2008年03月14日

バス事故遭遇

フィリピンのバナウェからマニラに向かうバスの中での出来事です。
バナウェは山中の村でして、
ここからマニラへは朝か夜発のバスしかありません。
昼過ぎに着いたわたくしとカナダ人・ジャネットさんは、
バスが出るまで村を観光やネットをして時間を潰しておりました。
バスは19時に出発します。
バスはバナウェで一番高級なホテル・バナウェホテル前から出発です。
昼過ぎにはすでにバスは止まっていましたが、
運転手はバナウェホテルのドミトリーで仮眠中でした。
荷物の多いジャネットさんは、鍵の開いていた無人のバスに乗り込み
勝手に荷物を載せておりました。
これでバスだけいなくなったらどうするんだろうと思いながらも、
黙って見ていました。
18時半過ぎにバナウェホテルに向かいバスに乗り込むと、
運転手と車掌が出発準備をしていました。
お客はわたくし達二人以外おりません。
貸切です。何と幸運な。
極寒として有名なフィリピンのエアコンバスも、
客の二人が寒いというのでエアコンを弱くしてもらいました。
そして雨の降る中この後に乗ってくる客はいないと判断したのか、
19時より前に出発しました。
いつも陽気なジャネットさんは、ご機嫌で運転手と車掌さんと話しています。
夜の山道が大の苦手のわたくしは、
バスが動き出してすぐに横になり、
クネクネ道を曲がる度にかかるGに必死に耐えておりました。
15分くらい経った頃でしょうか。
バスが何かにぶつかった衝撃と大きな音で飛び起きました。
わたくしは崖に落ちるのかと思って「ギャーッ!」と叫んでしまいました。
バスはすぐに路肩に止まりました。
ジャネットさんに何が起きたのか聞いたら、
道の端に大きな岩があり、バスが避けきれずにぶつかったそうです。
右前方から思いっきりぶつかったそうでして、
乗降口を見てみると、岩の激突でステップの金属部分がこんもりと盛り上がっており、
ドアがつかえて開かなくなっていました。
バスを走らせると「シューッ」と妙な音もします。
バスの本数が少ない路線ですので後続のバスはありません。
それならばバナウェに戻ることになるのかと考えましたが、
運転手達は「とりあえず走るし、まあいっか」という感じでそのまま走り続けることになりました。
幸いタイヤに損傷はありませんので、
ドアが開かなくて妙な音もしますが走ることししたようです。
この辺の前向きさが好きです。
2時間後。
最初のドライブインで休憩になりました。
止まったはいいのですが、ドアが開かないので出られません。
窓も開きません。
車内から4人で手を振って、ドアが開かないことを必死にアピールしますが、
ドライブインの人達はそう深刻な事態とは思っていないようで、
誰も近寄ってきません。
運転手が外に助けを求めに行くことになりました。
しかし窓から出たくともどの窓も開かないタイプのバスで、
唯一開く窓は運転手席横の小さな窓でした。
体にかなりの厚みがある人だと通れないような大きさです。
ここからまずは運転手が飛び降りました。
続いて、わたくしとジャネットさんが運転手に支えられながらここから脱出しました。
地面までは結構な高さがあるので、
仰向けになって頭の方から出る格好です。
丁度前日に、ハンギングコフィンと呼ばれるサガダ方面特有の棺の山を見たのですが、
まるでその棺に収まっているような格好で運ばれているわたくしを見て、
ジャネットさんは大笑いしていました。
外からバスの前方を見てみると、右側のライトの下がぱっくりえぐれています。
タイヤにモロにぶつかっていたら、大事故になっていたかもしれません。
車掌がバスの中に残り、ドライブインの人に何か金属の棒を持ってくるように指示しました。
誰かがどこからか金属の棒を持ってくると、
バスの中から大工仕事より金属的な音が聞こえてまいりました。
どうやら棒で盛り上がったステップをガンガン叩きまくっているようです。
とりあえず盛り上がりを凹ませてドアが開けばOKという原始的な直し方です。
わたくしとジャネットさんが腹ごしらえをしているうちに、
金属音は止みました。
バスに近づくと、めでたくドアが開いていました。
これで一安心です。
運転手達も腹ごしらえを終え、わたくし達に聞いてきました。
「このバスに乗っていく?それとも他のバスに乗り替える?」
他にもマニラ行きのバスが3台止まっていますが、
どれも混雑しています。
わたくし達のバスは壊れ気味ですが2人で貸切です。
バスが岩にぶつかったり、ドアから出たりという経験によって
運転手とこの壊れバスにも愛着が湧いてきまして、
2人ともこのまま乗り続ける方を選んだことは、
とても自然なことでした。
バスに乗り込んで出発します。
が、今度はドアが閉まりません。
ドアも叩きまくったせいか閉まらなくなったようです。
開かないのも困りますが、
閉まらないのも大変困ります。
走行中、夜風が入りまくりになったら寒くて眠れません。
困ったなーと言いながら、ジャネットさんと話します。
バナウェホテルのフロントには、
マニラまでミニバスを貸切すると10,000ペソ(約25,000円)とありました。
でもこのバスは1人400ペソを払って2人で貸切です。
事故にあったことも含めてもラッキーだったと思います。
怪我人も出ずに済んだのですから。
そんなことを話しながら、バスはマニラに向かって走っていきました。

