2008年03月22日
人体実験と犯人決定
今日は魚屋さんで赤貝の刺身と紅鮭の燻製ハラスを買い占めたら、
おまけに甘海老の頭をたくさんくれました。
「新鮮な甘海老だから味噌汁に入れるのもいいけど、
焼いた方が美味しいよ。
揚げると油が痛むから、焼いて何もつけないで食べてみて」
魚屋のおばさんの食べ方のアドバイスをいただきました。
ありがとうございます。
ということで今日の夕飯のメニューに、甘海老の頭の焼き物がプラスされました。
しかし、これを食べる前に考えました。
たしかわたくしは海老アレルギーの疑いではなかったかと。
以前、海老の殻のペーストを食べてこんなことになりました。
その後も蕁麻疹が出ること年に数回。
思えばどれも海老が絡んでいました。
しかし先日の新潟滞在時に甘海老の刺身を食べましたが、
蕁麻疹は出ませんでした。
そして手元には、蕁麻疹の味方アレロックがたくさんあります。
これならいつ蕁麻疹が出ても安心ですし、
万が一蕁麻疹が出たら、海老の殻が原因ということがはっきりします。
というわけで人体実験を試みました。
【材料】
・わたくし
・海老の殻2匹分
・アレロック
食後2時間でまず胃痛と悪心が発現しました。
これはいつも蕁麻疹が出る前駆症状です。
大抵食後2,3時間でこの症状が出始め、そのまま具合が悪くなって床に就き、
5時間後くらいに蕁麻疹の痒みで目が覚めるというパターンです。
今回もとりあえず寝てみました。
足の痒みで目が覚めました。
鳥肌の10倍くらいの大きさの突起物がボコボコできていて、
大変気持ち悪い肌触りです。
時間は深夜1時。
いつもの時間パターンに当てはまりました。
起き上がり全身を確認してみます。
上から順にいいますと耳が真っ赤になり、舌も腫れています。
目も充血しています。
蕁麻疹は主に胸から下に発現していて、
臀部、腹部、下肢に多く見られます。
手のひらも赤くなっています。
今回はあまり掻いていないのでクレーターにはなりませんでした
これはもう海老の殻が原因ということに決定です。
冷静にアレロックを服用します。
服用1時間後。
胃の不快感と蕁麻疹は残っていますが痒みはなくなりました。
はたして実験は成功しました。
海老の殻をそのまま食べることは今後避けますが、
海老の身や海老煎餅はおそらく大丈夫と思います。
大好物の坂角総本舗の海老せんべいは食べ続けます。