2012年12月24日

アジアの台所風景を目指して

今日はクリスマスイブです。
ツリーなどの飾りつけもしなけりゃケーキも食べませんが、
息子のサンタさんからのプレゼントくらいは心配しています。
それでも年に1回の東京カテドラルのクリスマスミサには行こうかしら。

ここに干し肉をぶら下げたい
画像はローストチキン用の鶏を干しているところです。
ここにチャーシューやソーセージ、ベーコンを吊るしたいですね。
クリスマスプレゼントに発酵部屋が欲しいです。

2012年12月22日

KLでスパに行こう

今回KLに行くにあたりましてスパに行こうと決めておりました。
調べてみますと、KLはスパ天国らしいことがわかりました。
主な理由としては、
・日本より安い価格
・有名スパが多い(ex:マンダラ、スパヴィレッジ、アンサナなど)
・スパのプログラムが豊富
といったところでしょうか。
日本の1/3くらいでスパプログラムが受けられるなら、
福沢さんが減っても悔いはありません。
むしろ3倍喜ばしいです。
日程的にバンコクでスパを渡り歩いた時のようにははしごできませんので、
狙いを絞ってリッツカールトンのスパヴィレッジにしました。
ちなみに日本でリッツカールトンに足を踏み入れたことはございませんが、
マレーシアならそれが可能です。
KLですとマンダリンやリッツカールトンクラスのホテルも1万円台からありますので、
いつもの旅行に+αするだけでホテルとスパ両方を楽しむことも可能です。
それでは早速予約を取ろうとしましたら、
リッツカールトンから残念なお知らせが返ってきました。
「12/15まで改装工事のためスパヴィレッジは閉鎖中でございます」
熟考を重ねて選んだスパがあえなくボツになりました。
しかしそのメールの中には救い主様もいらっしゃいました。
「JWマリオット内に系列店であるスターヒルスパがございます。
 そちらのセラピストはスパヴィレッジと同じ研修を積んでおりますので、
 是非御一考ください」
出発目前に迫ったわたくしはこれ以上選ぶ時間的余裕もなく、
メールに従いました。
スパ当日。
予約時間の30分前に来るように言われておりました。
30分前になるまでホテルロビーでi Podでネットをします。
KLではフリーWi-Fiが多いのでi Podが大活躍でした。
そしてきっかり30分前に受付へ。
スパフロアに下りるともうよい香りが漂ってまいります。
外国のスーパーの洗剤売り場の香りとは全然違う
ナチュラルな芳しいアロマでございます。
きっと天国もこんな香しいのでしょう。
本日のメニューの確認と貴重品をこちらで預けます。
貴重品は貸金庫方式です。
携帯、財布、パスポートは入りますがハンドバッグは入らないくらいの大きさです。
支払いはこの時でも施術後でもどちらでもOKです。
貸金庫の鍵とロッカーの鍵を貰い、ロッカールームへ案内されました。
ロッカールームはロッカーがずらりと並び、トイレ、シャワールーム、
ドレッサーが完備です。
ロッカー内にはバスローブ、バスタオル、フェイスタオル、
スリッパが入っています。
ここで丸裸になってバスローブに着替え、スパルームへ案内されました。
本日のメニューはホットストーンでございます。
タイ、スウェディッシュ、バリニーズと
豊富なマッサージメニューの中から選びました。
ホットストーンと言えばセドナが有名です。
セドナはどうしてもスピリチュアルな印象を受け、
パワースポットだのヒーリングスポットだのに食指が動かないわたくしには、
心が動かないメニューになると思ったのですが、
バンコクで温めた塩の塊を身体に当てる施術を受けて
それが大変気持ち良かったことを思い出し、
局所的に身体を温めるホットストーンを選んでみました。
部屋に入り、丸裸でベッドに仰臥位になります。
身体にバスタオルがかけられ、
施術部位以外は覆われますので寒くはありません。
セラピストは丁寧な口調で、部屋の温度調節も適温。
快適です。
まずは軽い手のマッサージから入ります。
アロマオイルを塗りながら指先、手首、肘とマッサージ。
そして手首、肘の関節部分に石を置き、
顔、背中にも石を置きます。
石は思ったより熱くホッカイロよりは少し熱いくらいででしょうか。
身体の数箇所に石を置くと、
不思議なことにその部位以外もじんわりと温かくなっていきます。
石を置いた点と点が繋がって、線上の周囲がじわっと温かくなる感じです。
人間の体は不思議です。
表の施術が終わると伏臥位になり背中へと施術が移ります。
背中のホットストーンはわたくし思い描いたホットストーンセラピーでした。
背中の背骨に沿って石で軽くマッサージをし、
背中に置きます。
そして手にも石を握らせて点と線の効果が始まります。
じわじわ。
極楽です。
いつの間にやらうとうととしてきました。
すると眠りを妨げる出来事が。
隣の部屋でお客が入ってきまして、
そこで大きな声でスパメニューはどれにするか、
メニューの詳細はという内容の会話が続きました。
そんなのは前もって決めておけよというくらいでして、
せっかくほんわかとまどろんでいたのに台無しになりました。
うるせーなんてもんじゃありませんでしたわ。
最後の最後でケチはつきましたが、
全身ストレッチを経て90分のメニューは終了しました。
身体に塗られているオイルを浸透させるために、
シャワーは10分後と言われました。
そして水分をたくさ摂るようにとのことで
JWマリオット印のミネラルウォーターを貰いました。
至福の時を過ごせました。
着替え終わってホテルの外に出ると、体がじんわりと温まっているのがわかりました。
肌はしっとり。
そしてオイルの良い香りが全身から漂ってきます。
至福の時を過ごしました。
さてこちらのホットストーン。
日本で受けるとなるとサービス料込みで60分約22,000円。
それがKLではサービス料10%とTAX6%込みで約7300円です。
KLでスパ体験はオススメです。

