2008年04月04日

ぶっかけられてみよう

息子の下痢がひどいと書いたその日の夜中、
息子が突然ガバッと起きて立ち上がりました。
その直後に凄まじい下痢の音が。
お腹の痛みで目が覚めたようです。
半泣きになりながら、踏ん張っています。
何度も何度もブリブリと音がするので、
オムツから漏れるんじゃないかと心配になり、
お尻を触るとしっかり漏れていました。
これがパンツだったら、もうダダ漏れでとんでもない状況になることろでした。
下痢の時はオムツに限ります。
ようやくブツを出尽くした息子のお尻を保護しながら、
お風呂場でお尻を洗います。
嗅ぎ覚えのある臭いのブツでして、
これはもうロタウィルスに違いないと確信しました。
新しいパジャマに着替えさせ、水分補給をさせてから息子を寝かしつけます。
その後わたくしは、息子の汚物まみれのパジャマを洗いました。
その前日には、元気のない息子を抱っこしていたら肩の上で嘔吐し、
肩から背中にかけて吐瀉物で汚れました。
干したばかりの布団は吐瀉物まみれになり、
また干しました。
わたくしも着替え終わって、ひと段落したと思ったら、
今度は息子は鼻血を出しました。
ティッシュを詰めようとティッシュを準備している間に大きなくしゃみを2度され、
対面にいたわたくしの顔面に血しぶきが。
翌日、医者へ行くと今流行っている嘔吐下痢症ということでした。
「お母さんも伝染るかもねー」
これだけ色んな液体を浴びていたら、いつロタになってもおかしくありませんが、
とりあえず今のところ発症は免れております。

2008年03月29日

真夜中の屍体写真展

死体写真家の釣崎清隆さんの写真展があるという情報を手に入れまして、
夜中に自転車漕ぎ漕ぎ行ってまいりました。
同じく死体写真好きの夫も行きたがりましたが、
息子を1人にはできませんので後日行くようです。
場所は落合。
こんなところにこんな店があるのかと思うくらいの場所です。
ビルの地下にあり、看板なし。
半地下は銭湯の入口で、更に階段を下ると会場のSOUPはありました。
出発する前に会場近くに住んでいる死体が好きそうな友人にメールをして、
現地で合流しました。
中に入ると、若い男女が10人くらいワイワイと賑わっております。
配管が剥き出しの部屋半分が写真の展示スペース。
半分は釣崎さんのドキュメンタリー映画を上映しており、
巨大なスクリーンの反対側にはバーカウンターがあります。
バーがこじんまりしているところを見ると、
ここはイベントスペースのようです。
さて展示写真の鑑賞です。
うつぶせの状態で水に浮かぶ死体。
綺麗にマニキュアを塗った指に指輪をはめた千切れた手首。
物のように置かれたモルグでの死体。
死体のそばに立つ生きている子供達。
死体がそこにあることが日常的のように見えてしまう町の写真。
苦手な人が見れば、
どれも気持ち悪いの一言で済ませられる写真ばかりですが、
夢の中の出来事のように幻想的に見えてくるのは、
この写真達に魅せられているからでしょうか。
わたくしも死んだら釣崎さんに撮られてみたいです。

