2010年04月27日
初体験・鍼治療
ここ1ヶ月で接骨院、整体で治療を受けていましたが、
そこまで激変することはなく、肩は硬く、首も強張っています。
ですので、劇的効果を期待して鍼を受けてみることにしました。
鍼体験者に聞きますと、腰痛が治った、アレルギーが治った等、
良いことずくめでした。
ただ心配なのは、鍼を打つことに対する若干の恐怖感です。
痛みは苦手な方ですから鍼も少々恐いのです。
でもまあ行っちゃえば打たれるしかなくなるしと、
自分を追い込んで予約してみました。
よくやる追い込みパターンです。
こちらは某鍼灸学校です。
臨床実習で実際に施術していただきます。
生徒さんによる問診の後は、
先生がわたくしの主訴である肩や首のコリを見てくださいました。
「おお!これはすごい!打ち甲斐がありますねえ!
とても硬い。右より左の方が硬いですよー。これはすごい。
うわ!首もこれは相当きてますね」
この先生の声がそれはそれは素敵なのです。
まるでジェットストリームの城達也みたいです。
言われていることはよろしくない宣告なのですが、
あの低い声で言われるとうっとりしてしまいます。
先生の鍼を打つべき場所の指導が入ると、実習室へ移動しまして、
いよいよ鍼治療の開始です。
「緊張して筋肉が硬くなると痛くなるからリラックスするように」
とのアドバイスどおり、深呼吸をしてされるがままになってみました。
私の体の半分ずつを実習生2人が担当します。
消毒をして第一打目。
刺入時は軽いちくっとした痛みでした。
注射針よりも細いので気にならない痛みです。
それが突然、筋肉が硬直するような刺激になったり、
打たれている場所とは違う場所が正座後の足のように痺れたりと、
体験したことのない感覚でした。
ほぼ痛みはないのです。
けれども皮膚は何ともないのに、
身体の内部がグリグリされているような妙な違和感が
不快の五歩手前くらいに感じます。
びりっと感じる場所を知らせると、そこを鍼の出し入れを繰り返します。
これがまた体内で虫が蠢いているような感じです。
疼痛とは違うのに、
いつの間にか親指の爪を指の腹にグッと押し付けながら耐えていました。
鍼を打った場所は、親指と人差し指の間、手首、肘周辺、
足首、膝裏、腰、肩甲骨周辺、肩、うなじ周辺の首回りです。
激痛はありませんでした。
時々あるかなり小さな鈍痛くらいです。
あとは内部のグリグリ感とビリビリ感と、
時々ヒットする電流体験くらいです。
これで首の強張りがかなり軽快しました。
首を回しても突っ張る感じがありません。
すごいな、鍼。
肩のこりはまだまだ残っていますが、
続けていけばもしかしたら重度の肩こりも良くなるかもしれません。
それにはまず背中を真っすぐにし前屈傾向の姿勢を正すこと、
ストレッチをすることなどを指導されました。
裁縫をしたり、消しハンを彫ったり、
PCを使っているとどうしても姿勢が悪くなるので困りますね。
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