2012年12月21日

2012年マレーシア食べ物画像

お待たせいたしました。
マレーシアの食べ物画像のお時間です。
今回の滞在では高級スパへ行ったり、
フルキッチン付のホテルに泊まったり、
ライトアップされたペトロナスツインタワーKLタワーを観ながら
屋上プールで泳いだりと何だかリッチなことをしていましたが、
往復airasiaでした。
勿論リュック1個ですし。
それでは食べ物画像をどうぞ。

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ナシ・レマ
ココナッツミルクで炊いたご飯に、最低限のおかずをつけたナシレマです。
ご飯にサンバル(インドのサンバルではなく、マレーシアの唐辛子ペースト)、
イカンビリス(小魚の揚げたもの)、ピーナッツ、きゅうりが基本スタイルです。
これにチキンをつけてみたのがこの画像です。
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キター!ドライワンタンミー
大好物のドライワンタンミーです。
チャイナタウンの冠記でいただきました。
青菜、ワンタン、チキンが載っていました。
唐辛子の酢漬けをぽりぽりかじりながら食べると、
マレーシアに来たことを実感させられます。
ドライワンタンミーは死ぬ前に食べたい料理の一つです。
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こちらはスープのワンタンメン
スープも美味しいですが、やはりわたくしはドライに心が傾きます。
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小腹が空いたらお粥です
同じくチャイナタウンの漢記でいただいたお粥。
朝食、夜食にお粥は最高です。
それほど好きではないピータンを食べられるのは、
友人作のピータン豆腐とお粥くらいです。
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ナシゴレン
もっとサンバルを効かせたナシゴレンが好みですが、
パラパラ具合はなかなかでした。
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一応ビリヤニという名前だけれど
わたくしの食べたかったビリヤニとは程遠いお味でした。
ハイダラバードのビリヤニを食べたいなら専門店へ行けということです。
色だけビリヤニ風。
チキンカレーは美味しゅうございました。
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ベスト・オブ・ワンタンミー
KLで必ず食べるジャラン・アローのワンタンミーです。
店の名前が毎回覚えられないので外観で辿り着きます。
ここのワンタンミーは豚の脂かすがトッピングされてて
それが大変美味しいのです。
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見た目ほど味は濃くなくてすんごい美味しい
ロット10のフードコートで食べた炒麺です。
あさりと海老入りでボリューム満点。
この色の濃さは中国醤油でしょうか。
調理過程を食い入るように見ておりましたが、
ボウルに作ってある合わせ調味料とラベルのないボトルの液体を使っていたので、
何の味付けかはさっぱりわかりませんでした。
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ようやくカレー
マスジットジャメ近くのジャランインディアのインド料理屋にて。
チキンカレーをいただきました。
正直に言ってそれほど美味しくはなかったのですが、
腹ペコだったこととインド料理に飢えていたことが相まって、
手近な所で手を打ってしまいました。
そうしましたらこの後に訪れたインド人街でバナナの葉っぱに乗ったミールスだの、
本格チェティナード料理の店を次々に出会いまして、
空腹に耐える修行が必要だと思ったものです。
今すぐ吐いてこっちを食べたいくらいでした。
次回のKL来訪時にはチャイナタウンよりも、
真っ先にインド人街へ向かうつもりです。
某ガイドブックにはマスジットジャメ付近がインド人街とありましたが、
こちらはマレー人街と言った方が正しいくらいのインド臭が薄いものでした。
ちょこっとインド雑貨屋はありますが、
生地屋や食べ物屋台はほとんどマレー人向けですし。
むしろKLセントラル近くのブリックフィールズがもろインドです。
ここ最高!

