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2008年12月27日

34歳のクリスマス

関西遠征ツアーの帰りに名古屋に寄りました。
京都から名古屋はバスで2時間半。
バンコクからパタヤくらいといえばわかりやすいでしょうか。
ドラクエ5をやっていたらあっという間に名古屋に着きました。
10年前、旅先での移動中の時間の潰し方は、
景色を眺める、一人カラオケ、妄想、読書、MDを聞くくらいしかありませんでしたが、
今はiPodで家にある音楽が根こそぎ聴けるわ、
動画も見れるわ、繋がればネットもできるわ、DSはあるわで
便利な世の中になったものです。
さて、今回名古屋に来た目的は、
・実は名古屋は初めて
・名古屋には仲良しの友人が住んでいる
・彼女が気になっているキャバレーに二人で乗り込む
以上です。
キャバレーどころかクラブにもレイブイベントにも行ったことがないオクテのわたくしは、
血気盛んに名古屋に乗り込みました。
到着したのは昼の12時半。
キャバレーの開店の17時までまだ時間があります。
「行く前にできあがっとく?」
という友人の言葉にこっくり頷き、コンビニでビールとつまみを買い込み、
友人宅で飲み始めました。
アテは今、友人がハマっているというモンスターエンジンというお笑いコンビのコントです。
TVがない云々の話ではなく、昨今のお笑いを見ても笑うことができないので、
M-1だのR-1だのも見たことがないのですが、
このモンスターエンジンの神々のコントを繰り返し繰り返し見ていたら、
反復することによって生み出される笑いがあることがわかりました。
コントをゆっくりと咀嚼分解し、一旦脳へ送り込み消化しつつ、
再度咀嚼するような反芻行為で、最後には笑いがこみ上げてきました。
不思議なものです。
その後もyoutubeを見続け、仕舞いには黒執事にも手を出してしまいました。
そんなyoutube探検をしていたら、日もとっぷりと暮れまして、
いよいよ噂のキャバレー花園へ出陣です。
ここ花園へ行こうと誘った彼女の一押しは、
店内で祭りが開催されているという点です。
店内で祭りと聞いてわたくしは、
店中央にやぐらを組んで、そこで太鼓を叩き、
周りには女子が踊っている様を想像していました。
そんなに箱がでかいのか、花園。
事前にHPで今日の祭りをチェックしますと、
クリスマスイベントでした。
24日イブですからこれはわかります。
しかし1月の鏡開きゲーム大会 は
『やぐらの上から餅まきを行います』と書いてあるではありませんか。
やっぱやぐらがあるのか。花園。
すごいな花園。
ここまでくるとキャバレー気分が盛り上がってきまして、
その昔妙齢だった女子二人が栄駅周辺を
自転車二人乗りで疾走していました。
キャバレーの真ん前に自転車を止め、いよいよ店内に突入です。
ドアが開きました。
男性店員がこちらを不思議そうに見つめています。
一瞬、面接かと勘違いされたっぽいです。
「あのー、こちらは女性がついてお酒を飲むお店なんですが・・・」
「はい。知ってます」
「・・・それでは、どうぞ」
入店許可が下りました。
中は薄暗くミラーボールがぐるぐる回っています。
入口付近にはサンタのコスチュームを着た女子がわんさか待機しています。
今日はクリスマスイベントなのでやぐらはありません。
お客さんはまだ数えるほどしかいません。
ソファーは赤っぽいビロード。
昭和の雰囲気がそこはかとなく漂っています。
名古屋名物の巻き髪女性がいないことも、昭和ムードを盛り上げているような。
そして女子二人でキャバレーに来ることがあまりないのか、
皆さんの視線が私達に集まります。
ダッカで浴びる視線の何万分の一だと思いますが、
注目を集めるということは何ともくすぐったいものです。
奥のテーブルに案内され、まずは料金の説明です。
男性同伴の女性は基本無料だそうですが、
今日は女性二人ということで二人で一人分の料金ということになりました。
20分2,000円。40分4,000円。÷2。
とりあえず20分でいいよねーってことでビールを頼みました。
するとサンタ姿の女の子がわたくしの隣に座ってきました。
Rちゃん(19歳)です。
色んな意味でピチピチという音がするくらい若い子です。
