2011年07月18日

上海チキンと担々麺

上海チキンなるものがお店の名物料理という、
大塚にある中国料理店・上海チキン 大塚 小閣樓に行ってまいりました。
大塚駅南口の商店街の路地にあるお店。
そこに入ると、入口からすぐに半地下状になっている階と、
吹き抜けの階段を登った2階とに別れています。
そこかしこに毛沢東のオブジェが飾られているのが大変気になります。
実用を兼ねたアンティークも飾られており、
昔の上海はこんな感じだったのかしらと思わせる内装です。
オーナーが独特の雰囲気でなんだか美味しそうな雰囲気を醸し出しており、
メニューを見たら胃袋を掴まれました。
ノートに毛筆で1ページにつき1メニューがどーんと書かれています。
書家メニューとでも申しましょうか。
1ページ丸々『麺』とだけ書かれたページもありました。
さてお待ちかね、料理画像をどうぞ。

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赤貝の紹興酒漬け
生ビールを頼んだら出てきた絶品お通しです。
何これ。超美味い。
赤貝を醤油と紹興酒に漬けたものです。
紹興酒臭さは全くなく美味美味。
冒頭からノックアウトされました。
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水餃子
小ぶりな水餃子。つるぱくっといただきました。
ホール係のお姉さん曰く
「水餃子も美味しいけど、ニラ饅頭も美味しいです」
とのこと。

名物・上海チキン
これこれ。
これが食べてみたかったのです。
皮はパリパリ。
でも中はしっとりジューシー。そして柔らかい。
下味が中まで浸透しているので、
手掴みで骨までしゃぶることをお勧めいたします。
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青菜の炒め物
青菜4種に加え、くわいが入っています。
日本のくわいではなく中国のくわいだそうでどうりで形がちがうはずです。
これまた美味しい。
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黒酢豚
中国の黒酢で作った蓮根入り酢豚。
ちょっと頼みすぎました。
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セロリのラーメン
これ凄かった。
白湯にセロリと巻貝の出汁が入って、そこにレモンを絞るとめちゃウマ。
あっさりしているので〆に最高です。
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担々麺
この担々麺にも衝撃を受けました。
今まで食べた担々麺とは違うコク・まろやかさ・山椒のキレ。
パクチーがまた良いアクセントなのです。
ここの担々麺が人生の中で一番好きかもしれない・・・。
どうしよう。
長年TOPだった新潟の瑞鳳が2位になったかも・・・。
帰省したら食べ比べないとです。
この日はもうたらふく食べました。
でもまた行きたくなったので後日再訪しました。
早いな。
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メンマのラー油がけ
赤貝の紹興酒漬けがまた食べたくてビールを頼みましたが、
この日のお通しは上記のものでした。
これはこれで美味しいけど、赤貝の方が断然美味しかったです。
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黄ニラともやしの炒め物 金華ハム入り
金華ハムウマー。
金華ハムの出汁は黄ニラともやしのあっさりテイストに奥行きを加えます。
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ニラ饅頭
酢醤油をかけようとしたらオーナーから
「味が付いているのでそのままで」とアドバイスをいただきました。
確かにそのままで充分いけます。
美味しい。でも2個で500円はちょっと高いかなあ。
この日は上記の3品に加え、担々麺もいただきました。
同行者もあまりの美味しさに衝撃を受けていまして、
連れ込んだわたくしもしてやったりと思ったものです。
このお店の料理は美味しいです。
それに加えて、料理の出てくるスピードが異常に早いです。
麺類、炒め物は2,3分です。
この迅速さが中華らしくてますます大好きになりました。

2011年06月05日

真正と偽者

職場の人でジュリーファンがいました。
御年40代後半~50代と思われる方です。
もしかしてジュリー祭りにも行っているのかしらと尋ねてみると、
「勿論行ったわよー。ファンクラブにも入ってるもの!」
沢田研二のファンクラブに入っているなんて、
わたくしなんかよりも正統派マジなファンでした。
当然、9月から始まるザ・タイガースのメンバーとのライブにも行くそうです。
昔からずっとファンということは、
歌番組への露出が減った90年代以降の曲も知っているのでしょう。
わたくしのように露出しまくりの時だけのファンとは大違いです。
核の違いを見せつけられた気がしました。
そしてこのことをきっかけに、この職場の方に親近感を持ったのです。
ジュリー縛りでカラオケに行きたいです。
多分、夫か職場の方以外には理解できないカラオケになると思います。