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2008年05月11日

空港で飛行機以外を見よう

タイトルどおりです。
羽田空港のD滑走路工事現場を見て参りました。
飛行機は二の次です。
多くの2,3歳の男児は電車や車などが大好きなはずですが、
息子はといいますと未だにBOSSの自販機の方に天秤が傾いています。
それか江頭2:50、プロレス、ビール会社、お菓子メーカーのどれかです。
そんな息子に工事現場を説明しても
「そんなの行かねー」と言われるのがオチなので、
飛行機を見に行こうと連れ出しました。
向かった先は、東京モノレールの新整備場駅です。
この駅は、各航空会社の整備関係の仕事をしている人以外は降りる必要のない駅です。
つまり仕事関係以外で降りる人はほぼいないと思われます。
ましてや子連れなんているわけがないと。
ということで駅は階段オンリーの非バリアフリーです。
これからベビーカーで新整備場駅へ行く用のある奇特な方はご注意を。
駅を出ると、すぐ横に飛行機が見えました。
航空機連絡誘導路だそうです。
結構近くで飛行機が見れたため、息子も少し嬉しそうです。
今回の工事現場ツアーを提案してくれた友人に、
工事現場を見れる展望台はどの辺にあるのか尋ねると、
結構遠くらしいです。
コチラの地図では距離感が全然わかりませんでしたが。
25℃くらいある昼間に日光を遮る物が何もない道をひたすら歩くこと20分くらい。
ようやく展望台の案内が出てきました。


ここからトンネルを潜り、
更に歩いてようやく展望台に到着しました。
haneda02.jpg
こう見えても展望台です
ここの1階で受付をして2階でD滑走路の工事についての説明を受けます。
床には羽田空港の航空図が、
壁には今回のプロジェクトの概要が書かれたパネルが貼ってあります。
係の方のよどみない説明で頭に残っているのは、
・多摩川河口近くにできる人口島の滑走路のため、
 河口の流れを妨げないように、河口付近は桟橋形式になること
・15社で受注した大規模工事の費用が6000億円
・島部分はまだ海中作業中という段階だというのに
 平成22年には完成予定らしい
の三つでしょうか。
6000億円って。
思いやり予算3年分で滑走路作れますね。
説明の後はお待ちかねの展望台コーナーへ。
要するにこのプレハブの屋上なんですが、
東京湾が目の前とあって見晴らしは大変良いです。
haneda05.jpg
桟橋作成中
haneda03.jpg
haneda04.jpg
島部分は海中での作業中のためまだできていません
飛行機の離陸はしょっちゅうあるので、
上を見れば飛行機がいます。
息子に飛行機がたくさん見えると伝えると、
「飛行機好きくない」
と一言。
炎天下、ここまで来たのは何だったんだ。
そんな感じで工事現場の見学は終わりました。
展望台を出る前にトイレに行こうとすると、
ちゃんと男性女性で別れており、
ドアを開けると女性トイレは3つもありました。
この工事現場に女性はとても少なそうなんですが。
しかも全てウォシュレット付きのピカピカです。
使った形跡がなさそうに見えるくらいきれいなトイレです。
そして洗面台はシャボネットではなく液体ミューズでした。
こんなところに6000億円の一部が使われているのかしら。
おかげさまで息子もわたくしも美しいトイレで用を足すことができました。
ありがとうございました。
帰りはまた来た道を歩いて帰るのかと思うと少々ぐったりしましたが、
受付の方に尋ねると、工事関係の方がよく使うタクシー会社を教えてくれました。
ここだと「D滑走路」と言うだけで展望台まで来てくれるそうです。
しかし無線に出る車がなく、また歩いて帰ることになりました。
他の見学者の方は車やバイクで来ていました。
普通はそうらしいです。
帰りのトンネルを抜けた辺りで、こちらに向かってタクシーが走ってきました。
運良く空車と出ていたので手を上げると止まってくれました。
運転手さんによりますと、
空港で客待ちをしたくとも車が溢れていて止められないから、
D滑走路方面で休憩するつもりで走っていたそうです。
実はこの日は胡錦濤国家主席が来日する日でして、
空港周辺の警備が厳重でした。
もしかしたら展望台が見れないかもなんて思いましたが、
何とか辿り着き、帰りはタクシーで空港ターミナルまで行くことができました。
たくさん歩いて疲れた日でした。
おまけ。
帰りにまこと家でラーメン食べました。
ramen02.jpg
友人オススメのくきわかめ入り

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