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2008年05月20日

平成19年5月場所

去年の9月場所以来ご無沙汰していた大相撲観戦に行って参りました。
夫は朝から国技館へ。
わたくしと息子は幼稚園終了後、国技館で合流です。
入場時、今回はこんなおまけをいただきました。

横綱クリアファイル(※クリックで拡大)
これから幼稚園の会合に大活躍しつつ好奇の目で見られそうな予感大です。
早速ヤフオクで売り飛ばす輩を発見しました。
コチラ。
相撲協会は観客動員数増加のてこ入れとして、
あの手この手で頑張っているようで、
このクリアファイルもその一つです。
それと今回の目玉イベントは、親方との握手会です。


日替わり定食※クリックで拡大

訪れた日の握手会は、イケメン親方に挟まれた武蔵丸親方
初日は国民栄誉賞受賞の元千代の富士・九重親方でした。
相撲を見ない人でも千代の富士の名前くらいは知っているくらいですから、
こりゃ大興奮のイベントです。
握手会は先着100名のみで早々に整理券の配布が終わったらしく、
わたくし達は勿論、夫も間に合わなかったそうです。
加えてわたくし達の訪れた日の2日後が
元大乃国・芝田山親方の握手会だということを知った芝田山親方ファンの夫は、
打ちひしがれていました。
わたくしも朝日山親方だったら朝から並んだと思います。
さてさて、毎度おなじみの力士と息子の記念写真です。
勿論北桜関にお願いしました。
sumo09.jpg
息子がすんごい嫌な顔してます
残念ながらこの日は北桜関は負けてしまいましたが、
土俵を叩いて悔しがっている様が
クールな力士が多い中やはり情熱的に映ります。
そしていつものようにファンサービスを大切にしてくれます。
写真撮影も快く引き受けてくれるし握手もしてくれます。
負けた日だったら口をきくのも嫌なこともあるでしょうに。
優しい人です。
帰りに安美錦関にも会いましたが、
こちらは勝ったにもかかわらず、おざなりな対応に見えてしまいました。
しかし一勝負が終わって心身ともに疲れているところに、
やれ写真だのサインだの頼まれたら愛想も悪くなるのも仕方がないと思います。
こちらが力士の本来の姿なのかもしれません。
ですから余計に北桜関の人柄の良さが際立ってしまうのです。
北桜関の取り組みの時は声援が一際大きくなるのですから、
その人気ぶりが伺えます。
今場所の番付表でも面白い四股名がありました。
・大魔王
誰だよ。こんな四股名つけたのは。
と思ったら芝田山部屋でした。
コチラ。
どんな強面なのかと見てみたら全く普通の青年でした。
髷がなければ早稲田辺りを歩いていそうです。
・南
『西』のインパクトには負けますが方位シリーズです。
あとは東と北がいれば完璧。
舛東欧
どこの東欧出身力士なのかと思ったらハンガリーでした。
千賀ノ浦部屋のHPには、舛東欧が入門したためにマジャール語の表記もありました。
モンゴル勢力が年々幅を利かせている大相撲に、
ヨーロッパ力士の力を見せてほしいです。
あ、日本人力士もね。

