Home > 1月, 2009

2009年01月25日

東京にある牧場

11月頃からjunkitaさんが「牛糞牛糞」と言い続けておりまして、
どうやら牛糞がアレルギーに効果があるとのことで、
牛糞に含まれるエンドトキシンがこんな感じでいいらしいです。
作用機序はこんなです。
NHKの特集によると、
そのエンドトキシンを浴びることで1歳までに効果があるそうでして、
息子はもう手遅れなわけですが、それでも淡い期待を込めつつ、
関東近郊で牧場はないかしらと探してみると、
八王子に牧場があるではありませんか。
電車でいうと、京王高尾線の山田駅から徒歩5分という好立地です。
牧場なのに駅近。しかも東京都。
これは行くしかありません。
お邪魔したのは磯沼牧場
駅から畑の間を通っていくと、すぐに牛が出現しました。
夏に牛体験をしている息子が、
久しぶりの牛のでかさに怯えていました。
そしてそこには牛糞がたっぷり。
でも臭くないのです。
あの独特の臭いがしないのです。
それはコーヒーかすとカカオの殻を牛糞に混ぜているからでした。
すごい消臭効果です。
これに干草も混ぜていい堆肥ができているそうです。
ushi01.jpg
ジャージーとホルスタイン
ushi02.jpg
マトンもいました
急勾配の道を下り、牧場の受付方面を向かうと、
見学会の説明の真っ最中でした。
乳絞り体験が先着20名だけ700円(牛乳、ヨーグルトの試飲も含む)で
できるという看板の前で説明しているので、
説明後、申し込みました。
あのえもいわれぬ触感の乳搾り体験がまたできるなんて。
今回の牛はジャージー牛です。
片方の手で乳を搾り、もう片方の絞ったミルクを受けて、
牛の体液温度を実感します。
牛の体温は人間よりも高く、絞ると温かいミルクが出てきました。
息子も恐がらずに絞っています。
わたくしもあの温かいゴムのような手触りの乳を搾れて大興奮です。
ushi03.jpg
牧場主さんが手伝って白い液体が放出
乳絞りの後は、牧場名物の牛乳をいただきます。
これが美味いのなんのって。
低温殺菌牛乳の方が嫌な牛乳臭さがなくて美味しいことはわかっていましたが、
この牛乳はそれ以上でした。
北那須のがんこじいさんの牛乳よりも美味しいと思います。
こんな美味しい牛乳が毎日飲めたら幸せだろうなと思いました。
だってこれなら卵を使わなくても濃厚なジェラートができそうですから。
これなら牛乳嫌いの人でも好きになるんじゃないでしょうか。
その後、牛に草を食べさせたり、堆肥の話や、子牛小屋に行ったり
あっという間の2時間でした。
牛って可愛いね。
さて、お土産には濃厚ジャージーヨーグルトと、
牧場の子牛肉を使ったビーフカレーを購入しました。
夕飯はビーフカレーにヨーグルトを添えていただきました。
ご馳走様でした。
余談。
『牛糞』で検索すると、「牛糞はamazonで!」というコピーが右側に出てきました。
amazonすげー。

2009年01月23日

ゴールデンタイムの放送コード

お正月にTVでバカ殿をやっていました。
甥と姪はバカ殿を録画したものを見て笑っています。
わたくしも何の気なしに見ていると、時代劇の場面になりました。
志村けん扮する人身売買の悪徳商人と、
明日にはイギリス行きの船に乗せられるという娘が出ています。
その娘に悪徳商人の酒の相手をさせることになりまして、
出てきた台詞がこれ。
「娘、酌しろ。生でしゃくしろ」
新聞でも読みながら聞いてただけのわたくしが、はっとしました。
何か今すごいこと言ってなかったか?
志村けんが上記の台詞を言った後、スタッフの笑い声が入っていたので、
聞き間違いではないと確信しました。
しかし、もう一度しっかり確かめたい。
そう思いまして、甥と姪がいなくなった後この場面まで戻り確認しました。
確かに言ってました。
これは放送コードには引っかからない程度の言い回しになるのでしょうか。
お正月だから無礼講なのかしら。
どちらにせよ、子供も見る番組で下品極まりないネタだと思いましたが、
当の子供達二人は上記の台詞部分では笑いもせずスルーだったので、
大人のための笑いだったのです。
ちなみに姉は、
「こいつは中々のキン○マ、いや上玉だ」
という台詞にウケていました。
小学生レベル。

2009年01月22日

異口同音

姪が中学受験に合格しました。
今流行の中高一貫校に4月から通うそうです。
自発的に塾に行きたいと言い出し、
受験勉強をしていたようです。
さてその中学は東大コース、医学部コースという
エリート養成コースを設けているとのことで、
姪もすでに「医者になる」と決めているようです。
12歳で医者になることを決めるって、
何かもうこの先の人生も決まったような。
わたくしが同じ年齢の頃そんなこと考えていなかったような。
姪との間にこれからどんどん隔たりができそうな気がしてきました。
社会的観念とか、道徳的見地とか、政治的思想とかそういう面で。
それはさておき、医者になるという姪にわたくしは注文をつけました。
「美容皮膚科をやって」と。
姪が15年後に一人前の医師になったとして、
その頃わたくしは50手前。
15年もあれば、今のボトックス、リフティングよりも
すごい施術ができていることでしょう。
塗っただけで毛穴、シミ、ソバカスがなくなる薬とか、
塗っただけで毛根から毛が抜ける薬とか。
苦痛を伴わない快適な美容。
それを姪に施術してもらいたいわけです。
叔母のアンチエイジングに一役買ってもらおうという魂胆です。
自分の欲望丸出しです。
欲を言えば、姪に今すぐ15歳くらい成長してもらって
ヒアルロン酸を打ってほしいくらいですけど、
それはちょっとできない相談ね。
さて、このわたくしの要望を聞いて姪は言いました。
「ママと同じこといってる」

