2010年02月05日
昨日、めまいがしました。
立ちくらみとは違うこの感覚。
ぐるぐる回転して目が回った状態に一瞬なりました。
日付は変わり今朝。
寝返りを打ったらまためまいがしました。
ぐるんぐるん。
何だこれは。
立ち上がった時に起こる立ちくらみは目の前が砂嵐になりますが、
このめまいは世界が回っています。
ブランコやシーソーですら乗れないくらい三半規管が弱いわたくしに
この状態は辛いです。
恐る恐る起きてみると、めまいはしません。
が、頭がふわふわしているのです。
長時間船に乗った後の、揺れが続いているような感覚とでもいいましょうか。
それか二日酔いから頭痛だけ取り去ったあの高揚感。
何かおかしい。
とりあえず朝食を作り、横になることにしました。
横になっててもふわふわ感は消えません。
もしかしたら寝不足かもしれないので昼過ぎまで寝ました。
数時間後。
ふわふわ感は変わらず、時折軽いめまいが襲います。
嘔吐感の3歩くらい手前の気持ち悪さも出てきました。
ふと、隣のおばあちゃんがメニエールで時々寝込むことを思い出しました。
まさかわたくしもそれなのか。
大急ぎで耳鼻科に行ってまいりました。
目振検査、頭位目振検査、聴力検査などを受けましたが、
目の検査で少し異常が出たけれども、それほど特徴的でもない程度だそうです。
聴力も問題なし。
血液の循環障害かもしれないとのことで、
とりあえず薬を処方されまして飲み終わったら再診となりました。
先月の健康診断で血圧が90/50だったんですけど、
この辺も関係あるのかしら。
その夜。
薬を服用して息子を寝かしつけようと思って横になろうとした瞬間、
最大級のめまいが来ました。
思わず声が出て倒れこみました。
その後、布団からゆっくり立ち上がるとまためまい。
マジで気持ち悪いです。何これ。
これを書いている今も頭がふわふわしています。
おえっ。
2010年01月17日
昨日の夕飯のメニューは野菜と豆の雑炊でした。
息子用として野菜を減らし、ソーセージを入れ、
チーズも入れて食べやすくしました。
しかし息子は雑炊をちらっと見た途端、
「眠くなっちゃったから寝る」
と言って布団に入るではありませんか。
10秒前まで元気に相撲を取っていたというのに。
これは食べたくない物だと思って食事拒否したに違いありません。
この態度にわたくしは激昂しました。
「明日の朝、腹が減っても同じもの出すからな!
覚悟しとけ!食べるまで許さん!!」
お菓子は食べるくせに、野菜は食べない。
野菜を食べやすいようにポタージュにしたり、
みじん切りにして混ぜ込んでも食べない。
見たことのない料理には手を出さない。
親は美味しそうに食べているのに、同じものを食べたがらない。
我が家はいつもインド料理やタイ料理ばかり
作っているように思われるかもしれませんが、
基本は和食です。
焼き魚や刺身、おひたし、納豆、冷奴が並ぶのが普通です。
ですからタイ料理の辛さや、
インド料理のスパイスのような奇抜な味付けを拒否するのはわかるのですが、
普通の和食でも魚、納豆、豆腐以外は食べません。
野菜も名前を言うと食べなくなるので、
白菜もキャベツも唯一食べられる野菜の玉ねぎと偽っています。
このままでは野菜を知らない子に育ってしまう。
ただでさえ身長が小さめなのに、背が伸びなくなってしまう。
野菜の美味しさをわからないまま大人になって、
偏食家のままだったらどうしよう。
あれこれ悩んだ末に取った行動が先程の言葉でした。
翌朝。
同じ雑炊を出しました。
息子は心底嫌な顔をしながら米の部分だけ拾って食べています。
夫が食べ終っても、息子はまだ終わりません。
遊んだり、歌を歌ったりして食べることを忘れようとしています。
ここでわたくしが食事を促すと、