2008年05月17日

子供にだってヨクイニン

週1回通っている息子の水泳教室ですが、
4月はプールに1回しか行けませんでした。
おかげさまで1回当たりの単価が高騰してます。
何故プールに行けなかったかと言いますと、
前半はロタと風邪。
後半は水イボが発生したためです。
水イボとは何ぞや。
恥ずかしながらわたくし、自分にイボができるまで水イボというものを知りませんでした。
足の裏にイボができて、
ネットでイボ関係をたっぷり調べたうちの一つに水イボがあったのです。
水イボができるとプールに入れないということが書いてあったので、
息子にできたら困るなーと思っていたら、
何かプクッと膨れるものが息子の腋の下にできました。
増えもせずなくなりもせずにいる膨らみが
よもや水イボではないだろうと考えていました。
それが急激に増えたのは、肌の状態が悪くなった頃でした。
アトピーの息子は毎年3,4月になると肌の状態が悪化します。
ただでさえ乾燥肌なのに、乾燥具合が鳥取砂丘からゴビ砂漠に変化します。
そして乾燥すると痒くなるためあちこちを掻きます。
その結果、実は水イボだったその膨らみが破れ、
あちこちにウィルスがくっついて水イボが増えてしまったのです。
腋の下には40個くらいの水イボができてしまいました。
腰と胸にも数個あります。
プールに通っていなければ自然治癒を待つところなのですが、
大好きなプールを続けるには治療するしかありません。
生憎水泳教室には休会制度というものがなく、
一度退会した上で再度入会するとなると、
大人気の水泳教室のキャンセル待ちの最後尾に着くことになります。
キャンセル待ちはどのくらい待つのかといいますと、
5ヶ月待ってもまだ入会できない人がいるくらいです。
ということで腹を括って、皮膚科の門を叩きました。
先生は拡大鏡で見るなり
「水イボですね」
やはり。
噂に聞いていたピンセットで1個1個つまむ治療をすることになり、
麻酔テープのペンレスを購入しました。
このテープを診療2時間前に水イボ1個1個に貼っておくと、
ピンセットでつまむ時に疼痛が軽減されるとのことでした。
数日後。
診療時間の2時間前にペンレスを貼ります。
ペンレスを30枚分に切り分け、
息子にもシール貼り楽しんでもらえるように
1個1個に絵を描きました。
この時点では息子はたくさんシールを貼られてルンルンでした。
皮膚科にて。
看護師さんとわたくしで息子を抑えながら水イボ取りの開始です。
シールをはがして1個ずつイボをピンセットでつまみます。
つまむというよりむしり取ります。
むしった後は血まみれです。
これが痛くないはずがありません。
息子は断末魔の悲鳴を上げています。
ペンレスなんて貼ったっけくらいの絶叫です。
それでも看護師さんはピンセットでむしり取り続けます。
わたくしも息子を励ましながら押さえつけます。
息子の頭も鼻の上も汗びっしょりです。
イボの中の白い内容物を排出すれば治ると聞いていたので、
てっきりイボをピンセットで挟んでムニュっと中身を出すと思っていたのですが、
根こそぎむしり取るとは。
これじゃあペンレスなんか効かないだろうよ。
「1度に取るのは15個くらいにした方がいいんですけどどうしますか?
 全部取っちゃいますか?」
この拷問で息子が皮膚科に来たがらなくなることは目に見えていたので、
全部取ってもらうことにしました。
最終的に取った数は32個です。
取り終えた息子の腋下部分は、出血しまくっています。
イソジンで消毒をしてガーゼで保護して終了しました。
息子のあまりの叫び声に先生もペンレスの効果に疑問を持ったらしく、
2時間前に貼ったのか、イボの部分に貼れてなかったんじゃないかと質問されましたが、
どちらもクリアーしています。
イボ部分にしっかり貼れていたことは看護師さんも証言してくれました。
ということでペンレスの効果には疑問が残りました。
翌日。
治療したはずの息子の腋の下に更なる水イボが発生していました。
それもかなりの大きさです。
なんで?
ひとまず1週間後の診察日まで様子を見ることにしました。
1週間後。
ありえないくらいの水イボが大繁殖中です。
取った以上の数の水イボができています。
しかも右腋の下以外にも飛び火して、
左太もも、左腋の下、首、胸、背中、尻、顔、腕、手にも水イボが。
優に100個は超えています。
アトピーの痒みもあってついつい掻いてしまう息子は、
水イボ繁殖地になっていました。
元々あった右腋の下を掻くには左手を使います。
その掻いた左手をそのまま左の太ももや臀部を掻くものですから
左側に集中する結果になりました。
さすがの先生もこの大発生には驚いたようで、
全部をピンセットでむしり取る治療は痛すぎるだろうとやめることにして、
別の治療方法を提案してくださいました。
それがイソジン塗布とヨクイニン服用治療でした。
1)1日3、4回、水イボ部分にピンポイントにイソジン液10%を塗る。
 とにかくまめに塗ること。
2)ヨクイニンの粉末を1日3回飲むこと
イソジン液は、市販のうがい薬のイソジンガーグルよりも濃度が高く、
ウィルスにも効果があるのです。
これを塗り、イボに効くと言われるヨクイニンを併用することによって
時間はかかるけれども、
水イボがなくなることもあるとのことでした。
さてさて、この先生は元々イボ治療にヨクイニンを処方する方ではありませんでした。
コチラで書いていたわたくしのヨクイニンによる治癒体験を先生に話したところ、
「それはラッキーですね!ヨクイニンは効く人と効かない人がいるんですよ。
 5~10%くらいの人にしか効かないのにそれは良かったですねー!」
と、もしかしたら息子にも効くかもしれないということで処方することになったのです。
あまりの水イボの数にただただ息子が可哀相になり、
痛くてもとっととむしり取っちまおうとか、プールの月謝がーなどという
邪念はかなり消えました。
時間はかかってもなるべく痛くない方法を息子にはしてあげたいと思いました。
それから毎日1日3回イソジンを塗り、ヨクイニンを飲ませました。
2週間経った頃、水イボの増加は足踏み状態になり、
段々と膨らみが一つ二つと減っていくのがわかりました。
3週間後には水イボのむしり取った跡だけになりました。
先生もヨクイニンとイソジンが効いたことに安心していらっしゃいました。
そしてこれからもプールに通うことも考えて、
あと1ヶ月はヨクイニンは飲み続けることになりました。
今週1ヶ月ぶりのプールに行って参りました。
クラスの中で1人だけ言うことを聞かずにアナーキーな振舞いをしていた息子。
プール終了後、靴も履かずに更衣室から消え、
神隠しにあったとわたくし1人で大騒ぎしていたら、
ちゃっかり2階の見学場所からプールを見ていた息子。
勝手にどっかに行くんじゃねえ的なことを言って軽く締め上げたら泣いた息子。
きっと久しぶりのプールでウキウキしていたのでしょう。
これだけ水イボができたんだから免疫ができてますように。
もう水イボができませんように。
最後に。
同じ皮膚科に通っている知人の息子さんはイボ治療をしています。
毎回液体窒素で焼かれているそうですが、
イボが治らないとのこと。
すると先生が
「ヨクイニン飲んでみますか?
 これは効く人と効かない人がいて、5~10%の人しか効かないんですけど
 試しにやってみますか」
と処方されたそうです。
先生のこの話を聞きながら、
すでにわたくしのヨクイニン話を聞いている知人は、
「その効いた人知ってる!知ってる!」
と心の中で思っていたそうです。
すっかりヨクイニンづいている先生です。