2012年12月20日

KLのクラフトビアバー

まさかKLでクラフトビールに出会えるとは夢にも思いませんでした。
イスラム教が国教のマレーシアですから、
ビールは周辺諸国よりも高いのは当たり前でしたし、
樽生が飲めてもせいぜいタイガーやカールスバーグやハイネケンだと。
はっきり言って舐めてました。
それがホテルの1階にビアバーを見つけた時には
歓喜の叫びを上げましたとも。
まだ開店前の店内を覗こうとガラスに手と顔をくっつけながら
黒板メニューを凝視しましたよ。
一目惚れです。
これがわたくしとTaps Beer Barの運命の出会いでした。
OPENは17時。
OPEN時間を指折り数えて17時過ぎにその日一番の客として
鼻息荒く乗り込みました。
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うわー!14TAP!
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胸が高鳴るメニューはこちら ※クリックで拡大
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壁には常陸野ネストビールのクロスポスター
何ですかこの店は。
マジなクラフトビールの店ではありませんか。
14TAPというのも凄けりゃラインナップも鼻血ものです。

・ノルウェイのNOGNE O
・デンマークのMIKKELLER
・イギリスのMEANTIME
・ドイツのWeihenstephaner
・スコットランドのBREWDOG
・ベルギーのBrasserie LEFEBVRE
・スコットランドのHarviestoun Brewery
・イギリスのthornbridge
個人的に気になったのがミッケラーとヌグネです。
瓶では飲んだことがあってもTAPは未体験です。
さてIPAが多目の中からどれを飲んだら良いかしら。
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thornbridgeのJaipur
インドのジャイプールと関係があるのかよくわからないこのビール。
1杯目からIPAだと飛ばしすぎかと心配でしたが、
つまみに頼んだナチョスと共にちびりちびりといただいたら、
ほろ酔い加減になりました。
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クリームチーズ、アボカド、サルサが美味しいナチョス
このナチョスは大変美味しゅうございます。
2度目の訪問時にも頼んでしまいました。
満腹になりすぎずビールのつまみに最適です。
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2杯目はミッケラーのIt’s Alive!!!
ここで8%のベルジャンストロングエール飲んだら一気に来ました。
お酒の神様降臨です。
あー幸せ。
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ラストはヴァイエンステファンのヴァイスビア
これを1杯目に飲むべきでした。
飲む順番が滅茶苦茶ですがまあそれも良い思い出です。
2回目の訪問時にはミッケラーのシングルホップシリーズのシムコーと
ミーンタイムブルワリーのIPAをいただきました。
IPAが好きなのでそればっかりです。
ポーターやブロンドエールよりもついついホップを求めがちです。
こちらのお店はオール430mlで値段はビールによって違いますが、
大体900円前後です。
それに加えてサービス料10%とTAX6%も入りますので、
日本と変わらないお値段になります。
マレーシアでこの価格はそれなりのお金持ちか
旅行者、駐在者しか入れないのではないでしょうか。
どうりで現地人よりも白人をたくさん見るわけです。
それにしても暑い国ではビールがひときわ美味しく感じます。
KLの夜の楽しみ方が1つ増えました。

