2012年01月14日

沼津港深海水族館

年末の息子との小旅行の目的は、
12月にOPENしたばかりの沼津港深海水族館に行くためです。
某友人が
「沼津に深海魚専門の水族館ができて、シーラカンスの標本も見れる」
という話をしてくれまして、
いつか沼津フィッシュマーケットタップルーム詣でをしたいと考えていたわたくしは
その話を聞いた5日後に息子と沼津の地に降り立ったのです。
水族館のある沼津港は、多くの観光客でごった返しております。
車で来る人がほとんどのようでして、
皆さん海産物を食べて、お土産にも買って帰るようです。
では早速水族館へ。
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入口にあったお詫び
思っていたよりこじんまりとしていた建物でした。
1階は深海生物の陳列、2階はシーラカンスの標本や魚拓や、
シーラカンスが生息している地域に纏わる展示が主です。
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ヘコアユ!
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デヅルモヅル!
みんなのうた・『恋のスベスベマンジュウガニ』に出てきた
珍名魚介類に会うことができました。
へこあゆは常に逆さに立っている魚です。
デヅルモヅルは上手く撮影ができなかったので説明パネルを上げておきます。
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ケブカガニっぽいけどこれ何だっけ?
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カラージェリーという綺麗な色のクラゲ
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水玉好きだけどこのカラーリングは・・・。赤白がいいな
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限りなくキュートなメンダコ!動きも風呂敷っぽかった
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食べるとこがないくらい細いミズヒキガニ
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世界最大の等脚類のダイオウグソクムシ
普段なかなか目にすることのできない深海魚の数々を
生きたまま見られる施設としては画期的でした。
ただ、2階のシーラカンスコーナーは広さを持て余している印象を受けました。
と言いますのも生きている生物の陳列コーナーとしては、
マダガスカルオオゴキブリアフリカオオヤスデ、サソリなどの昆虫類くらいでして、
あとはシーラカンスが発見された当時の話のアニメ、
VTR、シーラカンス生命の進化みたいなものの展示でした。
とはいえここの目玉はシーラカンスの冷凍個体ですから、
シーラカンスがお目当ての方にはドンピシャな水族館なのかもしれません。
こちらの水族館は当日に限り再入場が可能でしたので、
後に騒動になる寿司を食べた後にまた入館して楽しみました。

2012年01月13日

伊豆・三津シーパラダイス

沼津・三島への小旅行で伊豆・三津シーパラダイスへ行ってまいりました。
イルカやアシカのショーにはあまり興味がないのですが、
息子への家族サービスの一環として行くことにしました。
通常でしたら車での来館が大多数のようですが、
沼津駅前から出ているバスでこちらへ来ました。
施設内容は魚の展示と、イルカやトドのショーがメインです。
年末年始の休みに入ったためか家族連れとカップルで賑わっていました。
レストランや湾内遊覧船もありますので、
ショーや餌付けなどしていたら1日遊べると思います。
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モクズショイ!
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恋のスベスベマンジュウガニに出てきたのは君だったのか
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幻想的なクラゲ
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真ん中の穴からウツボの巣を覗いている様子
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ニョロニョロのようなチンアナゴ
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全員熟睡中だけど
首を器用に90度傾かせて寝ているオットセイと
仰向けになり手足で腹をガードしながら寝ているオットセイがいました。
首が凝りそうですが大丈夫なのかしら。
海獣の住処の一角にブリと真鯛の養殖場がありまして、
餌を買って魚にあげられるようになっていました。
お客が魚の餌を買い魚にばら撒く