「ママが食べさせてくれたら食べられるかもしれない」
と言うので、普段はしませんがわたくしが息子の口に運ぶことにしました。
煮崩れたトマト、豆、チーズ、ソーセージ、玉ねぎの雑炊を
スプーンの先半分だけに乗せ、息子の口へ入れました。
好きなものはすぐに噛みますが、
嫌いなものはまず味を確かめる行動を取ります。
じっくり味わうから余計嫌な味が引き立つのかもしれません。
そして味わってから、牛乳で流し込みました。
その食べ方はよくないから、しっかり噛んで飲み込むようにと、
次のスプーンを口に入れました。
すると少ししか口に入ってないはずなのに、
頬を膨らませて複雑な表情で噛み始めました。
そして本気でえずきました。
その後の雑炊も涙を溜めながら、全てえずいてました。
そんなにまずいのか。
こっちが泣きそうです。
2010年01月10日
毎度おなじみituleさんが、
品川手づくり市に出店するというので遊びに行ってまいりました。
場所は京浜急行新馬場駅、目の前の品川神社。
この駅構内の看板に目が留まりました。
『温泉の出る銭湯、天神湯。大人450円。手ぶらセット100円』
などと書いてあります。
これを見た瞬間、手づくり市の後、怪獣公園で息子を遊ばせ、
銭湯で汗を流して帰るプランが決定しました。
手づくり市では、ituleのお二方にご挨拶をし、神社でお参りをし、
品川富士に登り、寅さんのコスプレおじさんに出会いました。
帽子、背広、腹巻、体格、トランクなど、どこをどう見ても寅さん。
神社の境内で誰に喋るでもなく喋っている口調も寅さん。
寅さんは、この辺に住んでいるようです。
コチラ。
北品川いいなあ。
神社を後にして、怪獣公園へ行く途中に、東急バスの渋谷行きバス停を発見。
帰りは混雑する山手線をやめて、これと副都心線で帰ることにしました。
公園で軽く汗をかいたところで、
本日のメインイベントに急遽なった天神湯へいざ参らん。
昔ながらの銭湯を思い描きながら辿り着くと、
そこはミニスーパー銭湯のようなスタイリッシュさ。
なんだかとっても綺麗な建物です。
なのに下駄箱は昔ながらの下足札なのが面白いです。
中に入ると、風呂上りにTVを見る人々が座っている風景は銭湯なのですが、
TVはブラウン管じゃなくて液晶だし、裸の人はいないし、
カウンターのような番台には若くて綺麗な女性が座っています。
シャンプーやリンスが売っていなければ
小さなホテルのカウンターにも見えますが、
ここがれっきとした番台でした。
手ぶらセットを購入すると、タオルと1回分ボディソープ、
リンスINシャンプーがついていました。
このお値段設定は嬉しいです。
階段を登って2階が浴場になります。
エレベーターも完備です。
休日のためか大変混雑していましたが、
ほとんどのお客さんは回数券を使って入っている御近所さんのようです。
浴場は広いとはいえませんが、
大勢の人が使えるようになっているシャワーの配置で、
白湯のジェットバス、熱湯(と書いてあった)、そしてドアを隔てて黒湯がありました。
黒湯は本当に真っ黒です。
首まで浸かると生首にしか見えないくらい黒いです。
息子と湯の中に手を沈めて黒湯じゃんけんができるくらい見えません。
ペロリとなめると、無味でした。塩味もなし。
でもって黒湯に浸かると肌がつるつるになりました。
つるっつるです。
何だあのつるつる感は。
この黒湯の成分は何なんだ。
常連のおばあちゃんに訊ねてみたら、
現在、成分分析中とのこと。
帰宅後調べてみると、大田区近辺では同じような黒湯が出るそうなので、
それと同じだと思われます。
最初、熱くて入れないと言ってた息子も、
温度に慣れてきてからは肩まで浸かっていました。
脱衣所で常備されているナノケアドライヤーで髪を乾かし、