肌を突いたら指がその弾力で弾き返されそうなくらいピッチピチです。
そのうち友人の隣にはMちゃんという女の子が座りました。
Rちゃんもかなり、こうなんと言いますか、豊満ボディでしたが、
Mちゃんは更に超豊満でした。
辺りを見回すと、実は豊満系が多いことが発覚しました。
豊満なサンタ、豊満なトナカイが若干大目です。
そっち系が好きな人はいいお店です。
この店にはハッスルタイムというものがありまして、
15分に一回くらいそれなりにノリのいい曲がかかり、
女子達は全員立ち上がり踊ります。
お客さんについている子はお客さんの太腿の間に立ち、
けだるく踊ります。
軽くお触りしているおっさんもいましたが、
多分お触りはだめなはず。
2回目のハッスルタイムの時には出来上がりつつあったわたくし達4人は、
ノリノリで店の中央を陣取り踊りました。
女子4人というのが相当楽しそうに見えたのか、
客のおっさんも割り込んできて一緒に踊りました。
おいおっさん、こっちにも金払え。
そう思いました。
ハッスルタイムの後はチークタイムです。
お客さんと女子が密着して踊れるチャンスです。
何故かわたくしはRちゃんに誘われまして、
またしても店の中央で豊満なれいちゃんの胸をくっつけられながらチーク。
「胸と胸をくっつけると気持ちいいんですよぉ~」
というRちゃんはわたくしにこれでもかとくっつけてきまして、
そうこうしているうちに友人も参入し、三つ巴になりました。
女子3人がくっつき合いチーク、チーク、チーク。
おっさん達はさぞかし羨ましかろう。
そう思いました。
最初の20分が終わりそうな頃、シスターがやってきました。
この店ではチーママのことをシスターと呼びます。
シスター「延長はどうなさいますか?」
女子二人「延長おねがいしまぁすぅー」
わたくし達「んー。じゃあ延長しちゃう?しちゃう?んじゃ延長ーー!」
シスター&女子「ありがとうございまーーーーーす!!!!!」
最早ノリがおっさんになってきました。
さて、お店の祭りについて女子に聞いてみました。
Mちゃんの方が在籍日数が長いようで詳しく教えてくれました。
節分にはボーイさん達に豆を投げつける。
夏は浴衣、コスプレ大会もあるそうです。
フリマもやったと聞いたときには耳を疑いました。
代々木公園かよ、みたいな。
聞いてみると、女子達のいらなくなった物、
例えば香水やバッグなどをオークションのように競り落とすらしいです。
そしてHPに書いてある月一イベント以外にも、
ガーター祭りというものもあるとMちゃんは言いました。
うちら「ガーター祭りってどんなの?」
M「ガーター祭りっていうのは・・・・」
ボーイ「すみません、ちょっとMちゃんお借りしまーす」
M「ありがとうございましたーーー!!」(と言って他のテーブルへ)
うちら「ちょっとー!ガーター祭りの詳細はー!!!」
ガーター祭りの中身を知らないままになってしまいました。
これは是非ともまた名古屋に来なきゃ、そう思いました。
思えば色々な場所でクリスマスイブを過ごしましたが、
今年のイブが人生で一番面白かったと思います。
34歳の女子二人がキャバレーでどんちゃん騒ぎ。
素敵な思い出です。
キャバレー後は、これまた友人一押しのカレーうどん屋・若鯱屋でカレーうどんと
ビールを飲みました。
友人はこの店で後の腐れ縁、というより警察と裁判絡みになる元彼と出会ったそうです。
そんな店に連れてきてくれるなんて・・・。
ありがとうございました。
ここで名古屋の夜は終わるわけはなく、
名古屋在住の元近所の住民を呼び出し、
山ちゃんで飲みなおし。
今日だけで一体何リットル飲んでいるのかしら。
ハ○撮り主演男優だった時の話や、
滋賀、和歌山に「都会の実力を見せつける」という名目でやんちゃな遠征の話や、
生ぬるいガールズトークをする女子達の話をしながら、
名物の手羽先をつまみました。
わたくしはこの晩23:30発の夜行バスで東京へ戻る予定でしたが、
二人から
「2,500円くらいならキャンセルしなよーーー!!明日の朝帰ればいいじゃん!!」
という悪魔の囁きが。
いつもならわたくしも誘惑に負ける程度の忍耐しか持ち合わせておりませんが、
この日はぐっと堪えて東京行きのバスに乗り込みました。
だってこの友人とは28日にまた東京で会うんだもの。