ブリ・真鯛が育つ

ブリ・真鯛は海獣達の餌となる

餌代の足しになる
よくできたシステムです。
帰りは沼津ではなく伊豆長岡駅へのバスに乗り、
伊豆箱根鉄道で三島を目指しました。

2012年01月09日

ビールを作りに行ってみよう

蕁麻疹で入院した翌日、まだ浮腫んでいる身体のまま向かった先は茨城でした。
それはビール作りツアーに参加するためなのです。
主催は洗足にある自家醸造ビアパブのPANGAEAさん。
ツアー募集を見つけてすぐにツイッターで一緒に行く参加者を募ったところ、
見事に誰一人釣れずに、孤独な参加と相成りましたが、
1人でも参加するくらいビール作りの勉強をしたかったということです。
こういうところで独り好きの本領が発揮されました。
醸造場所は茨城の木内酒造です。
洗足集合でチャーターしたバスで一路茨城へ。
20人程の参加者の半数以上がお店のお客さんでした。
このツアー自体は十数回開催しているそうで、
中には5回目の参加という方もいらっしゃいました。
皆さん相当ビールがお好きのようです。
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古い造りで美しい門構え。新酒ができたので杉玉もある
木内酒造は元々は日本酒作りの酒屋さんです。
日本酒作りも体験できますし、手打ちそばを堪能するレストランもあります。
売店もあれば、有料試飲バーカウンターもあります。
あれやこれやと楽しめる施設ですので、遠方からのお客様も多いようです。
では早速画像も交えたビール作りの流れをご覧ください。
この日作るビールは、IPA、フレーバーIPA、スタウト、
フレーバースタウトの4種です。
4チームに分かれてビールを作ります。
わたくしはフレーバーIPAチームに入りました。
最初にこの日使うモルトとホップを決めますが、
モルトは今まで作った例を参考にして使う種類と量が決まりました。
ホップは多数決で好きなホップを3種選びました。
フレーバーにはローズマリーを使いました。
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左が本日使用のホップのペレット3種。右がローズマリー。
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まずはモルトを計量
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モルトの粉砕機
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粉砕機にモルトをザーッと流し込みます
粉砕と書いていますが粉にはなりません。
モルトの殻部分もろ過に必要ですので荒引き程度です。
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モルトを煮るための釜でお湯の温度を計る
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ダマがなくなるまで撹拌
モルトを煮て麦汁を作る作業です。
煮ることで酵素が働き始め、でんぷんが糖分に変わります。
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釜の下部にある排出口から麦汁を取っては・・・
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釜に戻す作業を繰り返す
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作業の待ち時間にビールで休憩
ビールを作りながら飲めるなんていいわー。
この日は常陸野ネストのホワイト、PAGAEAの洗足サイダー、
そして協賛の目黒リパブリックオリジナル・目黒ラガーの3種が繋がっていました。
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温度むらができないように撹拌しながら温度の確認
ビールを作ることが目的ですので飲んだくれるわけにはまいりません。
飲みながら作業はこなします。
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ビール以外にも嬉しいことにランチ付き
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贅沢な手打ちそば
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デザートまで
蕎麦をすすりながらビールを飲んでビールを作る。
食べ物にかかわる作業はおしなべて人間をご機嫌にさせてくれます。
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温度が丁度良くなったらバルブを閉めて撹拌して温度の調節
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今度は静かに排出させて・・・
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少しずつ戻す
この作業で仕上がりの透明度が左右されると言われたので、
丁寧に慎重に行いました。
ちょろちょろとコックを捻りウォート(麦汁)を出し、
それを釜に静かに戻します。
これを繰り返すことで段々とウォートが澄んできます。
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4種類のウォート(麦汁)の飲み比べ。左から2番目と3番目の透明度に注目
左から2番目はわたくし達チームのウォート。
左から3番目は隣チームのウォート。
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モルトがウォートから顔を出さないように上からお湯をかける
モルト粕を残し、ウォートを下の排出口から出します。
その時、モルトが乾燥しないように上からお湯をかけて、
下から抜く量と上からかける量と勢いを同程度にさせます。
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漉した後のウォート
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酵素を殺すために温度を上げる
これ以上酵素が活動しないように温度を上げます。
そしてホップを数回に分けて投入し、ローズマリーも投入し煮ます。
そして一気に冷却するまでが今日の作業です。
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かなり透明感が出ているのがおわかりいただけますか
ここから先の発酵過程は木内酒造さんにお任せして、
3週間後くらいに自宅に出来上がったビールが届けられることになっています。
通常よりも作業工程が順調に進み、時間に余裕ができたため、
急遽日本酒の蔵の見学もできました。
盛り沢山な内容のビール作りツアーでした。
ビールはクリスマスに届きました。
IPA、ローズマリーIPA、スタウト、バニラコーヒースタウトの4種が2本ずつです。
嬉しい嬉しいクリスマスプレゼントとなりました。

2012年01月08日

2012年ですな

あけましておめでとうございます。
昨年は生活の変化でブログの更新がありえないくらいに滞りましたが、
今年も細々と続けていこうと思います。
最近ではビールブログと化しています故、
ビールに興味のない方にはつまらぬ内容になりつつありますが、
たまにはエログロ的なお話も取り混ぜていきたい所存でございます。
そうそう。
年賀状は3日に作り終えました。
デザインの神様は12/31から1/1にしか降臨しないようですので、
これからも毎年1日には届かないことを明言しておきます。
年賀状関係の方々、どうもすみません。
というわけで今年もよろしくお願いします。

2011年12月23日

第二回ワイン試飲会

前回の試飲会ではランブルスコが買えずすごすご帰ってまいりましたが、
今回は欲しい物はとっとと買うことを念頭に再挑戦してまいりました。
場所は前回と同じさいたま新都心。
参加している輸入代理店の数は減りましたが、
厳選された良質なワインが取り揃えてあるようです。
プロシュートをつまみながら
ソーヴィニヨンブランとスパークリングを中心に試飲した結果、
こちらのワインを購入いたしました。

ラ ボカ トロンテス サルタ 2010年

ラ ボカ トロンテス サルタ 2010年
価格:987円(税込、送料別)

バロン ド ロートベルグ ブリュット N.V.

バロン ド ロートベルグ ブリュット N.V.
価格:1,134円(税込、送料別)

上記の5本とドメーヌ・フェリーヌ-ジョルダン
ソーヴィニヨン・ブラン・IGP・コトー・ド・ブスィユ 2010
を買いました。
あれこれ飲んでいると好みの傾向がわかってまいりまして、
すっきり辛口のソーヴィニヨンブランが好みのタイプということが判明しました。
合わせるなら炭火焼きした魚介にレモンをきゅっと絞ったものでしょうか。
牡蠣なんてすごく合いそうです。
このうちの2本のINVIVOとカヴァを近所の忘年会に持参いたしました。
この日はワインを持ってくる人が多く、さながらワイン大会のようでした。
INVIVOとカヴァはどちらも好評で買って大正解でした。
シチリアのワインも美味しゅうございました。
まだワインが4本残っているので、
人数が集まった時に持参しようと思います。
それまで大切に取っておかねば。

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