2008年10月28日

フィギュアにぞっこんLOVE

フィギュアなんて一生興味が涌かないと思っていました。
たとえ漫画やアニメが好きでも、3次元には移行しないと思っていました。
でもこんな物を見ちゃったら、一瞬で心を奪われても仕方がないのかもしれません。
※グロ注意。

コチラをクリック。
多重人格探偵サイコの1巻に出てくる
小林洋介刑事の恋人・千鶴子のフィギュアです。
18cm大きさでちゃんと箱詰めされており、
宅配便用紙に届け先・小林の名前と犯人・島津の名前もあります。
鼻チューブやポカリスエット風ゼリーもリアルに表現されており、
素晴らしいの一言です。
これは欲しい。
どうやらフェスに出した時は12,000円だったようですがすでに完売とのこと。
それならどこで買えるかしらと調べてみたら、
ヤフオクで落札されていました。
お値段152,000円也。
すんごいプレミア価格になっていました。
このフィギュアの素晴らしさは某近所の住民にしかわかるまいと思い、
サイトを見せると、
「芸術の秋だし作ればいいんじゃね?」
とアドバイスをいただきました。
作れねーよ。

2008年10月14日

ターセム様々やわ

日曜日のお話です。
翌日に幼稚園の運動会を控え、
気合でも入れるべく映画でも観てやろうと思い立ち、
上映情報を調べておりますと、
何とまあターセムの映画をやっているではありませんか。
しかも新宿バルト9で18:35からと場所も時間も申し分ありません。
ターセムの映画はザ・セル以来です。
ザ・セルでは衣装と風景の美しさと、悪夢のグロテスクさに頭をガツンとやられてから
すっかりターセムファンになりました。
さて今回の『落下の王国』はどう調理されているのかしら。
これは必ず観なくてはと、ネットで事前にチケット予約をしておきましたが、
それが大正解でした。
何故ならシネコンである新宿バルト9は、
チケットを購入するのに大行列だからです。
空いている映画を観たくても、他の映画が大人気なら、
同じ列に並んで待たなくてはならないのです。
わたくしはといいますと、マルイの1階にある発券マシンで予約番号を入れて
無事チケットを入手しました。
映画館に入るとチケットブースは長蛇の列で、
空いていると予想した席は満席でした。
ネット予約をしなければ、危うく観れなくなるところでした。
で、映画についてですが、
のっけからターセムの世界に惹きこまれてしまいました
モノクロのスローモーションで、
SL、鉄橋、川に下ろされた縄、釣り下がった馬、叫ぶ人。
音楽はベートーヴェン交響曲第7番第2楽章が流れています。
クラシックとモノクロって合うんだねえ。
ヨダレを垂らしそうなくらいうっとりしながらスクリーンを眺めていますと、
赤い砂丘に白い砂地、青い空の3色が目に飛び込んできました。
これはナミブ砂漠。
ザ・セルでもナミブ砂漠のソススフレイと思われる場所が出てきましたが、
今回もロケ地で使われていました。
国旗のような3色をかなり遠くの距離から撮っているので、
砂漠に立つ人間は豆粒のように映っています。
そのトリコロールを見ていたら、
かつてわたくしがこの目で見たナミブ砂漠の色が鮮やかに蘇ってきました。
ああ、こんな色してたっけ、と。
時が経てば記憶も色も褪せるものです。
心を揺さぶられる風景はナミブ砂漠だけではありませんでした。
恐いくらいの透明度を持つ海にぽっかり浮かぶ小さな小さな白砂の島。
周りは珊瑚礁の海だけ。
体に地図の模様を浮かび上がらせるための儀式のケチャ。
山賊が川に落ちる場面は、プラハのカレル橋。(多分)
インドはニューデリーの珊瑚色のフマユーン廟。
アーグラーのタージマハルの白。
ウダイプルの湖に浮かぶ白いレイク・パレス・ホテル。
ジョードプルの青い町。
ジャイプールのアンベール城。
黒騎士がウジャウジャと出てくるゲームのような場面はアーバネリーの階段井戸
結婚式の場面ではスーフィーダンス。
荒涼とした砂漠が湖に反転している場面は幻想的で。
どの場面も壁紙にしておきたいくらいの美しさです。
むしろプリントアウトして部屋に飾りたいくらいです。
ついでにプレゼントの包装紙にして皆を洗脳したいくらいです。
旅行者なら一度は見たことがある風景が出てくるので
そういう意味でも楽しめます。
ストーリーはまあアレがナニでどーなんですけど、
映像美を追求するならとても良い映画なのではないかと思われます。
これは大画面で見るべき映画です。
それと女の子が見る夢の中で、
人形になった女の子が頭の中身を引きずり出されれるシーンがあるのですが、
こりゃもうシュヴァンクマイエルでした。
悪趣味具合がいい感じです。
すっかり落下の王国に魅了されてしまい、
ターセム世界に引きずり込まれてまたザ・セルを観ました。
そうしたらですね、殺人鬼役があの微笑みデブでした。
昔見た時は全然わかりませんでした。
微笑みデブネタはわかる人だけわかってください。
しばらくはベートーヴェン交響曲第7番第2楽章がヘビーローテーションです。
もうこれで8回目。