2009年01月21日

居酒屋三國志

ついに念願かなって、あの居酒屋三國志に行ってまいりました。
三国志ファンなら誰もが知っている(はずの)居酒屋三國志です。
場所は新潟駅前にあります。
昔から気になっていたお店でしたが、
通りがかった頃はまだ三国志を読んでいない時代でして、
ただ単に異色な居酒屋程度の認識でした。
この時おそらく学生だったと思います。
しかし2002年、ブエノスアイレスに長期滞在中に、
吉川英治の三国志を読みまして、
麻雀以外のことに没頭する良いきっかけになり、
そして、ふと新潟駅前にあった居酒屋三國志を思い出しました。
今ならあそこへ入れるかもしれない、と。
そのまま居酒屋に行かぬまま月日は更に経ちまして、2009年。
ついに三國志へ行くチャンスが訪れました。
同行者はjunkitaさんです。
二人でいかの墨にて新潟の味覚を堪能した後、
2軒目にこの店を提案したら快諾してくださいました。
この店にのこのこついてきてくれるのは、この人しかいません。
ということで店に入りました。
店内は男性ばかりで、女性客は隣にくだをまいてるカップルがいるくらいで、
女性二人組はいません。
店内にはそこかしこに三国志グッズであふれていますが、
店員さんは普通の居酒屋風です。
sangokushi01.jpg
わかる人にはわかるキャラの看板
sangokushi02.jpg
店内のディスプレイ3台に延々と流れる三国志映像
sangokushi03.jpg
SFC三国志でいつもタイマンはってた太史慈の名前が ※クリックで拡大
寿司屋の寿司ネタのように
三国志の登場人物が板に書かれてずらりと並んでいます。
sangokushi04.jpg
「死せる孔明 生ける仲達を走らす」しか知りませんでした
sangokushi05.jpg
こんな孔明像もいらっしゃいます
sangokushi06.jpg
店主による周瑜コスプレ写真も
sangokushi07.jpg
飲み物メニュー
以前は関羽豆腐、赤兎馬刺、張飛ステーキなどのメニューがあったようです。
コチラ。
孔明焼きを注文しました。

sangokushi09.jpg
食べるとかしこさが5ポイントアップ
にんにくがきいたハッシュドポテトです。
マヨネーズと紅生姜がとてもチープに見えますが、
美味しいですよ。
これで300円くらいだったと思います。
つか、この店は何でも安いのです。
飲み放題が699円って書いてあったような気がします。
ビールも300円台だったと思います。
sangokushi08.jpg
メニューの裏表紙はこんな問題が ※クリックで拡大
全員わかる人がいたら、一緒にこの店に行きましょう。
連れて行きたい理由があるのです。

sangokushi10.jpg
三国志クイズ
マニアの店主から出題されるクイズに10問正解すると、
中国旅行か20万円がもらえるというとんでもないクイズです。
ここのメニュー単価を考えますと、1人10問正解者が出たら、
何日売り上げがパーになるのか心配するくらいの太っ腹ぶりです。
とはいえ、賞品がそれだけのものならば問題も相当難しいはず。
ましてや『赤壁決戦前の周瑜に扮す』と
時期の設定までしたコスプレをするくらいの店主から繰り出される問題が
簡単なはずがありません。
わたくしのような三国志を斜め読みした程度の人間が挑戦者になるなど、
赤子の手を捻るようなものでしょう。
1問も正解できないと思います。
『軍師詣で編全7回』も無理だと思います。
孔明以外の軍師と言えば、仲達、周瑜くらいしか思いつかないのですから。
「お気軽に」と書いてありますが、どう考えてもお気軽にできません。
女性には優しくするとかハンデをつけてもらえるのも10年遅いですし。
そもそもそんなハンデつけますなんて書かれてもいませんけど。
そんでもって店の壁には挑戦者の名前がリストアップされていました。
10問正解者が数名いました。
いるんだ・・・。
三国志カードゲームにハマッていた近所の住民の方を連れて行ったら、
かなりいいところまでいくんじゃないかと思ったりしましたが、
最近連絡を取っていないため、
これを機に消息を確かめてみるのもいいかもしれないと思いました。
ということで三国志詳しい人求む。

2009年01月20日

インフルエンザ

先週末、息子がインフルエンザA型に罹りまして、40度の高熱を出しました。
息子の咳やくしゃみを顔面で受けていたので、
10日ほど前に予防接種をしたわたくしも、
おそらくうつるだろうと思っていたら、案の定インフルエンザになりました。
息子の熱が下がって絶好調になった頃、
こちらの熱が反比例して上がっていき39度になりました。
今はタミフルを飲んで38度をウロウロしていますが、
関節痛と頭痛がひどく辛いです。
明日は幼稚園での1月生まれのお誕生日会というのに欠席です。
ついてない息子です。
わたくしが熱でうなされている横で、
ラッパを吹いたり、太鼓を叩いたり、携帯電話の玩具をならしたりと
大変迷惑な行為を繰り広げていた息子ですが、
その後、
「ママのお熱が早くよくなりますように」
とお祈りしてくれていました。
少し感動した出来事です。

« Previous | Next »