2007年08月27日
STEELY DANのライブに行ってきました
コチラで書いていたSTEELY DANのライブに行って参りました。
場所は東京ミッドタウンです。
途中トイレに行きたくなりましたが、
ビルボードライブまで我慢できなければ今夜は負けだと思い、
刺激しないように、且つ急ぎ足で向かいました。
その甲斐あって、めでたくビルボードライブの綺麗なトイレで
事を済ませることができました。
今回はwebでチケット購入したので、手元にチケットはありません。
フロントで名前を言うだけで入れました。
航空会社によってはeチケットが導入されており、
チャックインカウンターでパスポートを出せばOKですが、
このライブハウスでは名前だけでOKです。
ということは、誰かの名前で入れる可能性もあるわけです。
身分証の提示を求められるわけでもないので、
誰かが『○月○日の○○のライブに行く』という情報さえ知っていれば、
赤の他人が入れるのでは?と思うのですが。
くわばら。くわばら。
わたくしの購入したチケットは、ワンドリンクがついているので、
バーカウンターでビールを注文しました。
ステージは3階部分で、その前方ステージの目の前に、
4人掛けのテーブル席があります。
お一人様23,000円の席です。
升席より高いです。
4階はステージを囲むように、カウンター席と2人掛けのテーブル席が、
5階はカウンター席、その後ろに、2人用のミニテーブル席があります。
観客は圧倒的に男性が多いです。
40歳前後の人が多いようです。
女性もいましたが、男性とデートがてら2人で来ているような感じに見受けられます。
男性1人の客はいますが、女性1人は見てません。
21時半になり、ステージにわらわらとバックのメンバーが登場し、
開場がどよめきました。
わたくしの体にも鳥肌が立ちます。
ギター、ベース、コーラス×2、キーボード、ホーンセクション×4、ドラムスの構成です。
バックだけでインストを演奏した後、
ドナルド・フェイゲン(DF)とウォルター・ベッカー(WB)が登場し、
開場の興奮は頂点に達しました。
ん?もうかい?意外に早いんだな。
以下、セットリストです。
2007/8/24 2nd
01. Jeri (Intro)
02. Time Out Of Mind
03. Bad Sneakers
04. Hey Nineteen
05. Daddy Don’t Live in That New York City No More (WB)
06. Green Earrings
07. Dirty Work
08. Josie (Band Intro)
09. Chain Lightning
10. Do It Again
アンコール
11. Peg
12. Pretzel Logic
13. Carolyn (Outro)
5曲目はWBがボーカル取ってました。
上手ではありませんが、味のあるボーカルです。
DFは猫のように鍵盤を叩いてキーボードを演奏していました。
ニャーニャーという効果音がぴったりなくらい。
ドラムスがすんごい上手くてビビりました。
コージー・パウエルのRainbowの『STARGAZER』のイントロみたいにかっこ良かったです。
タイプは全然違いますが。
そしてトランペット、ギター、コーラス1名を除いて、
スーパーサイズ・ミーなアメリカンボディでした。
親近感を覚えました。
そして5階から見下ろすように眺めていたため、
ハゲ率も高いことがわかりました。
肝心の音楽の感想をロクに書いてないことに今気づきました。
えー。個人的にはBlack Cow、Aja、
Rikki Don’t Lose That Numberあたりを聴いてみたかったのですが、
年も年ですから、1時間強のライブで精一杯なんでしょう。
Dirty WorkはコーラスがメインボーカルでDF歌ってないし。
小休憩といったところでしょうか。
バックを支える個人個人の演奏技術、及び歌唱力が高く、
大変良質なライブでした。
DFは声が出づらかったようで、
最初の方の曲は何歌ってんだかよくわかりませんでしたが、
それもそれでいい思い出かと。
あー。年取ったなあ、みたいな。
ついでにお得意の単価計算をしました。
今回の19,000円のライブでは、
1曲当たりの単価が1461円でした。
でもイントロとアウトロを引いたら、1曲当たり1727円です。
このように1曲いくらで支払うギターの流し風に、
DFとWBがギターを持って近所のBarに来たら、
19,000円なんて軽く超えそうな感じがしました。
おちゃらけた感想文になってますが、
高い金を出して行って良かったと思っています。
次はいつ見れるかわかりませんし、
見れたとしても、こんな至近距離でのライブはないでしょうから。