2008年10月11日

誰が何と言おうとアケビです

これから出す画像はアケビです。
山になっているアケビです。
まずは蓮コラや虫の卵のようなおぞましさを感じさせるアケビの種です。


※クリックで拡大
お次はアケビの皮です。


※クリックで拡大
最後にもう一枚。
場所を変えてアケビの皮を撮りました。
しっくりきました。
でもアケビなんです。


※クリックで拡大
実はアケビの果皮に絵の具で彩色を施した土曜の午後。
貴重な1人の時間をこんなことに割くなんて
芸術の秋ですね。

2008年09月26日

抜歯プレイ

コチラで書きましたように、
親知らずの抜歯に挑戦してまいりました。
10年ぶりの抜歯は期待と緊張が入り混じった妙なテンションでした。
というのも歯科業界とはすでに5年のブランクがありまして、
この業界で5年というと魚類が陸に上がるくらいの進化の過程があったりします。
ですからわたくしの知らない最先端技術はどんなものかという
コデンタルの観点からの期待と、
ただ単に痛くないかしらという患者サイドの緊張感を持っていたのです。
診療前に先輩が話かけてきました。
前回、わたくしが初診で現れた時にものすごく驚いていたと言うのです。
確かに先輩の様子は
久しぶりの再会に驚いているという類のものではありませんでした。
極端に言いますと死んだ人そっくりな人が現れたから驚いた的なものでしょうか。
「え?なんでここにいるの?」みたいな。
実はわたくしが初診で訪れる前日、アメフト部の後輩とゴルフに行き、
14年間会っていなかったわたくしの話が何故かその時出てきたそうです。
すると翌日先輩の目の前にわたくしが患者として現れたので、
その驚きようといったらなかったとのことでした。
先輩曰く、昔からこういう予知夢的なものがよくあるそうでして、
特に最近現実になって起こることが増えてきていると言いました。
似た様なことはわたくしにもよく起こりますが、
「不思議なこともあるもんですね」
ととってつけたようにコメントして終わりました。
だってそれ以外に返しようがなかったし。
スピリチュアルが何ちゃらとか始まったら困りますから。
それはさておき、本日の抜歯の流れについて書き留めておきます。
1.表面麻酔
2.消毒、浸潤麻酔
3.切開
4.骨膜剥離
5.歯槽骨削除
6.歯牙の抜去(脱臼→鉗子で抜去)
7.縫合
8.消毒、止血
表面麻酔を含めて、全過程15分程度でした。
ヘーベルで脱臼させる時、
顎関節に力が加わって結構痛かったです。
これはわたくしが顎関節症だからです。
歯自体の痛みはほとんどありませんでした。
今回は上に向かって一部萌出していたのであっさり抜けましたが、
真横に埋伏しているとかなり時間がかかります。
その場合は多少の痛みと腫れを伴うことと思われます。
少しだけ歯槽骨を削ったわたくしですら腫れました。
まだ腫れています。
おかげで毎日マスクをつけて近所を徘徊しております。
で、抜いた歯も貰いました。

teeth01.jpg
ジャンプしてるっぽい
teeth02.jpg
根が曲がっているから
その後3時間くらい麻酔が効いていましたが、
下唇半分も痺れていたので、
ピアスを開けるならこの時だと思いました。
口周辺はやらないけど。
もし唇ピアスを実践したい方は、歯科治療の後をオススメします。
1週間後に抜糸して腫れも引いたら、
先輩とご飯を食べに行く予定です。
「今度お茶でもどう?」と言われたので、
しっかり「お酒の方がいいです」と好みを伝えました。
自己主張って大切ですね。

2008年09月21日

勝手に上映会

先週、近所の住民宅でDVD上映会が開催されました。
いつでしたか近所の住民数名をお招きしまして飲み食いしている時に、
『怪奇奇形人間』のDVDを持ってきて下さった方がいらっしゃいました。
前々から観たいと思っていた映画でしたので、
わたくしは大喜びしておりました。
そしてどういう話の流れかわかりませんが、
いつの間にかDVD上映会をやろうぜ的な話になっていました。
おそらく、
Iさんがプロジェクター持ってるよー。
あるなら使ってあげないとね。
本人不在だけどじゃあ上映会するってことで決まり?
みたいな感じで話がまとまったと思います。
その後、Iさんに承諾してもらい日時も決定となりました。
上映会当日。
19時集合ですが、きっかりに来る人なんているわけもなく、
すんごい遅刻したと思ったわたくしの19時半過ぎ到着ですら早い方でした。
部屋に入ると主がいませんでした。
客人がプロジェクターのセッティングをしています。
主は仕事で1時間くらい抜けるとのことです。
しかし主が戻ってきたのは3時間半後でした。
実はこの日は主の誕生日パーティーも兼ねていたので、
みんなご飯も食べず、怪奇奇形人間を鑑賞しながら待っていました。
怪奇奇形人間は、『孤島の鬼』と『パノラマ島奇談』と
『屋根裏の散歩者』と『人間椅子』を足して20で割った風でした。
内容は物足りなさ満点でしたが、
恐怖を感じるのではなく、笑うことが多かった映画でした。
上映会が毎月恒例行事になりますように。
自慢のDVD対決をしたいです。

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