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2008年10月17日

深夜にへこむ

17年前にフジテレビ系列で放送されていた『カノッサの屈辱』の復活特別編が、
17日AM1時過ぎから放送されると聞き、
スケジュール帳に書き込むくらい見る気満々でした。
22時頃。
1時まで時間があるので、
バザーに出品するベーグルの試作品でも焼こうと、
せっせと作ってみました。
すると、いつものように近所のサタンから誘惑メールが来ました。
わたくしが禁酒してることをわかっていて、
軍艦島へのお誘いメールを送ってくるわけなんですが、
「ベーグル焼いてるから行かないよ」という返信から、
何通かやり取りしているうちに、ベーグルをあげることになりました。
ベーグルが焼きあがった頃に近所のサタンが現れました。
ベーグルだけ渡すのもアレですから、
まあお茶でもどうぞと招き入れてみました。
Illustratorで大変ためになるお絵描きを鑑賞したり、
iPod touchを見せてもらったり、
当然のようにまんまと欲しくなってサイトを見たり、
ビールを作りに行こうよ的な話をしたりと、
まあ有意義な時を過ごしまして、
ふと時計を見たら2時20分。
番組が終了していました。
散々悶絶した後は落胆です。
泣きたくなるような辛さとはこのことです。
近所の方のせいではないのはわかっていますが、
やっぱりサタンじゃねーかという思いもチラッと頭をかすめたりします。
よりによって「日記のネタができたっつーことで」という励ましはないと思います。
ネタにしたけど。

2008年10月14日

ターセム様々やわ

日曜日のお話です。
翌日に幼稚園の運動会を控え、
気合でも入れるべく映画でも観てやろうと思い立ち、
上映情報を調べておりますと、
何とまあターセムの映画をやっているではありませんか。
しかも新宿バルト9で18:35からと場所も時間も申し分ありません。
ターセムの映画はザ・セル以来です。
ザ・セルでは衣装と風景の美しさと、悪夢のグロテスクさに頭をガツンとやられてから
すっかりターセムファンになりました。
さて今回の『落下の王国』はどう調理されているのかしら。
これは必ず観なくてはと、ネットで事前にチケット予約をしておきましたが、
それが大正解でした。
何故ならシネコンである新宿バルト9は、
チケットを購入するのに大行列だからです。
空いている映画を観たくても、他の映画が大人気なら、
同じ列に並んで待たなくてはならないのです。
わたくしはといいますと、マルイの1階にある発券マシンで予約番号を入れて
無事チケットを入手しました。
映画館に入るとチケットブースは長蛇の列で、
空いていると予想した席は満席でした。
ネット予約をしなければ、危うく観れなくなるところでした。
で、映画についてですが、
のっけからターセムの世界に惹きこまれてしまいました
モノクロのスローモーションで、
SL、鉄橋、川に下ろされた縄、釣り下がった馬、叫ぶ人。
音楽はベートーヴェン交響曲第7番第2楽章が流れています。
クラシックとモノクロって合うんだねえ。
ヨダレを垂らしそうなくらいうっとりしながらスクリーンを眺めていますと、
赤い砂丘に白い砂地、青い空の3色が目に飛び込んできました。
これはナミブ砂漠。
ザ・セルでもナミブ砂漠のソススフレイと思われる場所が出てきましたが、
今回もロケ地で使われていました。
国旗のような3色をかなり遠くの距離から撮っているので、
砂漠に立つ人間は豆粒のように映っています。
そのトリコロールを見ていたら、
かつてわたくしがこの目で見たナミブ砂漠の色が鮮やかに蘇ってきました。
ああ、こんな色してたっけ、と。
時が経てば記憶も色も褪せるものです。
心を揺さぶられる風景はナミブ砂漠だけではありませんでした。
恐いくらいの透明度を持つ海にぽっかり浮かぶ小さな小さな白砂の島。
周りは珊瑚礁の海だけ。
体に地図の模様を浮かび上がらせるための儀式のケチャ。
山賊が川に落ちる場面は、プラハのカレル橋。(多分)
インドはニューデリーの珊瑚色のフマユーン廟。
アーグラーのタージマハルの白。
ウダイプルの湖に浮かぶ白いレイク・パレス・ホテル。
ジョードプルの青い町。
ジャイプールのアンベール城。
黒騎士がウジャウジャと出てくるゲームのような場面はアーバネリーの階段井戸
結婚式の場面ではスーフィーダンス。
荒涼とした砂漠が湖に反転している場面は幻想的で。
どの場面も壁紙にしておきたいくらいの美しさです。
むしろプリントアウトして部屋に飾りたいくらいです。
ついでにプレゼントの包装紙にして皆を洗脳したいくらいです。
旅行者なら一度は見たことがある風景が出てくるので
そういう意味でも楽しめます。
ストーリーはまあアレがナニでどーなんですけど、
映像美を追求するならとても良い映画なのではないかと思われます。
これは大画面で見るべき映画です。
それと女の子が見る夢の中で、
人形になった女の子が頭の中身を引きずり出されれるシーンがあるのですが、
こりゃもうシュヴァンクマイエルでした。
悪趣味具合がいい感じです。
すっかり落下の王国に魅了されてしまい、
ターセム世界に引きずり込まれてまたザ・セルを観ました。
そうしたらですね、殺人鬼役があの微笑みデブでした。
昔見た時は全然わかりませんでした。
微笑みデブネタはわかる人だけわかってください。
しばらくはベートーヴェン交響曲第7番第2楽章がヘビーローテーションです。
もうこれで8回目。