2008年03月07日

食べ物以外の旅の画像

【マレーシア】
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動物園じゃないところでオラウータンを見ました。
十数mの木の天辺にいるので、すんごい遠いです
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大嫌いなムカデの色鮮やかなことといったら
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カミキリムシもでかいのは熱帯雨林の成せる業
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ウツボカズラを握ったオラウータンの像
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猫の街・クチンでの猫像。目が恐い
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日野日出志風の魚
【シンガポール】
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中国系の人々は旧正月を祝います。見覚えのある齧歯目の獣も祝ってます
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シンガポールの地下鉄とバスでは、JRのSUICAのような非接触型ICカードを使います
このezLINKカードを使うと、運賃も現金より若干安くなります。
お釣りのでないバスではこりゃ便利だということで、
わたくしも買いましたが、カード代S$5は返ってこないので、
結局損してます。
誰かシンガポールに行く機会がある方は、
このカードを貸します。
【フィリピン】
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惜しい
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食用ではありません
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立派な七面鳥が激狭の籠に入れられていました。
食用だと思います
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食用だと思います
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ボントックの肉屋の看板
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クラークのショッピングモールにて

2008年03月03日

ブルネイ&フィリピン食べ物画像

まずはブルネイから。
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バンダルスリブガワンにてチキンカレー。
気がつけばカレーばかり食べていました。
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クアラブライトにてワダ。
豆のコロッケです。
これにココナッツのチャトニをつけて食べます。
軽いスナックといった感じです。
同じものをシンガポールの市場でも食べました。
フィリピンです。

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バギオ行きのバスにて。
「チチャロンー。チチャロンー」と聞き覚えのある言葉が耳に入りました。
チチャロンとはメキシコでよく食べた豚の皮の揚げたものです。
スペイン統治下にあったフィリピンではスペイン語の名残があるそうです。
チチャロンもその一つでした。
これに唐辛子を漬けた酢をかけて食べます。
フィリピンで初めて食べた物は、コレとバロットでした。
バロットとは孵化寸前の卵を茹でたものです。
画像はコチラ。(少々グロ)
バロットは歯ごたえのあるゆで卵でした。
軟骨のあるゆで卵といいますか、卵の味のする鶏肉といいますか。
殻に残るスープも忘れずにすすりました。
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フィリピンのNO1ファストフードチェーンのJollibeeのご飯です。
スパムの照り焼きみたいな物を頼みました。
期待どおりの味と質でした。
東南アジアはご飯が美味しいといいますが、
フィリピン料理が美味しいとはあまり聞かないのも
この辺からわかりつつありました。
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サガダにてインド風カレー。
歯ごたえありまくりの野菜の山盛りにカレー粉をぶち込んだものです。
カレーというかカレー風味の野菜煮込みというか。
マレーシアで美味しいカレーを食べていたせいで、
こちらの評価も低くなりました。
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ボントックにてアドボ。
鶏肉の酢醤油煮込みです。
これは家でもよく作るメニューでして、
食べ覚えのある味でした。
日本人にも馴染みやすい味だと思います。
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ボントックにてパンケーキ。
あまりにも「コレ美味しい!」という料理に巡りあわなさすぎなので、
無難なものを頼んでみました。
無難な味でした。
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バナウェにて炒飯。
綺麗に盛りつけようとしたんだろうけど、
卵が何か中途な崩れ方してます。
味も中途半端だし。
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マニラのチャイナタウンにて牛肉あんかけご飯。
これはオイスターソースが利いていて良い味でした。
不味いもの続きだったので余計嬉しかったです。
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同じ店でカラマンシージュース。
沖縄のシークワーサーに似ています。
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アンへレスにてChowkingにて。
このChowkingもフィリピンで展開するファストフード店ですが、
中華料理がベースになっています。
中華なら少しはましかと思いワンタンメンを注文しましたが、
あえなく惨敗。
ワンタンがー。
麺がー。