2008年03月22日

人体実験と犯人決定

今日は魚屋さんで赤貝の刺身と紅鮭の燻製ハラスを買い占めたら、
おまけに甘海老の頭をたくさんくれました。
「新鮮な甘海老だから味噌汁に入れるのもいいけど、
 焼いた方が美味しいよ。
 揚げると油が痛むから、焼いて何もつけないで食べてみて」
魚屋のおばさんの食べ方のアドバイスをいただきました。
ありがとうございます。
ということで今日の夕飯のメニューに、甘海老の頭の焼き物がプラスされました。
しかし、これを食べる前に考えました。
たしかわたくしは海老アレルギーの疑いではなかったかと。
以前、海老の殻のペーストを食べてこんなことになりました。
その後も蕁麻疹が出ること年に数回。
思えばどれも海老が絡んでいました。
しかし先日の新潟滞在時に甘海老の刺身を食べましたが、
蕁麻疹は出ませんでした。
そして手元には、蕁麻疹の味方アレロックがたくさんあります。
これならいつ蕁麻疹が出ても安心ですし、
万が一蕁麻疹が出たら、海老の殻が原因ということがはっきりします。
というわけで人体実験を試みました。
【材料】
・わたくし
・海老の殻2匹分
・アレロック
食後2時間でまず胃痛と悪心が発現しました。
これはいつも蕁麻疹が出る前駆症状です。
大抵食後2,3時間でこの症状が出始め、そのまま具合が悪くなって床に就き、
5時間後くらいに蕁麻疹の痒みで目が覚めるというパターンです。
今回もとりあえず寝てみました。
足の痒みで目が覚めました。
鳥肌の10倍くらいの大きさの突起物がボコボコできていて、
大変気持ち悪い肌触りです。
時間は深夜1時。
いつもの時間パターンに当てはまりました。
起き上がり全身を確認してみます。
上から順にいいますと耳が真っ赤になり、舌も腫れています。
目も充血しています。
蕁麻疹は主に胸から下に発現していて、
臀部、腹部、下肢に多く見られます。
手のひらも赤くなっています。
jinmasin04.jpg
今回はあまり掻いていないのでクレーターにはなりませんでした
これはもう海老の殻が原因ということに決定です。
冷静にアレロックを服用します。
服用1時間後。
胃の不快感と蕁麻疹は残っていますが痒みはなくなりました。
はたして実験は成功しました。
海老の殻をそのまま食べることは今後避けますが、
海老の身や海老煎餅はおそらく大丈夫と思います。
大好物の坂角総本舗の海老せんべいは食べ続けます。

2008年03月03日

秘部公開

コチラで書いたように足の裏にイボに悩まされていたわたくしですが、
ドミニカで毎日毎日10kmくらい歩いていた時も激痛で足を引きずっていました。
特に痛いのが朝の歩き始めです。
しばらくは足を引きずるか、変な足の向きで歩く羽目になります。
NYで夜中に地下鉄に乗ったり、1人で歩いている時に
ここで襲われたら走れないなーと心配もしました。
そのまま帰国後、足の裏の痛みは悪化する一方で、
立って料理することも億劫になるくらいでした。
息子をプールに連れて行く時はもっと大変です。
更衣室の床がトゲトゲマットになっているので、
足裏のイボ周辺をピンポイントで刺激するのです。
そりゃもう痛いのなんのって。
そうこうしているうちに次の東南アジアの旅の日程が迫ってまいりました。
液体窒素の激痛治療はこの旅が終わってからすることにして、
イボに効果があるといわれているヨクイニンをダメモトで飲み始めました。
1回6錠を1日3回です。
結構な数を飲みます。
そして近所の自然食品店・ライフリーハトムギ茶を購入し、
家で飲むお茶はハトムギ茶にしました。
旅行中、ハトムギ茶は飲めませんがヨクイニンタブレットは持っていき、
1日3回頑張って飲んでいました。
飲み始めて2,3日目は変化なし。
それが旅行中にふと気づきました。
あれ?もしかして足が痛くない?
普通に歩いてるじゃん。
旅行5日目くらいには痛みがなくなりました。
足の裏を見てみると、イボの色が黒く変色し始めていました。
イボの周囲が角化して一体どこからどこまでがイボなのかわからなくなっていたのが、
イボの部分だけ変色しています。
これは効いていると思い、
忘れずに用法を守り飲み続けます。
旅行10日目。
イボが益々黒くなり、萎縮&硬化しているように見えます。
イボ周囲の角化した部分を剃刀で削ぎ落とし、平らにしました。
まだイボには触らずにいます。
そのまま帰国。
飲み始めて18日目くらいでしょうか。
足の裏を見てみます。
一番大きな黒い変色したイボの周りをいじっていたら、
ポロリと取れかけました。
本当にポロリです。
イボだけがポロリで、
取れかかったイボの下に見える皮膚は綺麗な色をした健康な皮膚です。
えー。
何これ。
ダメモトで飲んだら本当に効いたー!
わーい。
一番大きなイボはいとも簡単に取れました。
イボは硬化しています。
嬉しくて嬉しくて写真を撮ってjunkitaさんに送りつけました。
液体窒素の痛い治療を激しく勧めていた姉にも送りつけました。
仕事中の夫には「奇跡が起きたー!」と電話しましたが、
「奇跡?じゃあ手短に」
と淡々としていました。
まあ宝くじに当選とかじゃないですしね。
イボですしね。
そりゃ淡白な反応でしょうね。
そのまま小さいイボ2個もいじっていたら、ポロリと取れました。
もう足の裏にはイボのあった穴がぽっかり空いているだけです。
これでイボ地獄から開放されました。
実は今年の初詣でも「イボが取れますように」とお願いしていました。
※言葉だけではこの感動は伝わらないと思い、
  思い切って足の裏をアップすることにしました。
  普段人に見せることのない秘部をあえて公開するこの大胆な試みを
  とくとご覧ください。
ibo01.jpg
一番大きかった部位
ibo02.jpg
第二、第三のイボ
ibo03.jpg
取れそうです
ibo04.jpg
皮一枚で繋がってます
ibo05.jpg
鉛筆の先と比較
ibo06.jpg
三つ取れた跡の穴はすぐ塞がりそうです

