2008年09月26日
抜歯プレイ
コチラで書きましたように、
親知らずの抜歯に挑戦してまいりました。
10年ぶりの抜歯は期待と緊張が入り混じった妙なテンションでした。
というのも歯科業界とはすでに5年のブランクがありまして、
この業界で5年というと魚類が陸に上がるくらいの進化の過程があったりします。
ですからわたくしの知らない最先端技術はどんなものかという
コデンタルの観点からの期待と、
ただ単に痛くないかしらという患者サイドの緊張感を持っていたのです。
診療前に先輩が話かけてきました。
前回、わたくしが初診で現れた時にものすごく驚いていたと言うのです。
確かに先輩の様子は
久しぶりの再会に驚いているという類のものではありませんでした。
極端に言いますと死んだ人そっくりな人が現れたから驚いた的なものでしょうか。
「え?なんでここにいるの?」みたいな。
実はわたくしが初診で訪れる前日、アメフト部の後輩とゴルフに行き、
14年間会っていなかったわたくしの話が何故かその時出てきたそうです。
すると翌日先輩の目の前にわたくしが患者として現れたので、
その驚きようといったらなかったとのことでした。
先輩曰く、昔からこういう予知夢的なものがよくあるそうでして、
特に最近現実になって起こることが増えてきていると言いました。
似た様なことはわたくしにもよく起こりますが、
「不思議なこともあるもんですね」
ととってつけたようにコメントして終わりました。
だってそれ以外に返しようがなかったし。
スピリチュアルが何ちゃらとか始まったら困りますから。
それはさておき、本日の抜歯の流れについて書き留めておきます。
1.表面麻酔
2.消毒、浸潤麻酔
3.切開
4.骨膜剥離
5.歯槽骨削除
6.歯牙の抜去(脱臼→鉗子で抜去)
7.縫合
8.消毒、止血
表面麻酔を含めて、全過程15分程度でした。
ヘーベルで脱臼させる時、
顎関節に力が加わって結構痛かったです。
これはわたくしが顎関節症だからです。
歯自体の痛みはほとんどありませんでした。
今回は上に向かって一部萌出していたのであっさり抜けましたが、
真横に埋伏しているとかなり時間がかかります。
その場合は多少の痛みと腫れを伴うことと思われます。
少しだけ歯槽骨を削ったわたくしですら腫れました。
まだ腫れています。
おかげで毎日マスクをつけて近所を徘徊しております。
で、抜いた歯も貰いました。
↓
ジャンプしてるっぽい
根が曲がっているから
その後3時間くらい麻酔が効いていましたが、
下唇半分も痺れていたので、
ピアスを開けるならこの時だと思いました。
口周辺はやらないけど。
もし唇ピアスを実践したい方は、歯科治療の後をオススメします。
1週間後に抜糸して腫れも引いたら、
先輩とご飯を食べに行く予定です。
「今度お茶でもどう?」と言われたので、
しっかり「お酒の方がいいです」と好みを伝えました。
自己主張って大切ですね。