2008年07月11日
澁澤好きな家族
幼稚園関係で所用があるも幼稚園で時間を潰す訳にもいかず、
かといって一旦家に帰るのも中途半端な時間という時は、
近くのファストフード店かタリーズに入ります。
そういう時の読み物として澁澤龍彦の秘密結社の手帖を買いました。
夫も大好物であろうこの本を部屋に置いておくと、
果たして夫が反応しました。
「お。どうしたんやコレ。懐かしいなあ」
実家に置いてあるそうです。
澁澤好きはわたくし以上のものらしく、
ヨーロッパは澁澤本を持ち歩き、その歴史背景を読みながら史跡を辿ったそうです。
そういう使い方があったとは。
そういえばこんなこともありました。
1年程前に浦和で『澁澤龍彦・幻想美術館』なる催し物が開催されておりました。
わたくしは行きたくて行きたくてたまりませんでしたが、
丁度その頃は夫の仕事は忙しく、息子を預けて見に行くことは無理でした。
息子を連れて行く案もあるのですが、
以前西洋美術館でギャン泣きされ10分で退場した経験があるので、
息子連れは躊躇しました。
そんなこんなでいつの間にやら展覧会が終了してしまい、
夫にこの無念さを聞いてもらおうと話すと、
「ワシ行ってきた」
この時の夫の仕事が埼玉だったので、ついでに行ってきたそうです。
ついでって。
ついでって。
話は本筋に戻りまして、数週間後。
夫が図書館から澁澤龍彦のイタリア紀行という本を借りてきました。
どうやらわたくしの本がきっかけでミニ澁澤ブームが到来した模様です。
息子もこの本の中のある彫像の尻のどアップが大のお気に入りでして、
「おしり!おしり!」と興奮しながら見ています。
息子は尻ブームが到来した模様です。
そんなに尻が好きなら絵本の替わりに
ゴールデンラッキーでも読み聞かせしてやろうかと思います。
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