2007年10月25日

ツボカビ病

息子を連れて箱根山に行って参りました。
箱根山は山手線内で一番高い標高を誇る山です。
その高さ44.6m。
頂上でも空気が濃いです。
ここは戸山公園の中にある山でして、
滑り台やブランコなどの遊具もあります。
そこで息子を放牧していると、
妙な大きさの木の実のような物が落ちていることに気がつきました。
そばに寄って見てみると木の実ではなく、
手の平ぐらいの大きさに膨張したカエルの死骸でした。

※グロ画像(クリックで拡大)
frog01.jpg
frog02.jpg
携帯とデジカメで写真を撮り、早速姉と友人Jさんに送りました。
この二人なら喜ぶだろうと思っての行為です。
案の定即レスが来ました。
友人は喜んでいました。
姉はというと、
ツボカビ病じゃないか?」
ツボカビ病といえば、両性類の致死率が90%以上の恐ろしい感染症です。
カエルを愛でているわたくしとしては、
カエルが絶滅する危機に遭遇しているわけですから、
ツボカビ病の話は大変恐ろしい話に聞こえます。
絶滅すると何が起こるかといいますと、
カエルを食べる昆虫や鳥が減り、カエルが食べていた昆虫が増えます。
つまり生態系が乱れるということです。
そして生態系の乱れは、人間にも影響を及ぼします。
害虫が増え、農作物の収穫にも関わることになります。
これはいかん。
カエルの、いや。
日本の環境危機だ。
何とかしなければ。
姉にどうすればいいか尋ねると、
『環境省自然環境局野生生物課外来物対策室』という
大変長い長い名前の部署の電話番号を教えてくれました。
漢字の苦手な姉が19文字も続けて漢字を打つなんて、
拷問に等しい行為だったと思いますが頑張ってくれました。
わたくしは「未来を救うのは自分しかいない」的な使命感に燃えて、
日本を背負っている気分で電話をしました。
天秤にかけたら、所信表明演説をしている首相よりも重かったと思います。
意気込みだけなら。
結果。
死骸の状況から判断して、ツボカビ病ではないだろうとのことでした。
周囲に他にもたくさんカエルが死んでいないか、
何日も連続して死んだカエルが見つかるということもないので、
おそらく違うということでした。
まあ、これでツボカビ病だったら、
わたくしがその腐敗ガスで丸々と膨らんだ死骸を
研究所なりに持って行かなければなりません。
どうやらクール便で死骸を送るそうです。
コチラ。
といいカエルといい、日本の宅配便は何でも運びます。
回収中に破裂したら怖いと思いながらも、
薄くなった腹の皮についつい枝を突き刺しそうです。
こんなことを思いながら、
ツボカビ病でなくて良かったと胸を撫で下ろしました。
地球がなんちゃらとかは、この頃にはもう忘れてました。
所詮そんな程度です。

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