2013年06月08日
都築響一さんの『珍世界紀行』を熟読中に、
息子がこの本を知っていると言い出したので耳を疑いました。
学校の図書館にはないわよねーと思いながら聞いてみると、
以前夫が借りていたのをチラ見したらしいです。
これまでも時期を隔てて偶然お互いにNHKドキュメンタリーのドイツの屠畜から肉加工までのDVDを借りてきたり、
ディアゴスティーニのMURDER CASEBOOKの愛読者だったりしましたから、
このシンクロ現象も承知の上ではありますが、
その昔、夫と共通の友人に「2人とも死体が好きだから」という括りにされたことが
ふと脳裏に浮かんだりなんかして。
さてさて、こちらの中身は拷問、エロ、解剖、歴史、宗教などを
テーマにした博物館が満載。
息子も読みたがっておりますが、内容が内容だけに時期尚早です。
しばらくは手の届かぬ所に隠してこっそり読まねばなりません。
2013年05月30日
メガテンの新作・女神転生Ⅳが発売されたわけなんですが、
3DSなんてそんな文明の利器最新版なものは持っておりません。
よっしゃ、そんなら息子のモチベーションをあげるためにも、
3DSという人参をぶら下げて生活目標を達成させてみたら、
私も後ろめたいことはなくゲームを買えるわねと思い立ちまして、
息子と
『連絡ノートを1冊きれいに書き上げたら3DS購入』
という約束をしたのが昨年のことでございます。
これで3DSを買う口実ができたしめしめくらいに思っていた完璧な計画が、
ノート半分も行かずにあっさり挫折してくれたおかげで
3DSを買う理由がなくなってしまったわけでして。←今ここ
字が汚いからやり直しを1回だけならまだしも、
3回以上猶予を与えても殴り書き、ミミズ字が改善されないことが続きまして、
そりゃまあわたくしも怒髪天を突きますよね。
3DSなんか買わんわー!と。
もうね、メガテン歴20周年なんですよ。
初めてのプレイは夜に始めて朝までやってたという
初体験にありがちな興奮具合で一気にレベル20まで育てましたよ。
ペルソナとかデビルサマナーとかそういう派生作品にも手を出したり、
日本にいない間に出たマニアクスのプレミア価格に嘆き、
ストレンジジャーニーはレベル92まで育てていたのに
一瞬でデータが消えるという地獄を味わい2,3日仮死状態になったり、
アトラス本社前に行って胸をときめかせたりと
長い付き合いになっているゲームでございます。
それがプレイできない。
いかんせん3DSなんか買わんわー!と息子の前で公言した手前こっそり買えません。
やりたいのにやれない。
買いたいのに買えない。
本当は今すぐにでもゲオに飛び込んで
ゲーム本体とソフトをセットでまとめ買いしたい気持ちでいっぱいです。
ビールに費やしたお金で3DSなんていくつでも買えたのに。
2013年05月22日
GW最終日。
新潟から戻ってきたわたくしを待っていた息子が成長していました。
背が伸びたとか、頭が良くなったとかそういうことではなく、
カードマジックができるようになっていたのです。
それも中々のカード捌きが身についているではありませんか。
帯状にカードを広げるリボンスプレッドや、
広げたカードをウェーブのようにひっくり返すリボンスプレッドターンオーバーが
できているのです。
これには驚きました。
毛布をマット代わりにテーブルで一生懸命練習している様は、
微笑ましくもあり、頼もしくもありました。
さて息子が大好きなマジシャンはふじいあきらさんです。
口からトランプを出す姿をTVで見かけた方も多いのではないでしょうか。
息子はふじいさんのDVDを見ながら練習していました。
試しに学童でカードマジックをやってみせたらやんややんやとなりまして、
自分にも自信がついたようです。
息子は手先が器用らしく、折り紙やらあやとり、けん玉が得意です。
ここにカードマジックも加われば、どれか1つは芽が出るかもしれません。
それならば息子を導いてみようかしら。
どこかでクロースアップマジックが見られる場所はないものかと探してみましたら、
なんとふじいさんが月2回レクチャーをやっていることがわかりました。
それも偶然にも調べていた日の夜に開催されるのです。
これはもう是非とも息子を連れて行きたいとなりまして、
子供の参加OKを確認してから電車に乗って行ったのでした。
いきなりふじいさんに会えることになった息子は、
それはもう大変な喜びようでした。
サインを貰うためにDVDとペンを持って行くくらいです。
緊張しながら会場のドアを開けると、
昨日までDVDで観ていたふじいさんがいました。
総勢12名の参加者が自己紹介をして、それからレクチャーが始まりました。
マジックのよもやま話、他のマジシャンのテクニック披露、
マジックの見せ方、捉え方などの話をしながらのレクチャーでして、
息子には少し難しいところもありましたが、
皆様から気を使っていただいて、楽しい時間を過ごすことができました。
ふじいさんの実演は間近で観てもさっぱりわかりません。
そこにあるはずのボールがない。
コインがあるはずのない場所から出てくる。
相手の選んだトランプが当たる。
どれを観ても「何で?何で?」という言葉しか出てこなくて、
息子と2人で顔を見合わせただただ舌を巻くだけです。
これだけ騙される快感を覚えると、トリックは知らない方が幸せかもしれません。
ふじいさんの飄々とこなす姿勢と
マジックの確実なテクニックは何度観ても飽きないので、
次回はショーを観に行こうと思っています。
サインを貰いたいのに恥ずかしくて言えなかった息子を連れて。
これが口からトランプ!
記念撮影までしてくださってどうもありがとうございました。