2008年05月15日

生協始めました

コチラで書いていた生協ですが、
検討した結果コープデリに決定しました。
無農薬、有機野菜に力を入れている東都生協に心は傾いていたのですが、
コープデリの『20週間個別宅配料&カタログ料無料キャンペーン』に惹かれて
あっさり鞍替えしました。
始めてみると生協の宅配システムにかなり助かっています。
今までは牛乳を3本、トマト缶6缶、ココナッツミルク4缶、
長ネギ、大根、玉ねぎ、見切り品の肉類、トイレットペーパー、
オムツ、ティッシュペーパーをまとめて買って、
リュックと自転車の籠に入れて
「何でこんなにまとめて買っちゃったんだろう・・・」
と後悔することが度々ありましたが、
これを玄関まで届けて貰えるなんて夢のようです。
特に産後のお母さんや年配の方にはありがたいのではないでしょうか。
わたくしも産後にこれが使えればどんなに楽だったことか。
しかし一つ難点が。
生協側の難点ではなく、我が家側の問題なのですが、
冷蔵庫が大変小さいためまとめ買いができないことです。
我が家のは1人暮らし用の2ドアでして、
料理好きな妻のいる子持ち家庭には相応しくないものです。
いつもギュウギュウです。
冷凍庫なんて開けると雪崩が発生しそうです。
ですから牛乳は1回の注文で4本は頼みたいところ、
容量の問題で2本だけ。
ヨーグルトは2つのところを1つ。
せめて野菜室のある3ドア冷蔵庫くらいにグレードアップして、
もう少し生協ライフを楽しみたいものです。

2008年05月13日

これだからやめられない

今年に入ってからというもの、BAR軍艦島にはとんとご無沙汰です。
わたくしが行こうとする日に限って、
休みだったり貸切だったりとどうも相性がよろしくありません。
そういう時に行くバーはコチラのstiglです。
といってもまだ数回しか行ってませんけど。
こちらのバーの好きなところは、
わたくしの好きなハートランドが飲めるところ、
1人でも他のお客さんと気軽に話せるところ、
カウンターでモンスターハンターポータブル 2nd Gをやりこんでいる人がいたり、
少々攻撃的な素質を持つ鳥が放し飼いにされているところです。
常連さんの1人と話をしていたら、
その方の奥さんがわたくしの通っていた高校近くに実家があるということがわかり、
地元話で大いに盛り上がりました。
このバーでまた新たな友人が増えるといいなと思っています。