服を着て、風呂上りにはヨーグルトドリンクを飲みます。
体はポカポカです。
自宅でのお風呂上がりの温まり方とは明らかに違います。
体の内側から温まっているのです。
冷え性のわたくしですら帰宅後もまだポカポカしておりました。
自宅から一番近い温泉と思われる新宿十二社温泉は1,900円、
夫と息子がよく行く瀬田温泉は平日1,600円、
土日祝日はなんと2,300円という強気な価格設定ですが、
ここ天神湯は銭湯の価格で温泉に入れるというところも魅力の一つです。
北品川に住みたいかも。
2010年01月08日
行ってまいりました。グランドプリンスホテル赤坂へ。
このホテルに足を踏み入れたことはないので普段を知りませんが、
この日ロビーが激混みだったのは薬師丸ひろ子コンサートのためなのでしょう。
年齢層は男性が多く、薬師丸世代ど真ん中の40歳代の方が多かったようです。
結婚式場に使われそうな会場に、椅子を並べたセッティングで、
場所はステージに向かって右端の一番前の列でした。
後方には報道カメラが何台もスタンバっていまして、
途中の映画トークが長そうな予感が的中しました。
さてさて、この日のセットリストはコチラ。
↓
【セットリスト】
メインテーマ
少しだけやさしく
紳士同盟
探偵物語
ステキな恋の忘れ方
あなたを・もっと・知りたくて
メドレー:異邦人~カスバの女~時代
「今度は愛妻家」トークショー(豊川悦司・行定監督)
元気を出して
語りつぐ愛に
Woman”Wの悲劇”より
セーラー服と機関銃
アンコール :ふるさと(童謡)
メインテーマ(ピアノでスローバージョン)
聴きたかった曲が全部聴けました。
声は出さずとも、ずっと一緒に歌っていました。
当時、ベストテンで見ていたことを思い出しながら。
きっと会場に来ている他の方々も、
昔にタイムスリップして聴いていたのでしょう。
時代は変わっても、
見たり聴いたりするだけで音楽や映画はいつでも新鮮に蘇ります。
そしていつまでも愛されるのでしょう。
自分のしたことが世の中に形として残るということは、
なんとやりがいのある仕事なのでしょうか。
コンサートの後、カラオケに行きたくてたまりませんでした。
素晴らしいコンサートに接することができて、本当に良かったです。
どうもありがとうございました。
ここからはコンサートと関係ないお話です。
薬師丸ひろ子は作詞作曲編曲陣に大変恵まれていると思います。
来生たかお、松本隆、大瀧詠一、南佳孝、呉田軽穂、
松任谷正隆、大村雅朗などなど。
これらの名前を見てわたくしが思い当たったのは松田聖子でした。
聖子ちゃんの陣営とかなり被るのです。
例えば作詞作曲の組み合わせで見ると、
『探偵物語』の松本隆&大瀧詠一は、聖子ちゃんの『風立ちぬ』と一緒。
『メインテーマ』の松本隆&南佳孝は、
アルバムCandyに収録されている『モッキンバード』に『電話でデート』と一緒。
しかも編曲の大村雅朗まで同じ。
てゆーかこの組み合わせは最強トリオの一角。
『Woman”Wの悲劇”より』の松本隆&呉田軽穂&松任谷正隆は、
『渚のバルコニー』、『秘密の花園』、『赤いスイートピー』、『蒼いフォトグラフ』と一緒。
これも最強トリオ。やっぱユーミンって天才だと思います。
ひろ子にはあった筒美京平作曲が、
聖子ちゃんにはないところが不思議と言えば不思議です。
とはいえこれだけ被っているのなら、
ひろ子の曲を聖子ちゃんバージョンで、
もしくはその逆で聴いてみたいと思ったりしましたが、
聖子ちゃんの甘ったるい歌い方と、ひろ子の透明な歌声は全くの別物。
歌詞の世界観もバリバリのアイドルと、
映画の主題歌を歌う女優で違うような気もしますし。
ということでカバーなどは聴かない方がいいのかもしれないと思いました。
いや、聴きたいかも。