2008年05月17日
週1回通っている息子の水泳教室ですが、
4月はプールに1回しか行けませんでした。
おかげさまで1回当たりの単価が高騰してます。
何故プールに行けなかったかと言いますと、
前半はロタと風邪。
後半は水イボが発生したためです。
水イボとは何ぞや。
恥ずかしながらわたくし、自分にイボができるまで水イボというものを知りませんでした。
足の裏にイボができて、
ネットでイボ関係をたっぷり調べたうちの一つに水イボがあったのです。
水イボができるとプールに入れないということが書いてあったので、
息子にできたら困るなーと思っていたら、
何かプクッと膨れるものが息子の腋の下にできました。
増えもせずなくなりもせずにいる膨らみが
よもや水イボではないだろうと考えていました。
それが急激に増えたのは、肌の状態が悪くなった頃でした。
アトピーの息子は毎年3,4月になると肌の状態が悪化します。
ただでさえ乾燥肌なのに、乾燥具合が鳥取砂丘からゴビ砂漠に変化します。
そして乾燥すると痒くなるためあちこちを掻きます。
その結果、実は水イボだったその膨らみが破れ、
あちこちにウィルスがくっついて水イボが増えてしまったのです。
腋の下には40個くらいの水イボができてしまいました。
腰と胸にも数個あります。
プールに通っていなければ自然治癒を待つところなのですが、
大好きなプールを続けるには治療するしかありません。
生憎水泳教室には休会制度というものがなく、
一度退会した上で再度入会するとなると、
大人気の水泳教室のキャンセル待ちの最後尾に着くことになります。
キャンセル待ちはどのくらい待つのかといいますと、
5ヶ月待ってもまだ入会できない人がいるくらいです。
ということで腹を括って、皮膚科の門を叩きました。
先生は拡大鏡で見るなり
「水イボですね」
やはり。
噂に聞いていたピンセットで1個1個つまむ治療をすることになり、
麻酔テープのペンレスを購入しました。
このテープを診療2時間前に水イボ1個1個に貼っておくと、
ピンセットでつまむ時に疼痛が軽減されるとのことでした。
数日後。
診療時間の2時間前にペンレスを貼ります。
ペンレスを30枚分に切り分け、
息子にもシール貼り楽しんでもらえるように
1個1個に絵を描きました。
この時点では息子はたくさんシールを貼られてルンルンでした。
皮膚科にて。
看護師さんとわたくしで息子を抑えながら水イボ取りの開始です。
シールをはがして1個ずつイボをピンセットでつまみます。
つまむというよりむしり取ります。
むしった後は血まみれです。
これが痛くないはずがありません。
息子は断末魔の悲鳴を上げています。
ペンレスなんて貼ったっけくらいの絶叫です。
それでも看護師さんはピンセットでむしり取り続けます。
わたくしも息子を励ましながら押さえつけます。
息子の頭も鼻の上も汗びっしょりです。
イボの中の白い内容物を排出すれば治ると聞いていたので、
てっきりイボをピンセットで挟んでムニュっと中身を出すと思っていたのですが、
根こそぎむしり取るとは。
これじゃあペンレスなんか効かないだろうよ。
「1度に取るのは15個くらいにした方がいいんですけどどうしますか?
全部取っちゃいますか?」
この拷問で息子が皮膚科に来たがらなくなることは目に見えていたので、
全部取ってもらうことにしました。
最終的に取った数は32個です。
取り終えた息子の腋下部分は、出血しまくっています。
イソジンで消毒をしてガーゼで保護して終了しました。
息子のあまりの叫び声に先生もペンレスの効果に疑問を持ったらしく、
2時間前に貼ったのか、イボの部分に貼れてなかったんじゃないかと質問されましたが、
どちらもクリアーしています。
イボ部分にしっかり貼れていたことは看護師さんも証言してくれました。
ということでペンレスの効果には疑問が残りました。
翌日。
治療したはずの息子の腋の下に更なる水イボが発生していました。
それもかなりの大きさです。
なんで?