2008年05月11日

空港で飛行機以外を見よう

タイトルどおりです。
羽田空港のD滑走路工事現場を見て参りました。
飛行機は二の次です。
多くの2,3歳の男児は電車や車などが大好きなはずですが、
息子はといいますと未だにBOSSの自販機の方に天秤が傾いています。
それか江頭2:50、プロレス、ビール会社、お菓子メーカーのどれかです。
そんな息子に工事現場を説明しても
「そんなの行かねー」と言われるのがオチなので、
飛行機を見に行こうと連れ出しました。
向かった先は、東京モノレールの新整備場駅です。
この駅は、各航空会社の整備関係の仕事をしている人以外は降りる必要のない駅です。
つまり仕事関係以外で降りる人はほぼいないと思われます。
ましてや子連れなんているわけがないと。
ということで駅は階段オンリーの非バリアフリーです。
これからベビーカーで新整備場駅へ行く用のある奇特な方はご注意を。
駅を出ると、すぐ横に飛行機が見えました。
航空機連絡誘導路だそうです。
結構近くで飛行機が見れたため、息子も少し嬉しそうです。
今回の工事現場ツアーを提案してくれた友人に、
工事現場を見れる展望台はどの辺にあるのか尋ねると、
結構遠くらしいです。
コチラの地図では距離感が全然わかりませんでしたが。
25℃くらいある昼間に日光を遮る物が何もない道をひたすら歩くこと20分くらい。
ようやく展望台の案内が出てきました。


ここからトンネルを潜り、
更に歩いてようやく展望台に到着しました。
haneda02.jpg
こう見えても展望台です
ここの1階で受付をして2階でD滑走路の工事についての説明を受けます。
床には羽田空港の航空図が、
壁には今回のプロジェクトの概要が書かれたパネルが貼ってあります。
係の方のよどみない説明で頭に残っているのは、
・多摩川河口近くにできる人口島の滑走路のため、
 河口の流れを妨げないように、河口付近は桟橋形式になること
・15社で受注した大規模工事の費用が6000億円
・島部分はまだ海中作業中という段階だというのに
 平成22年には完成予定らしい
の三つでしょうか。
6000億円って。
思いやり予算3年分で滑走路作れますね。
説明の後はお待ちかねの展望台コーナーへ。
要するにこのプレハブの屋上なんですが、
東京湾が目の前とあって見晴らしは大変良いです。
haneda05.jpg
桟橋作成中
haneda03.jpg
haneda04.jpg
島部分は海中での作業中のためまだできていません
飛行機の離陸はしょっちゅうあるので、
上を見れば飛行機がいます。
息子に飛行機がたくさん見えると伝えると、
「飛行機好きくない」
と一言。
炎天下、ここまで来たのは何だったんだ。
そんな感じで工事現場の見学は終わりました。
展望台を出る前にトイレに行こうとすると、
ちゃんと男性女性で別れており、
ドアを開けると女性トイレは3つもありました。
この工事現場に女性はとても少なそうなんですが。
しかも全てウォシュレット付きのピカピカです。
使った形跡がなさそうに見えるくらいきれいなトイレです。
そして洗面台はシャボネットではなく液体ミューズでした。
こんなところに6000億円の一部が使われているのかしら。
おかげさまで息子もわたくしも美しいトイレで用を足すことができました。
ありがとうございました。
帰りはまた来た道を歩いて帰るのかと思うと少々ぐったりしましたが、
受付の方に尋ねると、工事関係の方がよく使うタクシー会社を教えてくれました。
ここだと「D滑走路」と言うだけで展望台まで来てくれるそうです。
しかし無線に出る車がなく、また歩いて帰ることになりました。
他の見学者の方は車やバイクで来ていました。
普通はそうらしいです。
帰りのトンネルを抜けた辺りで、こちらに向かってタクシーが走ってきました。
運良く空車と出ていたので手を上げると止まってくれました。
運転手さんによりますと、
空港で客待ちをしたくとも車が溢れていて止められないから、
D滑走路方面で休憩するつもりで走っていたそうです。
実はこの日は胡錦濤国家主席が来日する日でして、
空港周辺の警備が厳重でした。
もしかしたら展望台が見れないかもなんて思いましたが、
何とか辿り着き、帰りはタクシーで空港ターミナルまで行くことができました。
たくさん歩いて疲れた日でした。
おまけ。
帰りにまこと家でラーメン食べました。
ramen02.jpg
友人オススメのくきわかめ入り

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