2009年04月01日

早稲田松竹でシュヴァンクマイエル

4/25~5/1まで早稲田松竹で、
『シュヴァンクマイエル短編集 対話の可能性』と『アリス』の二本立てが上映されます。
自宅の小さなディスプレイで見たことはあれど、
映画館でシュヴァンクマイエルを見たことはございません。
ということで、観にいきます。

2009年01月26日

腸の検査結果

コチラで書いたように苦しんでおりました腸の検査結果が出ました。
結果:異常なし。
異常なしということは喜ぶべきことなのですが、
だったらあの痛みと下痢は何だったのかと思いまして先生に尋ねました。
わたくし「で、一体何だったんですか?」
先生「何だったんだろうねー」
細胞診、病理検査、血液検査、尿検査など一通りしまして、
アメーバや虫卵がないかとか腫瘍マーカーも調べましたが、
何にも異常がなかったそうです。
今は薬を飲まずとも下痢になることはありませんし、
至極快適な腸ライフですから、よしとしましょうか。
というわけで各方面の方々にご心配、ご迷惑をおかけしました。
謹んでお詫び申し上げます。

2008年12月14日

まりっぺの腸内探訪

※お食事中の方は読まないでください。
おかげさまで気管支炎の具合も良くなりまして、
ようやく体調も回復するかに思われましたが、
気管支炎の薬を服用した頃から下痢が続いておりました。
最初は薬の副作用かと思ってましたが、
薬を飲み切っても治るどころか日に日に悪化し、
しまいには粘血便で日に10回トイレに駆け込む有様でした。
それでもジュリーのライブ中はトイレに行くこともなく、
これもジュリーパワーのおかげで治ったかしらと思っていたのですが、
ドームを出てすぐに腹痛に襲われ、
駅のホームで悶え苦しんでいる自分がいました。
そんな体を騙し騙しイベントの準備や温泉に行ったりしていましたが、
ふとした拍子に何やらむにょんと漏らしました。
慌ててトイレに駆け込むと、
臭いのない卵の白身に血が混ざっているものが出てました。
これはいかん。
粘血便が出たことよりも、
いい大人が外出中に漏らすという精神的ダメージが
わたくしを病院へ足を運ばせました。
近所の診療所で診てもらうと腸内カメラを勧められまして、
紹介状を書いてもらい国際医療センターへ向かいます。
消化器科の先生とお話しすると、
下痢が頻繁で痛みを伴っているとのことで
年末で混んでる予約のところを
緊急扱いで腸内カメラの予約を入れてくださいました。
この日は採血と尿検査で帰宅し、
翌々日大腸カメラを初体験しました。
カメラを入れるに当たって前日の夜からの断食と下剤の服用、
検査当日朝は2リットルの経口腸管洗浄剤(商品名:ムーベン)を
2時間かけて飲み干しました。
この経口腸管洗浄剤は姉曰く
「美味いよ。ポカリみたい。冷がおすすめ。」
「腹痛のない下痢、水様便意に感動するよ」
とのことでしたので、冷水でいただきましたが、
甘くて塩っぱくて妙なレモン味でポカリの足元にも及びません。
後者の腹痛のない下痢は確かにそうでした。
何度もトイレを往復するうちに、最後は水しか出ませんでした。
この爽快感は感動です。
浣腸プ(ry
場所は変わって内視鏡室です。
検査前に服を着替えます。
上半身は肌着のみになり、下半身の洋服と下着は脱ぎ、
臀部に穴の空いたディスポのパンツを履きます。
その上にワンピースを着て、ピアスやネックレスは全て外します。
そしてベッドの上に横たわり、マイナートランキライザーを注射し、
カメラの挿入開始です。
キシロカインゼリーを使っているのか挿入時の痛みはありません。
がしかし、奥に進むにつれて時々重い痛みが腹の奥底から走ります。
これは腹の中で胎児がキレのいいキックを放つ時に似ています。
S字結腸通過時が一番きつかったです。
思わず「痛い!」声が出てしまいましたが、
まあ耐えられる痛みではありました。
「1mくらい入りました」と言われ、
あらそんなに挿入したのねと少々恥ずかしくもありましたが、
腸の長さを改めて認識しました。
最初の痛みはほぼなくなり、モニターを見る余裕が生まれまして、
先生と話しながらカメラは腸の奥へ奥へと進みます。
腸の内容物はほぼ出きっているので、
時々ある水分はバキュームで吸い取られる程度で固形物はありません。
洗濯ホースの蛇腹のような腸は、
ホルモン屋で見かける綺麗な腸でした。
このまま焼いてレモンと塩で食べたらいけそうです。
小腸の方まで見ましたがポリープもなく、
カメラは出口へと戻っていきます。
するといつも張っている感覚のある左下腹部に差し掛かり、
そこにちょっと気になる斑点の箇所が出てきました。
その部分を青く染色して写真を撮り、
斑点部分の粘膜を摘まみ取り、生検に回すことになりました。
そこをプリントアウトしてもらったのでここでその画像を公開してみます。
イボなんて目じゃありません。
内面ヌード初公開です。


