2010年08月11日
新潟での日々
新潟は東京と変わらないくらい暑かったです。
ですが、実家のクーラーの設定温度が
全ドア開放して1階2階で22℃という異常事態だったために、
外に出ない限りは暑さから逃れていました。
(東京に比べれば)家も広く、TVもあり、冷房もガンガン、
時々は相手をしてくれる実家の母もいて、
息子は息子で実家の滞在を楽しんでいたし、
わたくしも裁縫に没頭できました。
長い年月を経て、
お互いぶつかりすぎて角が丸くなってきた母とわたくしの衝突もなく、
快適そのものの新潟。
もうこのまま新潟で・・・と一瞬思いました。
いえ、一瞬ではなくしょっちゅう思っていました。
が、東京に戻ってすぐのセミ会や、手芸屋に困らない新宿、
子供の遊び場にも困らない東京に刺激され、
やっぱ東京は飽きなくていいわーと思ったり。
おそらくわたくしは世界中どこでも住めば都になるタイプです。
但しネット環境は必須。
そんなこんなの新潟滞在時の画像です。
わかっていらっしゃるとは思いますが、ほとんど食べ物です。
↓
麗香の排骨炒飯はいつ食べても美味い。いつも全部は食べられない。
新潟麦酒のゴールデンエディンバラとエスプレッソ
王冠がかわいい
知人に新潟麦酒を強力プッシュされ買ってみました。
買いに行った酒屋さんがビールとワインにこだわりのあるところで、
ベルギービールが充実していたのは驚きました。
それも手づくりの解説付き。
お店の方にこのビールを勧められたことを述べると、
新潟県内の地ビールをあれこれ飲んだ結果、
この新潟麦酒の味が一番ビールらしい味だったので、
取り扱いを始めたのだそうです。
取り扱いのもう一つの大きな理由は、
新潟麦酒は瓶内で熟成させるため、賞味期限が2年ととても長いことが、
販売する決め手になったのだそうです。
といいますのは、大手メーカーのビールの大半は、
製造後すぐに出荷する鮮度が売りですので、
賞味期限も短く設定されています。
そうすると、大きなスーパーと町の酒屋さんを比べると、
商品の回転率にかなりの差が出るため、
酒屋さんにとっては賞味期限の短い商品を扱うことはリスクが高くなるのです。
つまり賞味期限が切れて廃棄処分と。
しかし保存方法がしっかりしていれば、実は賞味期限が切れても飲めるし、
そのまま熟成が進み、味わいにも変化が訪れます。
新潟麦酒はそれを楽しむためのビールなので、
酒屋さんの販売スタイルに合うというわけです。
大学の近くの酒屋でしたが、
学生時代には入ったことなかったのにこんなことで訪れるとは。
不思議な縁です。
上記の2本は、ぐびぐびぷはーっと渇いた喉を潤すような
喉越しを楽しむものではなく、
モルトの味わいを楽しむ夜にぴったりのビールです。
夜中に裁縫をしながら、ちびりちびりとやるにはぴったりでした。
濃いから量が減らない減らない。
飲み加減がウィスキーみたいです。
前列右より時計回りに、ズッキーニのサルシッチャ乗せ、
なすのサルシッチャ乗せ(?)、帆立のタルタル、レバーペースト、
パテ・ド・カンパーニュ、ハモンイベリコ、ムール貝の焼いたの、
真ん中がアランチーニ
上古町に5月にOPENした旅の途中のカフェでいただいたタパス盛り合わせです。
歩いていてお洒落な店ができてると思ったら、BAR(バル)ではないですか。
こりゃ入るしかないでしょう。そうでしょう。
高い天井で空間が広く、ソファー席にどかんと座りました。
んじゃビールとタパス盛り合わせでも頼もうかと店員さんを呼ぶと、
タパス盛り合わせは2人前くらいの量があるのだとか。
あら困った。
すると店員さんが小声で、
「カウンターで立ち飲みだと頼める盛り合わせハーフの注文もあるんですが、
今日は大丈夫です。」
「じゃあ座ってるんですけどそれください」
と今だけOKをいただきまして、頼んだのが上記のタパスなのです。
確かにこの倍の量は無理だわ。
新潟でプレミアムモルツの生を飲みながら
タパスをつまめる日が来るとは感無量です。
料理、かなりのレベルですよ。
一つ一つ手を抜いてません。
厳密にはスペインのバルではなく、イタリアのバル、
フランスのビストロとカフェ、スペインのバルをミックスさせたようなお店です。
とても良い雰囲気で、店員さんの対応も丁寧です。
子連れもOKだそうです。
すっかりお気に入りになりまして別日にも訪れました時に、
注文したのはコチラ。
↓
ティーエスプレッソ・ラテ・ローズジャム
メニューには載ってないのですが、店員さんにオススメを聞いたら、
こちらを教えていただきました。
ローズジャムの香りが紅茶と合うとは意外でした。
美味しいわー。
ティーエスプレッソとは、要は紅茶をコーヒーのエスプレッソのように、
高圧・高温で抽出した紅茶のことです。
つーことは家にあるエスプレッソマシーンでもできるんじゃね?
