2008年06月08日
人を呪わば穴二つ
降園後、息子がすんなり自転車に乗ってくれる確率は、
今シーズンの横浜ベイスターズの勝率より低いです。
山にある幼稚園の周りを何度登ったり降りたりしたことでしょう。
その日は全身泥だらけになりながら獣道を歩く息子に向かって、
「熱でも出て少しはぐったりしてほしいもんだわ」
と呪いの言葉を吐きました。
翌日。
息子を幼稚園に送り、友人に招待してもらった社販へと繰り出しました。
この日は社販で買い漁った後、
パルコミュージアムで開催されている『ナンシー関 大ハンコ展』を見て、
その後はたばこと塩の博物館の特別展『嗜好文化探訪の旅』を見る予定を組んでおりました。
最低3回バス(1回200円)に乗るので、都バス1日乗車券(500円)を買いました。
社販会場には20分前に到着しスタンバイOKです。
計画に抜かりはありません。
社販開始10分前。
時間までスタバで休憩していたら携帯が鳴りました。
幼稚園からです。
「38.3度の熱が出てるのでお迎えに来てください」
何この絶妙なタイミング。
行列が出来ている会場を目の前にしながら去ることになりました。
社販会場にいる友人に謝罪メールを出して、
幼稚園にトンボ返りします。
バスに乗りました。
本日2度目の乗車です。
今日はこれ以上乗ることはありません。
1日乗車券のモトは取れず、がっつり損しています。
しかも代々木~新宿がすんごい渋滞です。
早くお迎えに行かなくてはならないのに、
バスは一向に動く気配がありません。
ここを通り抜けるだけで25分かかりました。
電話に出てから1時間後。
ようやく幼稚園に辿り着くと、息子は布団で寝ていました。
昨日わたくしがあんな言葉を口にしたものだから、
息子が本当に発熱してしまい、
おまけにわたくしにもその呪いが返ってきてしまったというお話です。