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2008年05月04日

立ち食いしながら読書

夫と息子が実家に泊まりに行ってくれたので、
普段行けない所で夕飯を食べようと町へ繰り出しました。
立ち食い寿司屋です。
寿司なんていつ振りだろうと、パクついていると隣にお客さんが来ました。
お店に入ったのに、耳にはイヤホンが付いています。
店員さんがお茶の説明やメニューの案内をしているのに、
聞こえないと思うんですが。
少しするとイヤホンは外れ、お寿司の注文をしていました。
隣のお客さんは数貫食べた後、
おもむろに文庫本を取り出し読み出しました。
お寿司を食べながら本を読んでいます。
立ち食いというものは、ゆっくり食べる時間がない人のためと
回転率を上げるためのものだと思っていましたが、
この立ち食い寿司屋は立ち食いそば屋とは違って比較的ゆっくり食べられます。
しかし、本を読みながら食べるという行為を立ち食いの店でとるその大胆さに
少々戸惑いを覚えました。
よく雑誌を読みながらご飯を食べる人を見かけますが、
漫画のストーリーは頭に入っても、
食べ物の美味しさは記憶に残らないのではないでしょうか。
食事中TVをつけていると、
TVに夢中になりご飯が一向に進まない子供も多いです。
姉の家でよく見かけた光景です。
いわゆる『ながら食べ』は、一般的にどういう認識なのだろうかと調べてみたら、
こんなのがありました。
定食屋やラーメン屋、ファミレスなどでは本を読みながら食べる人は多いですが、
フレンチや料亭で本を読みながら食べる人が見たことがありません。
これも不思議です。