ひとまず1週間後の診察日まで様子を見ることにしました。
1週間後。
ありえないくらいの水イボが大繁殖中です。
取った以上の数の水イボができています。
しかも右腋の下以外にも飛び火して、
左太もも、左腋の下、首、胸、背中、尻、顔、腕、手にも水イボが。
優に100個は超えています。
アトピーの痒みもあってついつい掻いてしまう息子は、
水イボ繁殖地になっていました。
元々あった右腋の下を掻くには左手を使います。
その掻いた左手をそのまま左の太ももや臀部を掻くものですから
左側に集中する結果になりました。
さすがの先生もこの大発生には驚いたようで、
全部をピンセットでむしり取る治療は痛すぎるだろうとやめることにして、
別の治療方法を提案してくださいました。
それがイソジン塗布とヨクイニン服用治療でした。
1)1日3、4回、水イボ部分にピンポイントにイソジン液10%を塗る。
とにかくまめに塗ること。
2)ヨクイニンの粉末を1日3回飲むこと
イソジン液は、市販のうがい薬のイソジンガーグルよりも濃度が高く、
ウィルスにも効果があるのです。
これを塗り、イボに効くと言われるヨクイニンを併用することによって
時間はかかるけれども、
水イボがなくなることもあるとのことでした。
さてさて、この先生は元々イボ治療にヨクイニンを処方する方ではありませんでした。
コチラで書いていたわたくしのヨクイニンによる治癒体験を先生に話したところ、
「それはラッキーですね!ヨクイニンは効く人と効かない人がいるんですよ。
5~10%くらいの人にしか効かないのにそれは良かったですねー!」
と、もしかしたら息子にも効くかもしれないということで処方することになったのです。
あまりの水イボの数にただただ息子が可哀相になり、
痛くてもとっととむしり取っちまおうとか、プールの月謝がーなどという
邪念はかなり消えました。
時間はかかってもなるべく痛くない方法を息子にはしてあげたいと思いました。
それから毎日1日3回イソジンを塗り、ヨクイニンを飲ませました。
2週間経った頃、水イボの増加は足踏み状態になり、
段々と膨らみが一つ二つと減っていくのがわかりました。
3週間後には水イボのむしり取った跡だけになりました。
先生もヨクイニンとイソジンが効いたことに安心していらっしゃいました。
そしてこれからもプールに通うことも考えて、
あと1ヶ月はヨクイニンは飲み続けることになりました。
今週1ヶ月ぶりのプールに行って参りました。
クラスの中で1人だけ言うことを聞かずにアナーキーな振舞いをしていた息子。
プール終了後、靴も履かずに更衣室から消え、
神隠しにあったとわたくし1人で大騒ぎしていたら、
ちゃっかり2階の見学場所からプールを見ていた息子。
勝手にどっかに行くんじゃねえ的なことを言って軽く締め上げたら泣いた息子。
きっと久しぶりのプールでウキウキしていたのでしょう。
これだけ水イボができたんだから免疫ができてますように。
もう水イボができませんように。
最後に。
同じ皮膚科に通っている知人の息子さんはイボ治療をしています。
毎回液体窒素で焼かれているそうですが、
イボが治らないとのこと。
すると先生が
「ヨクイニン飲んでみますか?
これは効く人と効かない人がいて、5~10%の人しか効かないんですけど
試しにやってみますか」
と処方されたそうです。
先生のこの話を聞きながら、
すでにわたくしのヨクイニン話を聞いている知人は、
「その効いた人知ってる!知ってる!」
と心の中で思っていたそうです。
すっかりヨクイニンづいている先生です。
2008年05月15日
コチラで書いていた生協ですが、
検討した結果コープデリに決定しました。
無農薬、有機野菜に力を入れている東都生協に心は傾いていたのですが、
コープデリの『20週間個別宅配料&カタログ料無料キャンペーン』に惹かれて
あっさり鞍替えしました。
始めてみると生協の宅配システムにかなり助かっています。
今までは牛乳を3本、トマト缶6缶、ココナッツミルク4缶、
長ネギ、大根、玉ねぎ、見切り品の肉類、トイレットペーパー、
オムツ、ティッシュペーパーをまとめて買って、
リュックと自転車の籠に入れて
「何でこんなにまとめて買っちゃったんだろう・・・」
と後悔することが度々ありましたが、
これを玄関まで届けて貰えるなんて夢のようです。
特に産後のお母さんや年配の方にはありがたいのではないでしょうか。
わたくしも産後にこれが使えればどんなに楽だったことか。
しかし一つ難点が。
生協側の難点ではなく、我が家側の問題なのですが、
冷蔵庫が大変小さいためまとめ買いができないことです。
我が家のは1人暮らし用の2ドアでして、
料理好きな妻のいる子持ち家庭には相応しくないものです。
いつもギュウギュウです。
冷凍庫なんて開けると雪崩が発生しそうです。
ですから牛乳は1回の注文で4本は頼みたいところ、
容量の問題で2本だけ。
ヨーグルトは2つのところを1つ。
せめて野菜室のある3ドア冷蔵庫くらいにグレードアップして、
もう少し生協ライフを楽しみたいものです。
2008年05月13日
今年に入ってからというもの、BAR軍艦島にはとんとご無沙汰です。
わたくしが行こうとする日に限って、
休みだったり貸切だったりとどうも相性がよろしくありません。
そういう時に行くバーはコチラのstiglです。
といってもまだ数回しか行ってませんけど。
こちらのバーの好きなところは、
わたくしの好きなハートランドが飲めるところ、
1人でも他のお客さんと気軽に話せるところ、
カウンターでモンスターハンターポータブル 2nd Gをやりこんでいる人がいたり、
少々攻撃的な素質を持つ鳥が放し飼いにされているところです。
常連さんの1人と話をしていたら、
その方の奥さんがわたくしの通っていた高校近くに実家があるということがわかり、
地元話で大いに盛り上がりました。
このバーでまた新たな友人が増えるといいなと思っています。