その方が安上がりじゃね?
ってことでローズジャム(1,890円)を購入して作ってみました。
1)紅茶の茶葉をミルでパウダー状にする。
2)エスプレッソメーカーで通常のエスプレッソのように作る
3)完成
できたけど、紅茶の茶葉をすんごい使っているような気がするので、
それでただ単に濃いんじゃないかという気も。
ということは、茶葉を多めに入れたただの濃い紅茶ではないか。
これなら別にエスプレッソメーカーで作る理由がないかもしれません。
この分野は未開発なのでよくわかりませんが、
詳しい人に聞いてみたいものです。
ここで薔薇のお話を。
大人の階段を登りきったあたりから、薔薇の香りが大好きになりまして、
ボディーソープも薔薇、トイレのお香も薔薇、折り紙も薔薇。
漫画で書かれるなら、薔薇を背負って登場に決まっています。
レバノンのトリポリにわざわざ食べに行った
ハルワート・エル・ジブンというお菓子は、
ローズシロップがたっぷり、滴るくらいにたっぷりかかっておりまして、
この頃はまだまだ薔薇の妖艶な香りは理解できず、
ただただローズシロップの香りがいらねーと思っていた若輩者でしたが、
今なら美味しくいただけることでしょう。
シロップの量と甘味が半分になっていれば。
ソフトクリーム。でかいです。
生クリームが肝のザッハトルテ
黒糖ロール
息子の顔ほどの大きさのマンゴーカキ氷
こちらは寺尾にありますヴィナーヴァルトでございます。
姉、甥、わたくし、息子で行ってきました。
1階がケーキ販売、2階がカフェになっています。
幼児禁制だったようなのですが、他にお客もいなく入れていただけました。
ありがとうございます。
姉はここのザッハトルテ、甥はソフトクリーム、
息子は自家製マンゴーシロップのカキ氷、
わたくしは姉のオススメの黒糖ロールをいただきます。
最近のロールケーキは、
生地が口に入れるとふわっととけるようなテクスチャーのものが多いのですが、
こちらはしっとりしすぎないスポンジ生地でした。
どちらが好きなのかは好みの問題でしょう。
黒糖の味が強すぎず食べやすかったです。
息子のカキ氷はかなり大きく、
大人でも全部食べられるかどうか怪しいくらいでしたので、
食べる前にわたくしが言いました。
「全部食べるとお腹を壊すから、みんなにもあげて」
言われた食い意地の張った息子は、
果汁たっぷりのマンゴーシロップの美味しさも手伝ってか、
唇を青くしながら完食しました。
一体誰に似たんだろう・・・。
案の定、この日の晩は下痢してました。
これで息子が大人の忠告を聞くようになるといいきっかけになりますように。
リスと戯れる息子
反省ポーズのリス
ネズミに似てるけどリス
加茂山公園にあるリス園に友人家族と行ってまいりました。
リスに餌やりができるのが魅力のこの公園。
リス以外にもなかなか滑り口まで辿り着かない全長150m、
標高差32mのスライダーや、彫刻の森、
鯉の餌やりなどの楽しみもあり、子連れのピクニックには大変良い所でした。
連れて行ってくれた友人家族、どうもありがとうございました。
この他にもアクアパーク、サンピアのプールで泳いだり、
友人宅でプール遊びをしたりと、
息子とわたくしなりに有意義に過ごせた新潟滞在でした。