2010年01月04日
考える暇もないくらい没頭するものがあれば、
疎ましさは忘れられるかもしれません。
しかし、きっとそれは一時的に記憶の奥底に追いやるだけで、
安堵した一瞬に前よりも鮮明に蘇るような気がします。
残酷なくらいにその時間、空気、輪郭すらもはっきりわかるくらいに。
対症療法ではありますが、丁寧に暮らす、日々の決め事を完遂する、
つまりルーティンワークをこなすという、
極めて単調でありながら、
誰にでも平等にある時間をいかにして効率よく使うかという観点から
大変重要なワクチンを打ってみることにしました。
プラセボにならぬように、更に+αも決めました。
1月は毎週土曜に、西荻窪の旅茶箱にフル出場します。
(但し息子が病気の場合を除く)
そして平日は少しの間ですが働きます。
1月の方が師走らしいのは何故だろうと考えたら、
店に立つ初日が太陰暦では師走の始まりだったのです。
そういうことだったのか。
この不思議な一致を偶然と捉えるのか、必然とこじつけるのか。
必然であるとするならば、起因する事象も必然ではないのか。
それは確かにわたくしの手で放たれたものだったのだから。
2010年01月03日
ちくちくと手縫いをする時のお供は、
ニコ動の作業用BGMです。
荒井由実、松田聖子、井上陽水など昭和の音楽を聴きながらの針仕事は、
冬の夜にぴったりです。
アイロンを温め、布地の寸法を測り、鋏で裁ち、針を刺す。
この一連の流れも、最初のがま口よりは滑らかになってきました。
やはりこれも慣れなのだと痛感いたしました。
できない、苦手と思い込んで触りもしなかった裁縫道具に
これほどお世話になるとは思いもしませんでした。
人間、どこでどう変わるかわからないものです。
で、第三弾がコチラ。
↓
北欧ファブリックっぽいで山型がま口
サングラスケースでございます
今までで一番上手な出来栄えです。
何故ならしっかり型紙を取ったから。
しかし口金に難ありでして、留め金がとても硬いのです。
一度締めるともう開きません。
開けるには豪傑の腕輪が必要なくらいです。
なので恐くて締めてません。
がま口なのに。
2010年01月02日
DSケースに続いて、がま口第二弾はコチラ。
↓
魔除け効果のある麻の葉模様
縦型なのでペンなどの長物もOK。眼鏡入れにすべきか
これがですね、口金を見ながら適当に型紙取って切ったら、
口金に差し込む布地部分が口金より幅がでかくなったもんだから、さあ大変。
こういう失敗の時に名案が思い浮かばないところが
場数を踏んでいない初心者の特徴です。
わたくしは力技で無理矢理ねじりこみましたけど。
ですから布地がダブついておかしいです。
型紙の大切さが身に沁みた出来事です。
お次はサングラスケースです。
布は裁断済みなのであとは縫って口金をつけるだけ。
冬休み中にせっせとこしらえます。