2010年05月01日
夫と息子が実家に泊まりに行ったのを幸いに、
GWは掃除と整理に明け暮れようと決めていました。
まずは、雪も降ったこの冬をベランダでやり過ごしたカレーリーフの植え替えです。
南国の植物なので10℃以下になったら家の中に入れてあげないといけないのですが、
2鉢を置くスペースが極小の我が家にはありません。
かわいそうにそのまま越冬です。
不思議なことに、毎年屋内で過ごすと葉が全部落ちて
枝だけの貧相な状態になっていたのに、
今回はその落葉がありませんでした。
どうしてでしょう。
甘やかさないやり方がよかったのかしら。
わたくしのスパルタ園芸によくぞ耐えました。
で、カレーリーフをもっと大きく育てるために、
鉢も大きめの物に替えて植え替えすることにしました。
カレーリーフを慎重に取り出すと、
根っこが植木鉢の大きさそのままにびっしり張り巡らされていました。
上の枝葉は貧相なのに、根っこはすごいです。
これなら大きな鉢に植え替えれば、
もっと成長して今年こそ実をつけてくれるかもしれません。
楽しみです。
その他にも空いた元カレーリーフ用の鉢には、
ドイツの葉野菜とルッコラを植えました。
プランターにはパクチー、レモンバーム、ゴーヤを、
別の鉢にはミニトマトも植えました。
野菜の価格が高騰している現在、野菜を育てることは節約にもなると考えましたが、
収穫は当分先ということを忘れていました。
気長に成長を楽しむことにします。
2010年04月27日
ここ1ヶ月で接骨院、整体で治療を受けていましたが、
そこまで激変することはなく、肩は硬く、首も強張っています。
ですので、劇的効果を期待して鍼を受けてみることにしました。
鍼体験者に聞きますと、腰痛が治った、アレルギーが治った等、
良いことずくめでした。
ただ心配なのは、鍼を打つことに対する若干の恐怖感です。
痛みは苦手な方ですから鍼も少々恐いのです。
でもまあ行っちゃえば打たれるしかなくなるしと、
自分を追い込んで予約してみました。
よくやる追い込みパターンです。
こちらは某鍼灸学校です。
臨床実習で実際に施術していただきます。
生徒さんによる問診の後は、
先生がわたくしの主訴である肩や首のコリを見てくださいました。
「おお!これはすごい!打ち甲斐がありますねえ!
とても硬い。右より左の方が硬いですよー。これはすごい。
うわ!首もこれは相当きてますね」
この先生の声がそれはそれは素敵なのです。
まるでジェットストリームの城達也みたいです。
言われていることはよろしくない宣告なのですが、
あの低い声で言われるとうっとりしてしまいます。
先生の鍼を打つべき場所の指導が入ると、実習室へ移動しまして、
いよいよ鍼治療の開始です。
「緊張して筋肉が硬くなると痛くなるからリラックスするように」
とのアドバイスどおり、深呼吸をしてされるがままになってみました。
私の体の半分ずつを実習生2人が担当します。
消毒をして第一打目。
刺入時は軽いちくっとした痛みでした。
注射針よりも細いので気にならない痛みです。
それが突然、筋肉が硬直するような刺激になったり、
打たれている場所とは違う場所が正座後の足のように痺れたりと、
体験したことのない感覚でした。
ほぼ痛みはないのです。
けれども皮膚は何ともないのに、
身体の内部がグリグリされているような妙な違和感が
不快の五歩手前くらいに感じます。
びりっと感じる場所を知らせると、そこを鍼の出し入れを繰り返します。
これがまた体内で虫が蠢いているような感じです。
疼痛とは違うのに、
いつの間にか親指の爪を指の腹にグッと押し付けながら耐えていました。
鍼を打った場所は、親指と人差し指の間、手首、肘周辺、
足首、膝裏、腰、肩甲骨周辺、肩、うなじ周辺の首回りです。
激痛はありませんでした。
時々あるかなり小さな鈍痛くらいです。
あとは内部のグリグリ感とビリビリ感と、
時々ヒットする電流体験くらいです。
これで首の強張りがかなり軽快しました。
首を回しても突っ張る感じがありません。
すごいな、鍼。
肩のこりはまだまだ残っていますが、
続けていけばもしかしたら重度の肩こりも良くなるかもしれません。
それにはまず背中を真っすぐにし前屈傾向の姿勢を正すこと、
ストレッチをすることなどを指導されました。
裁縫をしたり、消しハンを彫ったり、
PCを使っているとどうしても姿勢が悪くなるので困りますね。
2010年04月24日
本屋でバザーの出品物のヒントになるような物はないかと探していましたら、
たまたま消しゴムはんこの本を手に取りました。
消しゴムはんこと言えばナンシー関の似顔絵はんこ以外ありえないと思っていましたが、
この本に出ているはんこはそういうものではなく、
動物、植物、人間、乗り物などなど、かわいい雑貨的なテイスト満載でした。
パラパラとめくるうちに、
何だかとても今すぐ消しゴムを彫りたい欲望がむくむくと湧き上がりました。
そこで次に取った行動は本を買うのではなく、
消しゴムはんこの講習会に申し込むことでした。
わたくしの彫りたいものは、
植物でも動物でもなく脳髄とか眼球とかまあ臓物系なんですが、
初心者ですから基本的な技術を身につけるためには、
まず一度講習会に参加してみる方がいいと思いまして、
申し込んだ次第です。
当日。
こういう日に限って、山手線と総武線の遅延により20分程遅刻しまして、
会場に着いた時には、講師の先生を囲んでの最初の説明が始まっていました。
残っていた席に座ると、隣の方は慣れた手つきですでに3個ほど彫っています。
とても上手にさくさく彫り進めています。
一体どう始めればいいのか途方に暮れていると、
