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2009年08月10日

息子への封書

息子宛に封書が届きました。
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誰からかしら
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あらびっくり
差出人は相撲協会でした。
年に3回国技館に通っているうちに、
息子の素質を見抜かれて今からスカウトでしょうか。
相撲業界も人材不足に悩んでいますし。
若干緊張の面持ちで封筒にはさみを入れると中から出てきたのは、
9月場所のちゃんこ引換券と番付表プレゼントのクーポンでした。
それと相撲体操のパンフレットと相撲の豆知識あれこれの小冊子も。
相撲体操のDVDはすでに持っているし
豆知識小冊子も何故か持っているし、
ちゃんこ引換券と言ってもちゃんこ200円だし。
中身とメール便のコストとのバランスが悪い気がします。

2009年08月09日

備えあれば憂いなし

twitterやmixiやあちらこちらのブログで
1万人くらいが「地震だ!!!」と書いてそうな気がしますが、
わたくしもそのプロジェクトに参加する1人だったりします。
夫と息子が実家に行ったので1人で映画三昧デーにするために、
一番リラックスできる格好でゆっくり見ようと服を脱ぎました。
誰もいない家では裸が一番くつろげます。
あーこりゃ楽ちん。
そして2本目の映画を見ている途中、
ガタガタと物音がし始め、建物が揺れました。
すぐ収まるだろうとそのまま映画を見続けていると、
収まるどころか揺れが大きくなり、食器棚の皿のぶつかり合う音、
スチール棚にかけてあるキッチンツールのぶつかる音が大きくなりました。
そういえばわたくしは服を着ていません。
このまま揺れが大きくなって我が重慶大厦が倒壊した暁には、
もれなく全裸で被災が決定です。
これは恥ずかしい。
死んでも死に切れないし、近所の住民は葬式で笑うこと必至。
まだまだ揺れている中で、
今日買ったばかりのパンツとキャミソールを大至急身に着けました。
新品ですからこのまま避難しても無問題。
むしろ上下お揃いでの勝負下着です。
こんな時でもお洒落心を忘れないなんて
自分で自分を褒めてあげたいと思いました。

2009年08月08日

蜜蝋キャンドルを作ろう

伊勢丹に入っているマクロビオティックの店・チャヤ
モンブランと豆腐チーズケーキを買ったので、
それを息子と2人でパクつこうと屋上に行ったところ、
エコロジーをテーマにした子供向けのワークショップがあったので、
息子と参加してみました。
参加したのは蜜蝋キャンドルを作るプログラムです。
Wild Treeという蜜蝋キャンドル専門店の方が指導してくれました。
まずは蜜蝋、ミツバチについてのレクチャーです。
夏休みの子供の自由研究の手助けも兼ねているらしく、
小学生にはいい題材だと思います。
年中の息子にはチンプンカンプンだったようですが。
【蜜蝋についての豆知識】
・蜜蝋は花の蜜から作られる
・ミツバチが一生で取れる蜂蜜の量はティースプーン1杯だが
 蜜蝋はティースプーン1/10杯
カヌレの表面のカリカリには蜜蝋を使う
・今市販されている蝋燭は石油が原料。
 蜜蝋はススも少なく、香りもよい
・蜜蝋は5000年前から使われている
ミツバチが一生かけて採取する蜂蜜がたったスプーン1杯だとは
結構驚愕の事実だったりします。
これからヨーグルトやパンに蜂蜜をかける時は、
ミツバチに感謝しながら「いただきます」と言おうと思います。
そんな話を聞いた後は、ようやくキャンドル作りに取り掛かります。
まずは電熱器の上で温められた寸胴鍋の登場です。
ここに蜜蝋がたっぷり入っていまして、
鍋の縁にはすでに固まった蜜蝋がびっしりとこびりついています。
これを木の棒でゆっくりかき回すと、
蜂蜜の甘い匂いが立ち込めます。
童話に出てくる火にくべたスープをかき回しているようです。
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この蜜蝋はミツバチ何匹分なんだ
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蜜蝋そのもの。硬いけどもろそうな手触り
タコ糸を短く折った木の枝に結びつけて、
それを鍋の中に浸し、素早く引き上げます。
この作業を20回繰り返します。
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1回目。芯を引っ張って真っ直ぐに
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3回目。
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5回目。肉付きがよくなってきた
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10回目。結構太くなってきた
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15回目。20回までもう少し
20回やるといい感じの太さに仕上がりました。
ここで終わってもいいのですが、今日は子供達がメインなので、
飾り付けをすることにします。
蜜蝋でできた蜜蝋粘土で、まだ温かいキャンドルに飾りをつけます。
粘土を丸めたり、伸ばしたり、形作ったり。
子供の自由な発想で各々のキャンドルが作りあがっていきます。
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蜜蝋粘土で飾りをつけよう(何故かわたくしの作業)
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蜜蝋粘土の飾りが完成
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飾りが取れないよう蜜蝋で仕上げのコーティングをした後
mitsuro11.jpg決め顔でポーズ
床屋のサインポールをイメージしてみました。
息子はこのキャンドルを「誕生日ケーキに使う」と言っていますが、
ケーキに大穴があくことは確実です。
ケーキにオベリスクを建てたっぽくなります。

