2009年03月11日
万年筆デビュー
本郷3丁目の輸入文房具屋scosに行ってからというもの、
文房具を眺めることが趣味になりつつあります。
しかし学生でもなく、働いているわけでもなく、
メールばかりで字を書かなくなっているこの状況。
文房具を活用する機会は確実に失わわれております。
ノートもカラーペンも欲しいけれども、
一体いつどこで使うんだと聞かれたら返答に窮するのは目に見えています。
そんな購買欲と実用性の反比例に頭を悩ませておりましたら、
手紙を出すチャンスが巡ってきました。
どうやら近々文通になりそうな気配でして、
ということはペン、封筒、便箋等が必要になります。
これでめでたく文房具を買う口実ができました。
まず手始めに、欲しかった万年筆を買いました。
↓
Pelikan Pelikano Junior
父親は万年筆使いでしたが、
子供のわたくしにはインクがキャップ内につく、インクが出ない、
書きづらい等の不満爆発の筆記用具でしかありませんでした。
それから、縁が金ピカで重くて持ちづらく、
おっさんくさいデザインの万年筆しか知らなかったので、
買う気にもなりませんでした。
しかし、scosでSchneiderの万年筆をあれこれ見て、
もしやかっこいい万年筆もあるのではないかと調べてみたら、
ヒットしたのが上記のペリカーノ・ジュニアでした。
初めて万年筆を使う子供のための万年筆です。
グリップに凹みがついており、
どこに指を当てればいいのかがわかるようになっています。
字が少々太字ではあるのが気になりますが、
初心者には価格も書きやすさも照準があっているのではないかと思われます。