2007年04月05日
アレルギー教室
昨日、民間療法云々について書きました。
息子は乳児湿疹から始まった超乾燥肌で、
色々なアレルギーを持っております。
息子が体中を掻き毟り血だらけになったり、
食べたいものも食べられないのを見て、
病院へ行ったり、どうやったら良くなるのか調べたりしてきました。
民間療法は星の数ほどあります。
信じるのは自由ですが、
結局は医学的な裏づけがあるものの方が有効であるような気がします。
ということで、息子のアレルギーが少しでも良い方向に向かうためにも、
今日は新宿区主催の『専門医による子どものアレルギー教室』に行って参りました。
昨日のことはその伏線であったので書いたまでです。
さて、このイベントはアレルギーを持つ子供の保護者を対象とした、
全4日間に渡って行われる講座です。
嬉しいことに無料託児付きということもあって、
同じアレルギーを持つ子供のお母さんと一緒に応募しました。
応募が多数の場合は抽選だったのですが、
運良く二人とも当選しまして、本日先生のお話を聞いてきたところです。
会場は子育て支援施設・ゆったりーのです。
託児スタッフ1人に付き子供2人くらいの人数で、
たくさん相手をして貰えそうで安心しました。
息子が滑り台に夢中になっている隙に会場へと移動しました。
第一日目の今日は『食物アレルギー』のお話です。
まずは保護者全員が簡単な自己紹介をしました。
名前の他に子供の年齢、
子供がどんなアレルギーを持っていて、どのような症状が出るのか、
今はどういう治療をしているのか等を話していくのですが、
息子の症状なんて序の口くらいに思えるくらいの体験を皆さんしていました。
例えば、アナフィラキシーショックを起こして救急車で運ばれた。
卵、小麦、牛乳、大豆など複数のアレルゲン持ちになっている。
アレルゲンのお菓子を食べた友達が触ったおもちゃに触れただけで症状が出る。
甲殻類のアレルギーを持つ子が、蟹を食べたアサリが混ざったアサリの味噌汁を飲み、
蟹自体を食べていないのに顔面浮腫が出た。
ダニ・ハウスダストが駄目なので旅行もできないし、
実家にも泊まれない。
聞いているだけで涙が出そうになりました。
アレルギーを持っているとこれだけの事態が起こりうるのか。
子供の健康を願う親が皆同じ思いでここに集まっているのか。
そう思いながらハンカチを手に取りました。
相変わらず涙脆いです。
ここにいる誰もが今まで何度も病院にかかり、
自分でアレルギーについて勉強をし、
そして今回の講座に参加していますが、
同志がいるというそれだけでこちらも励まされるというか、
希望が湧いてくるのがわかりました。
講座のアレルギー専門の小児科医による内容はわかりやすく、
最後は質疑応答もありよかったのですが、
もっと質問したい人がたくさんいたのに時間切れになり、
聞けなかったことが悔やまれます。
次回は栄養士による食物アレルギー対策の食事についての講座です。
料理好きのわたくしには楽しみでなりません。