2012年11月28日

2012年東京セミ会

今年も行ってまいりました。
8月恒例のセミ会へ。
今回は料理担当をお願いされまして、
公園でのセミの捕獲はそこそこにして他の料理担当メンバーと共に
調理会場へと移動しました。
セミの成虫を捕まえるのも楽しいですが、
どちらかというと日が暮れかけた頃に
地中より這い出てくる幼虫の捕獲の方が好みです。
飛んで逃げることはありませんし、おしっこをかけられることもありませんし、
何しろ可愛い。
しかし料理担当となると成虫を全員から集めてからそこで会場へ向かうため、
幼虫の捕獲ができません。
後ろ髪を引かれながら公園を後にしました。
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セミは洗濯ネットに入れる
今回はセミの成虫が不作でした。
虫捕り網もカゴも用意して行ったのに全然獲れない。
セミが少ないのというよりも
人間の手の届かない木の上の方に止まっているため獲れないという印象です。
上方からの鳴き声に余裕すら感じました。
どうしてみんな上にいるのかしら。
まるで毎年8月第1土曜日はセミ狩りがあるらしいよという情報が
セミ界に伝わっているんじゃないかと思うくらいに。
料理の素材はセミ以外にも蚕、カナブン、イナゴ、こおろぎ、
ジャイアントミールワーム、アリ、蛾の卵等色々ありますが、
今年はこんなのがいました。

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誰よ!こんなのを持ち込んだのは!
まあ昆虫ですけどね。
フサフサした毛がちょっと食感悪そうな気がします。
わたくしはカナッペ担当でした。
あ、タルティーヌと言った方がオシャレで美味しそうですね。
カルシウムが豊富なヘルシータルティーヌを作りました。

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ジャイアントミールワームとコオロギのタルティーヌ
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ほーら美味しそうでしょ
例年ですと、天ぷら、燻製、素揚げ、唐揚げと居酒屋的なメニューが中心でしたが、
今回は野菜と昆虫のコラボ料理になりました。
バゲットを焼いた人もまさか虫が載るとは思ってなかったでしょう。
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ジャイアントミールワームとイナゴの素揚げ
イナゴは足が硬くて、足だけ残してしまいました。
ジャイアントミールワームは生きているうちに手のひら一杯に載せて
その感触を楽しむとうっとりします。
素揚げにすると今度は味覚でうっとりします。
揚げるとスナックのようにさくさく食べられます。
まさにおつまみ感覚です。
ビールと合います。
さて去年はセミ会に韓国のTV局が来ていましたが、
今回は朝日新聞の取材が入っていました。
虫を片手に写真を撮ったり、インタビューを受けたりとした結果、
2ちゃんのまとめサイトに載りました。
広角レンズの端っこに映って歪んだ画像付きです。
コチラ。
いつも見ている痛いニュースに自分が載る日が来ようとは夢にも思いませんでした。
しかもすごい言われよう。
・かまきりみたいな顔
・ゲテモノ食いばばあ
・目がイッっちゃってる
昆虫を食べるという事柄に対する反応を客観的に見れたことは
プラスになりましたし、
昆虫食に抵抗がある人は多いということがよくわかりました。
だからといってそれを強制するつもりもないし、
毎日食べることもありません。
でも年に一度、網を持って虫を追いかけるイベントはやめられません。
また来年も参加したいと思います。

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