2008年10月11日

誰が何と言おうとアケビです

これから出す画像はアケビです。
山になっているアケビです。
まずは蓮コラや虫の卵のようなおぞましさを感じさせるアケビの種です。


※クリックで拡大
お次はアケビの皮です。


※クリックで拡大
最後にもう一枚。
場所を変えてアケビの皮を撮りました。
しっくりきました。
でもアケビなんです。


※クリックで拡大
実はアケビの果皮に絵の具で彩色を施した土曜の午後。
貴重な1人の時間をこんなことに割くなんて
芸術の秋ですね。

2008年10月10日

仮想空間と現実問題

DSのどうぶつの森をやらなくなりまして、2ヶ月近くが経ちました。
たまには村の手入れでもしようかと久しぶりに立ち上げたら、
部屋がゴキブリだらけになっていました。
それはさておき、姉もWi-Fi通信ができるようになったというので、
ぶつ森仲間の姉と通信して、
たぬきちの店をデパートにすることにしました。
まずはわたくしが姉の村にお邪魔しました。
すると村は緑が豊富で花が咲き乱れ、極楽浄土のようです。
わたくしの放置村はといいますと、
いたるところに雑草が生えまくり、花は枯れ果て、
住民は引越し閑散としていて、場末感たっぷりです。
村の広さは姉と同じなのに、歩いていると人恋しくなります。
で、姉の家に行ってみると、でかい。
すんごいでかい。
現実の家もでかいけど、ゲーム内でもでかい。
そして中に入ると、それはそれは可愛くコーディネートされた部屋が
何部屋もありました。
わたくしの家はと言いますと、
現実と同じように小ぢんまりしております。
豪邸には程遠い床面積です。
部屋はコーディネートもクソもない色んなテイストの家具が適当に並んでいて、
これってまるで今住んでる家じゃんみたいな。
ゲーム内でもこんな経済格差が生まれようとは誰が想像したでしょう。
次に姉がわたくしの村に遊びに来ました。
メッセをしながらやっていたのですが、姉から一言。
「汚い」
十分すぎるほどわかっていることを言われました。
さて、この時期、村ではどんぐりが落ちていまして、
それを拾うと個数に応じて家具と交換してもらえる
どんぐり祭りなるものが開催されています。
どうもわたくしの村では広葉樹の配置が良いらしく、
どんぐりの落ち具合もなかなかのものだとは姉の弁です。
で、どんぐり祭りに絶賛参加中の姉は、
わたくしの村からどんぐりを持って行くことにしました。
わたくしは当分ぶつ森をしないので、
2,3個程度のどんぐりならと思い、どんぐり狩りを了承しました。
しかし何分経っても終わる気配がありません。
終わるどころか、村から出たり入ったりを繰り返しています。
一体何をやっているのかと思ったら、
どんぐりを拾えるだけ拾って荷物が一杯になったら、
一旦自分の村に帰りどんぐりを置いて、
また手ぶらでわたくしの村に来てどんぐりを拾うという
強欲な任務を遂行しておりました。
おかげでわたくしの村からどんぐりがなくなりました。
生え放題の雑草も抜いてくれたので、
姉の立ち入った村にはぺんぺん草も生えてません。

2008年10月09日

禁酒宣言

コチラで書きましたように、
記憶をなくす程飲みすぎ、翌日の二日酔いの辛さに辟易しました。
よって今月一杯は禁酒することを誓います。
当分酒はいいです。
何故なら、帽子はなくなるわ、幼稚園のバザーのチラシはどこかにいくわ、
誰かを飛び蹴りするわ、相当ひどかったらしいので。
ベルオーブのビールは美味しかったんですけどね。
というわけで今月は禁酒です。
とはいっても誕生日にはビールを飲みたいので、来月は解禁します。
それまでは軍艦島にもstiglにも行きません。
誘わないでください。
家にビールを持ってこないでください。
家のラムと梅酒は当分封印です。

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