2009年08月06日

異種格闘技戦

都電に揺られながらあらかわ遊園へ行ってまいりました。
この遊園地にはどうぶつ広場もありまして、
山羊、羊、ポニー、牛、鹿、猿などがいます。
猿に餌を上げたり、ポニーに乗馬もできます。
で牛の鳴き声がしたので見に行きましたら、
牛が隣の小屋の馬の顔を柵越しにベロベロ舐めまくっていました。
よだれをたっぷり垂らしながら、
粘着系のベロベロです。

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馬はじっと我慢の子
牛の痴態はスロバキアで経験しています。
とある田舎町の牧場を散歩していたら、
雄牛が雄牛に乗っかったり、液体をかけたりとやりたい放題。
1匹の雄牛だけ集中攻撃にあっていました。
アメリカの刑務所ってこんな感じなのかなと思いました。
ということで、口直しにどうぞ。

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ポニーに乗る息子

2009年08月05日

日本でショムロイ・ガルシュカ

こどもの城に行った帰りに同行者が
ピエール・エルメの隣あたりに見たことのない店がある」
というので寄ってみることにしました。
店名はGERBEAUD(ジェルボー)と読みます。
はて。
聞いたことのない店だと思いながら看板を眺めておりますと、
店のある風景に何となく見覚えがありました。
ジェルボーの看板の下にはBUDAPESTと書いてあります。
これはブダペストのヴァーツィ通りに繋がる広場じゃないかしら。
きっとそうだわ。
すると昔のブダペストの町並みや食べ物があれやこれやと蘇ってきました。
毎日通っていたブラハ・ルイーザにあるスーパーのカイザーやマッチ、
ここの白ワインとハム、サラミ、チーズに
幾らのジャパンマネーを落としたことでしょう。
アストリアからヴァーツィ通りへ行く手前のケーキ屋の店先で売ってた
焼き立てだけクリームが大味なワッフル。
中央市場の2階で食べられる揚げパン・ランゴーシュ。
くさり橋、王宮、国会議事堂を眺めることのできるドナウ川周辺。
安くて通っていたデアーク広場近くのパブで飲んだドラフト。
楽しかったブダペストの日々を食べ物中心に思い出しながら、
店の扉を開けました。
店内右手に生菓子のショーケース、
左手に焼き菓子、その奥にはカフェスペースがあります。
ショーケースの中のケーキはこじんまりとした大きさで
600円~という強気なお値段設定。
その中にショムロイ・ガルシュカもありました。
このショムロイ・ガルシュカという名前を聞いて、
甘いチョコレートソースとクリームのケーキを思い出した方は
マリアかヘレナかテレザに長期滞在していた方に違いありません。
ブダペストで食べたショムロイ・ガルシュカは、
量もさることながら、ひたすら甘くて全部食べ終えたことがありませんでした。
これとパラチンタ(ハンガリーのクレープ)というデザートは、
ハンガリーの定番らしいです。
どうでもいいですがパラチンタはパンチラぽくもあり、チンパラーダぽくもあり。
そのパンチラ、もといパラチンタはカフェスペースで食べられるとのことでしたが、
この日はテイクアウトにしたので、
ショムロイ・ガルシュカをお買い上げでございます。
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左がショムロイ・ガルシュカ、
右はマスカルポーネとベリーのケーキ
普通に美味しいです。
うわーちょ何これマジウメーwwwみたいな美味しさとは違いますが。
これなら近所のPatisserie MARBUの方が、
手頃で美味しくて値段以上に味に満足できていいです。
ジェルボーのは表参道まで行って買うまではしないと思います。
しかしながら、ブダペストの味蕾の記憶を懐かしむには丁度よいと思います。
ブタペスト組の皆様、どうぞお試しください。

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