※グロ注意!(クリックで拡大)

染色後 ※グロ注意!(クリックで拡大)

別の箇所 ※グロ注意!(クリックで拡大)

染色後 ※グロ注意!(クリックで拡大)
「最近海外行かれました?」
と聞かれて直腸あたりの生検もしたところをみると、
細菌性腸炎を疑っているようです。
でも海外に行ったのは今年の1、2月ですから潜伏期間が長すぎますし、
かといって潰瘍性というわけでもなさそうです。
カメラでは診断確定になりませんでしたので、
後日検査結果を聞くことになりました。
しかしもう予約が一杯ということで年明けに持越しです。
というわけで悶々としたまま年末と新年を迎えることが決定です。
それまでは炎症を抑える薬と整腸剤の薬を毎日服用することになりました。
追記。
今回の件を姉に相談したところ、
「潰瘍性大腸炎は内服治療になり、回復が見られなかったり、
 劇症型だった場合は外科的治療になることも。
 大腸摘出ですね。
 さあ安心したか?余計心配になったか?」
安心するわけねーだろ。この鬼姉。
更に腸内カメラの画像をプリントアウトしたものを姉の夫に見せれば、
診断してやるという心強い意見がありまして、
プリントアウトしてもらいました。
そしてプリントアウトしたデータを姉に送ると、
姉の夫の診断は『腸炎』でした。
この一言で姉から診断料5,000円を請求されました。
悪魔は実在します。

2008年11月09日

ラ・スペコラ解剖博物館

マッサージ師の友人が遊びに来た時に、
話の流れでイタリアにあるラ・スペコラ解剖博物館が話題にのぼりました。
フィレンツェにあるというその博物館には、
蝋細工の解剖人形がずらりと陳列されていて、
筋肉、血管などが細部にまで忠実に再現されているとのこと。
中でも腹部がぱっくり開かれた美少女が綺麗というので、
写真集も出ているという有名な美術館ならHPもあるだろうと調べてみると、
flickrでいい画像がでてきました。

※グロ注意です。コチラ。
こちらの博物館は18世紀にメディチ家の収集品から端を発するそうで、
そんな昔にこんなにリアルな蝋細工の解剖人形を作っていたのかと息を飲みましたが、
よく考えてみれば杉田玄白の解体新書も18世紀に刊行されたわけですから、
原本のターヘルアナトミアが出版されたヨーロッパの方で
このような技術が進歩していたことは当然なのかもしれません。
こちらの博物館の写真集はバロックアナトミアと、解剖百科の2冊があります。
どちらもわたくしの趣味にど真ん中なので欲しいです。
これを読んだ姉も欲しがると思います。
とりあえずわたくしの心のカートには入っています。

2008年10月29日

円高の恩恵

円高というよりも他の通貨安のおかげで、旅行するなら今が狙い目のようです。
バンコクなんて7,000円からありますよ。
コチラ。
当然ですが、この他に燃油サーチャージや保険料がどっさりかかりますが。
さてUS$1=100円以下のドル安ですから、
ちょいとハワイまでお買い物に行きたいところですけど、
子持ちの分際でそう簡単に行けるわけもなく、
じゃあドル安の恩恵にあずかるにはどうしたらいいかしらと考えましたら、
日本にいながら買い物をすればいいのだということに気づきました。
日本では8,000円以上するMeet the FeeblesのDVDは、
amazon.comで買うとUS$21.99です。
あら安い。
心優しい誰かが買うんじゃないかと期待しています。
それを近所で上映するんじゃないかと期待しています。

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