2007年12月02日
幼児向け商売
子供に大人気のキャラクターといえばネズミや菓子パンが挙げられますが、
後者のアンパンマンというものについて少々書きます。
先日、児童館で『アンパンマンスーパー大図鑑1600』なる本を見つけました。
あのアニメに1600ものキャラが存在したのかと驚嘆しつつ中を見ると、
そこにはメインキャラの別バージョンがてんこ盛りでした。
例:アンパンマン(メイン)
・あかちゃんアンパンマン
・アンパンマンナイト
・アンパンマンベビー(あかちゃんアンパンマンと何が違うのか・・・)
・おうごんアンパンマン
・おつきみアンパンマン(うさぎの耳が生えてます)
・にせアンパンマン(思いっきり偽者なのにアニメ内では惑わされそう)
・ピラミッドアンパンマン(誰かのせいで三角形になってます)
ここに挙げたのはほんの一例で、
まだまだまだまだアンパンマンのバリエーションは豊富です。
これじゃあ1600になるよなと思っていたら、
つい最近アンパンマン大図鑑―公式キャラクター2000なる本が出ました。
更に400増えています。
つか、だったら1600で出す意味があったのかと。
きっと○○アンパンマンの類がまた増えているのでしょう。
この調子で3000、4000とどこまでも増えていきそうなアンパンマンワールドです。
もう一つ。
横浜にアンパンマンこどもミュージアムという施設があります。
アンパンマン好きの子供にはたまらない遊び場なのですが、
ここの入館料が1歳以上が一律1,000円という設定になっています。
子供料金、一切なし。
アンパンマンを認識できる頃になったら容赦なく入館料が発生するあたり、
かなりの収益を上げているのではないでしょうか。
あのネズミの国ですら、4歳以上から子供料金の設定だというのに。
しかも再入場禁止、飲食も禁止。
再入場が禁止なら一日かけてゆっくり見たいのに、
飲食禁止なら子供のお腹が空いたら、とっとと出る羽目になります。
こりゃ回転率も良いでしょうから、かなりの収益が(ry
菓子パン系がかわいい、かわいくないという問題以前に、
ミュージアムにもショップにも恐らく行かないでしょう。