先生が指導してくださいました。
一連の流れを教えていただいていざ彫ろうと思いましたら、
かわいらしい春の花のハンコが押されたプリントが目の前にありました。
どうやら今日はみんなで春の花を彫るらしいです。
たくさんある花や葉っぱの中から好きなものを彫り、
最後は布巾着にスタンプしようという内容でした。
彫ったハンコを貸し借りすれば、
布地にたくさんのお花が咲くよ!ということらしいです。
そんな雰囲気の中で、脳髄を彫りたいとは言えませんでした。
ちゃんと前日に、脳髄と眼球と歯列弓のイラストを描いてきたなんて
言えませんでした。
だって皆さん、手作り雑貨が好きそうな優しい雰囲気の方々ばかりなんですもの。
「何を彫っているんですか?」
「脳髄です」
言えませんわ。
ですので、自分のイラスト案はかばんにお蔵入りにして、
皆さんと一緒に春の花を彫りましたとも。
1時間程彫り進めて、最後は布地にハンコ押しです。
隣のベテランの方は10個以上彫ってました。
講習会に10回くらい来ている方のようです。
その方からはんこを借りまして、
わたくしもチマチマと布地にはんこを押しました。
何だかしっくりきません。
やっぱり花より脳髄だと思いました。
ふんわりした雰囲気に包まれながら、はんこ押し大会は終了し、
最後は先生に本日作ったはんこの出来を評価していただきました。
改良点を指摘され、彫り方のアドバイスもいただき、
講習会は終了と相成りました。
基本的な彫り方やテクニックを学ぶことができ、
消しゴムハンコのキットもいただけたので、
大変参考になった講習会でした。
さて、これからは内臓にとりかかりますかね。
2010年04月23日
屠殺の話を書いたらアクセスが増えた割りにコメントが一個もない、
もしかしたら読者はPETA派が多いのかしら。
あれこれ考えましたが、何てことはない。
何故かコメントとトラックバック機能がOFFになっていただけでした。
そんなところいじった覚えはないのに不思議な現象が起きました。
ということでコメントお待ちしております。(はぁと)
2010年04月07日
しばらく息子と青森に行っておりました。
その話は後日書くとしまして、本日目撃したお話を。
18時頃、新宿西口行きのバスを待っていました。
息子を連れて寒さに震えながらバスを待っていると、
早稲田通りからバスがこちらの方へと左折してきました。
ようやくこれで乗れると思った瞬間、悲鳴が聞こえました。
交差点とわたくしの待っているバス停との距離は50mほど。
バスの行き先が見えるくらいの距離です。
お目当てのバスが横断歩道上で左折しかかった状態で、
ハザードランプをつけて停車しています。
右前のタイヤの付近に何かが見えまして、
何か荷物でも踏んづけたのかと思っていると、
運転手さんが降りてきました。
右前方を確認し中に戻ると降車口のドアが開き、
乗客が次から次へと降りてきました。
これで事故ということがようやくわかり、
明治通りの新宿方面へ向かう車線をバスがふさいでいる状態ですので、
もうバスには乗れないと判断し、
都電で急遽池袋方面に移動することにしました。
停車しているバスの前を通り過ぎようとすると、
タイヤの下に人がいました。
手だけこちらの方向に向かっていました。
これは息子に見せてはいけないと、
「バスが故障しちゃって動けないから警察が来てるんだよ」
と話し、バスの方を見せないように歩きました。
丁度、学生の帰宅ラッシュ&新歓コンパに向かう人々の流れが
MAXの時間帯です。
交差点での事故で目撃者は多数いたようです。
信号待ちをしている間に色々な目撃談が耳に入ってきましたから。
交通安全週間の真っ最中である今日、
この帰宅ラッシュの時間帯は、交通整理の警察官も交差点にいました。
加えて徒歩2分ほどの距離に戸塚警察署もありますので、
警察の対応は速いものでした。
しかしバスを動かさずにタイヤの下に挟まっている人を救出するには、
パトカーと警察官だけでは足りません。
おそらくジャッキでバスを持ち上げるしかないのでは。
そうこうしている間にも早稲田方面からは高田馬場駅へ向かう
人の波が押し寄せてくるため、
交差点では何が起こったのかが丸見えなのです。
信号を渡り、池袋に向かおうとしたものの気分が全く優れないため、
近所のスーパーで買い物をするだけで帰宅することにしました。
スーパーから戻り、再び交差点を通りかかると、
救急車と消防車も出動し、ようやく右前方周辺がカバーで覆われました。
しかしながら、人間が何枚もの防護カバーの両端を手で持って覆うやり方のため、
背が高い人からは中が丸見えです。
そして何枚ものカバーの隙間からも見えます。
息子に見えないように必死にごまかしながら、
更に混雑してきた雑踏をかきわけ帰宅しました。
以前からこの交差点は赤信号に変わったのに
平気で横断する歩行者が多いと思っていましたが、
このタイミングで事故が起こるとは思いませんでした。
赤信号は必ず止まる。
しっかり息子に教えないといけませんね。
【追記】
事故についてコチラにアップされていました。
わたくしが聞いた目撃者の話の中に
「赤信号なのに渡っていた」というものがありました。
ソースの中でも、
『信号が青になったので左折し、横断歩道の手前で
いったん停車して歩行者がいなくなってから再び発進した』
とあります。
赤信号だったのかどうなのか。
目撃者がいますから、その辺はいずれはっきりすることでしょう。
都バスにはよく乗ります。
明治通りや早稲田通りの路線は特に。
バスの前方に乗ると運転手さんの名前を見る習慣があるわたくしには、
加害者となってしまった運転手さんの名前も覚えていたのです。