2008年12月26日

かいぐりマン画像集

撮影者のYっひーさんが「画像全然使ってないじゃん」と言うので
撮ってくれた画像全てをアップロードすることにしました。
もうやけくそ。

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呼ばれてないのに飛び出たヒーロー
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右手に持つのは
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威力のない武器
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親子で作戦会議
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息子の悪戯
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照れる親子
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かいぐりマンの華麗なる動き
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よくしなる鞭のよう
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かいぐり仮面のアップ
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息子へのお仕置き
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調教
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懐柔
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振り下ろし
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息子のやる気がなくなってきた頃
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決めポーズ
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妻を撮影する夫
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素顔のかいぐりマン
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悩殺

2008年12月24日

エロいチラシ

大阪の友人宅へ遊びに行って参りました。
こちらの10ヶ月になる息子さんは、息子と同じ誕生日です。
同じ旅行者同士のカップルで同じ性別の子供が生まれ、
それも同じ誕生日だと感慨深いものがあります。
さてそのご子息の好きな玩具に布製のチラシがありました。
そのチラシは布を裏表に2枚縫い合わせ、
中にセロファンでも入れているのか触るとカサカサと音がします。
そのカサカサ音がご子息のお気に入りのようです。
ふと気付くと友人宅へ同行したYくんがチラシをしげしげと眺めています。
これを見てみろと言われチラシに目をやると、
子供用玩具のキャッチコピーがエロいというものでした。
Yくんが指摘したコピーにはそれなりにエロさがありましたが、
まだまだ隠れエロ度が足りません。
そこでわたくしが見本を示すべく、他のコピーのチェックを始めました。
すると出るわ出るわ。
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ありがちですけどね
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初心者は片手からだそうです
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この辺は無難なレベルですが、ビッグ版があるところに要注目
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大阪ののおっさんが言いそうなイメージで
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フルコースが2,980円ポッキリなんて
ざっと眺めてこのくらいのコピーを見つけ出しました。
この御宅のOさんは、このエロいチラシの内容に全く気づかなかったそうです。
まあ、この辺は妄想レベルが物を言いますからね。
そしてまだ何か見つからないかと探し続けるYくんとOさんに、
「心の目で見るように」とアドバイスしておきました。
3D画像が浮き上がるように交差法を使うんだ。
もしかしたら、コマとコマの配置にエロが隠れているかもしれない。
それとも全てのコピーの頭文字を繋げるとエロいアナグラムかもしれない。
そんなことを言っていたら、Yくんが歓喜の声を上げました。
何か見つけたようです。

chirashi03.jpg
『フルコース』のおもちゃの絵に書いてある小さな文字は・・・
極小文字で『パパのマル秘ビデオ』と書かれていました。
Yくんの勝利した瞬間でした。

2008年12月23日

奈良と京都と大阪と

7年ぶりに関西への小旅行を決行してみました。
詳細は省きまして、写真でどうぞ。
質問がございましたらかかってきなさい。
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京都は末廣寿司の鯖寿司とあなご寿司
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明日香村の無人販売の100円みかん
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明日香村は柑橘類がたくさん実ってました
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多分渋柿
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奈良の友人宅にて ベルギービールがこんなにと思いきや
nara07.jpg
実はもっとありました 
ここに写っていないものも含めて86本あるそうです

