにパンツをもう一枚買っていました。
そしてこの女性が自分用に選んだパンツは黒でした。
「この清楚な女性が黒を選ぶとは・・・。
 やはり世の中見た目で考えちゃいけないのだ。
 彼女も夜には黒豹になるのね・・・」
などと思ったのも懐かしい思い出です。
と、ここまでは前説です。
最近コメントをよく書いてくださるituleさんが、パンツを売っていました。
そのパンツが可愛くていいなーと思っていましたが、
無理矢理履こうとして破れると恐いので買えませんでした。
で、ここ最近の裁縫熱が高まっているところへ
このパンツを思い出したものですから、
もしかしてパンツを作れるかな、なんて思い始めました。
だったらロックミシンがある実家にいる間に作ってみれば良かったのに。
バカバカ。イワンのバカ。
でもファーの紐、ゴム、ビーズがあれば、
なんとかこのファーパンツが作れそうです。
普通のパンツもコチラを参考にすれば作れるかもしれません。
パンツ作製スキルを身につければ、
股間に大輪の花を咲かせることも、
総スパンコールのパンツを作ることも、
電飾ピカピカパンツを作ることも夢ではなさそうです。
さすがにバザーには出せませんが、
まずは普通のパンツを試作してみようと思います。