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2011年01月07日

漫画喫茶16時間耐久レース

新年早々、漫画喫茶に篭ってまいりました。
やるべきことを全て終えてからちゃんと行きましたとも。
年賀状作りという大仕事を終えて。
以前3時間パックで入ったら一瞬で時が流れたので、
それを踏まえまして今回はがっつり8時間パックにしました。
980円です。
8時間後は深夜ですので、入店前に近くの焼小籠包屋で腹を満たします。
最初に軽く無限の住人ぼくらのの続きを読み、
ブラッドハーレーの馬車を読みました。
短編で頭をほぐした後は、本日の本命ベルセルクを1巻から読み始めました。
25巻くらいまでは読んでいたのですが、
魔法や魔物が出てきたりという設定が現実的でないものは、
繰り返し読まないと頭にその世界観を入り込んでこないため、
復習というわけです。
これがまずかったのです。
ベルセルクを読み終わるのに8時間かかりました。
だって35巻まであるんですもの。
で、悩みました。
8時間経ってベルセルクだけで終わっていいのか。
まだまだ読みたい本があるんじゃないか。
こんな時間は当分ないんだから無理をしてでも読み続けた方がいいのでは。
悩みに悩んでというのは嘘であっさり8時間パックを追加しました。
これで翌朝8時過ぎまでお泊り決定です。
湯沸し器の修理は9時以降に来るというのでぎりぎりセーフです。
それから読み続けたリストはコチラ。

駅から5分
くらもちさんの漫画。
3巻を読んでいなかったので3巻だけ読みました。
くらもちさんの心理描写は相変わらず冴えていて、
ここで恋に落ちるのかというのが絵でわかります。言葉でなく。
チープスリルから始まったと思われるオムニバスストーリーの展開形式が、
ここでは回毎に主人公を変えて、
それぞれの話がどこかで繋がっているという作品です。
続きの花に染むも読まないとです。
姉が買ってるかしら。
ペット
すごく読んでみたかった三宅乱丈さんの作品。
一番の目的であった、体毛だらけで鼻毛の出ている漁師に
少女がマグロの釣り餌となって海に飛び込むという訳のわからない設定の
大漁!まちこ船は置いてありませんでした。
がっくし。
この漫画は切なくて頭が痒くなる漫画です。
記憶操作のお話なので、
インセプションが面白かった人には楽しめると思います。
思わぬ収穫となった作品でした。
イムリ
同じく三宅作品。
こちらは打って変わってSF。
三宅さんは重厚なSFからギャグ漫画まで幅広いストーリーを描ける御方のようです。
イムリの世界観を頭に叩き込むのには、
あと3回は読み返さないといけません。
これは買ってもいい本です。
プライド
イムリやベルセルクで疲労した脳みそには、
何も考えずに読めるお気楽な漫画を与えます。
このような場合は少女漫画がいいでしょう。
残念ながらこの作品は途中まで読んで興味がなくなってしまいました。
Real Clothes
槇村さとるさんの漫画を読む日が来るとは。
どなたかがごっそり持っていったため、
1、2、11巻だけ読みました。
2巻から11巻までの間に展開にぽっかり空白の時があるわけですから、
主人公がすんごい垢抜けていたり、知らない登場人物が出ていたり、
あの人はどこ行ったーみたいなこともあり、
ストーリーを全然把握できませんでした。
当然ですね。
ガラスの仮面
35巻あたりから最新刊まで読みました。
携帯が出てくるあたりと、
ダブルベッドを見て頬を赤らめる速水真澄が印象的でした。
いつの間にか速水真澄がわたくしの年下になっているなんて・・・。
つか、亜弓さんと歌子さんの2人の世界が恐いです。
ギャグにすら思えます。
テルマエ・ロマエ
2巻を読みました。
うーん。もういいかな。展開がワンパターンになりつつあるから。
闇金ウシジマくん
救いどころが大変少ない漫画なので全巻読むのはあえて避けました。
10巻くらいまでで終わり。
お金って大切だよね。
進撃の巨人
話題の漫画だったので読んでみました。
舞姫 テレプシコーラ
第一部の終わりを読んでいなかったのでそこだけ。
第二部はどなたかが読書中にて読めず。
第二部読みたいー!!
こんな感じで読み終えたところで時間終了。
外に出ると眩しい光と青空が広がっていました。
少しけだるさを感じながら電車に向かい、
仕事始めの人達と女性専用車両に乗り込みながら、
何の生産性もない達成感を味わっておりました。
16時間読み続けたぜ!