ウ○コは動詞

2008年12月19日

クリスマス会終了

ようやく幼稚園の魔の2学期が終わりました。
9月は敬老会に始まり、その後は運動会、遠足、バザー、クリスマス会と
怒涛の行事ラッシュでございました。
1学期は何てのんびりしていたのだろうと懐かしく思い出すくらい
忙しい日々でした。
さて、更新の滞っていた理由はクリスマス会の準備でした。
母達の出し物をどうするかでエアギターなんて発言してましたが、
別の架空のヒーローモノ・かいぐりマンも提案しておりまして、
そうしましたら何故かそれが採用されてしまい、
言い出しっぺのわたくしが衣装デザインを考えたり、
小物をしこしこ作ったりしておりました。
かいぐりマンチームはダンスを踊ります。
登園後や降園前に集まっては小道具を作ったり踊りの練習をしたりと、
たった2分の踊りのために涙ぐましい努力をしておりました。
クリスマス会当日。
夫は仕事の都合で母達の催し物の時間には来られません。
ということはわたくし達の踊りをビデオ撮影してくれる人がいないのです。
これは困りました。
あまりの衣装の出来栄えの良さに、
そのかいぐりマンの格好で近所のバーで飲んだくらい気に入っているのに、
ビデオに残せないのは一生悔やむと思われます。
ですので、近所の友人2名をカメラマンに雇いました。
報酬は1人にはりんご酵母、もう1人には22日発売のジャンプです。
1人は幼稚園という場では浮き気味のkyさん。
1人は入園式で専属カメラマンとなってくれたYっひーです。
この時はとても素敵なビデオを撮ってくれていたので、
当然今回もそうなるだろうと思い、
特に注文もつけずビデオ撮影をお願いしました。
これが運の尽きでした。
本番。
子供達を怖がらせないように、
めぞん一刻の三鷹さんのように歯を見せた満面の笑みで踊り終えました。
ほぼノーミスでした。
これはいい踊りだ。
ビデオも一脚を使って撮ってくれてるしパーフェクト。
誰もがそう疑わず、わたくしのビデオをコピーして欲しいというお願いが
あちらこちらから舞い込みました。
プロのカメラマンが撮っているのですから、
そりゃさぞかし素晴らしい出来栄えのビデオになっているでしょうから、
「はいはいコピーOKっすよ」の返事をしていました。
着替え終わり、カメラマン二人の元へ向かいます。
ビデオを持っていた二人が何だかニヤニヤしています。
そうか。
あまりの踊りの素晴らしさに感動したか。
そう思ったのですが実はそうではありませんでした。
手渡されたビデオを再生するとそこに映っていたのは
頻繁に繰り返されるズームイン&アウト、
園児が大好きなうん○の絵のどアップ、
わたくしの尻のズームアップでした。
わたくしとしては出し物全体を撮ってほしかったのですが、
何故かわたくし中心のプロモーションビデオが出来上がっていました。
「どう撮ってほしいか言わないからわかんなかった。
 てっきり自分だけ撮ればいいのかと思った。だったら指示出してよ」
「何?あの自信満々な満面の笑み」
「失笑モノだよ」
「これはヒドイ」
「かいぐりマンって名前がそもそも・・・。読み間違ったら大変だー」
カメラマンの雇用主は散々な言われようでした。
とても他のお母様方にお見せできる代物ではなかったので、
コピーの件も消滅しました。
帰宅後。
夫が帰宅し、件のカメラマン2人も呼んで自家製シードルで乾杯することにしました。
そのシードルも
「何これ?」
「あんまりアルコールを感じない」
と惨敗のコメントを頂きました。
自分では結構美味しく出来たと思うのですが。
このかいぐりマンが大好きな息子は、
運動会で使用した自分用のかいぐりマンの衣装を身に着け、
わたくしも再びかいぐりマンに変身しました。
そして夫、Yっひー、kyさんという3人のカメラマンの前で、
親子かいぐりマンの撮影会が始まりました。
「かいぐりマーン!」と呼ぶ声で勢いよく襖を開け、親子でポーズを決めます。
そこへフラッシュの嵐が。
気分のいいこと、いいこと。
気分をよくしたわたくしは、その格好でアパートの廊下を走ってみました。
マントが風になびいてまさにヒーロー。
それをまた撮ってもらったものを見たら、何となく昭和のヒーローでした。

親子かいぐりマン(クリックで拡大)

本当は黒ブーツを履きます(クリックで拡大)

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