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2007年02月12日

バンコクSPA行脚~O2フェイシャルの巻

バンコク滞在で最後のを飾るのはO2 Facial Salonです。
排気ガスと紫外線で痛んだ肌を一皮剥き、
美しくなって帰国しようという計画で、最終日に持ってきたのです。
日本で受けたら高いと思われる高周波、クリスタルピーリング、
プラセンタパックがセットになった『ホワイトニングプラス』コースと、
鼻の黒ずみが気になっていたので、鼻パックを予約しました。
「最寄のBTSの駅からはとても歩いていける距離ではないので、
 タクシーを使いましょう」
とあるHPに書かれていたのですが歩きました。
帰りは更に遠回りをして、道草食いつつ歩きました。
このサロンは、1階がサリラーロムスパというスパで、
その2階がO2フェイシャルです。
入り口にはベンツやらBMWやら高級車がたくさん止まっています。
この日は日曜日だったので地元の人もたくさん来ていたようです。
今までのスパではほとんど他の客と交わることがなかったのですが、
ここでは次から次へと客が来ていました。
わたくし達以外はスパの方の客でした。
受付を済ませ、施術開始です。
今回のホワイトニングプラスコースは機械が一台しかないので、
二人一度に受けられず、1時間半で交替することになっていました。
姉が先に受けている間に、わたくしは本でも読みつつ待つことにしました。
この一軒家はかなり大きく、中庭もあれば、ティールームもあります。
きらびやかなインテリアも照明もないので、
落ち着いて待つことができます。
そして日本人のお客が多いのか、
日本の雑誌がたくさんありました。
VERYというセレクトから考えると、
駐在員の奥様が顧客に多いと思われます。
このVERYのおかげで1時間半が足りないくらいでした。
ある特集が「わたしのウェルカムスタイルはコレ!」みたいなタイトルでした。
ウェルカム服ってなんだよと思いながら読んでみると、
自宅にお客様をお迎えする時の服装や、おもてなしの料理のことでした。
自宅なのに皆さんお出かけするような格好でした。
おもてなしの料理もケータリングでした。
あえて自分で作らないのがセレブなのか。
母子一緒の写真が掲載されていたのですが、
全員が全員○○○○でした。(自主規制)
ファッション誌でこれだけ笑えるなら、
ファミ通を買わなくてもいいなと悟りました。
姉が鼻がツルツルになったと喜んで帰ってきたので、
次はわたくしの番です。
2階は1階とは打って変わってシンプルです。
シンプルと言うよりも無機質な感じです。
何もなさすぎでトイレもおしゃれでもなんでもありませんでした。
フロントは豪華だけど、部屋はお粗末な某ホテルのような感じです。
もう少し気を使っても良いのではないでしょうか。
ともあれベッドに横になります。
ここからはかなり大雑把に書きます。
クレンジングをして高周波を当てます。
ウィーンウィーン。
温かいです。
途中で鼻パックをして、鼻にも高周波をウィーンウィーン。
続いて、器具の先端から砂のようなものが肌に吹き付けられます。
ピーリングです。
やすりでこすられているような感覚です。
顔全部にくまなく吹き付けます。
その後、洗面台で顔を洗います。
この時わたくしは髪どめをしていなかったので、
顔を洗う時に大変邪魔でしたが、
施術者は特に何も用意せず、
また洗面台にも用意してありませんでした。
そして顔を拭くのにタオルがありませんでした。
何で拭くのか聞いたら、横においてあるティッシュでした。
えー。ひどい。
ブツブツ文句を言いながらも洗い上がった肌を触ると、
ツルツルのピカピカでした。
何これ。
陶器みたいにスベスベマンジュウガニ。
感動の一瞬でした。
最後はプラセンタパックです。
プラセンタとは胎盤由来の物質でして、
美容効果や疲労回復の効果があるそうです。
プラセンタパックをされながら、
出産前に夫と「胎盤を食べるか食べないか」で揉めたことを思い出しました。
夫はタッパーに入れて持ち帰り、刺身やその他の調理法で食らうことを考えていたようです。
客人にも振舞うとか何とか言ってましたっけ。
以上でコースは終了です。
再び肌を触りました。
吸い付くようなもっちり感です。
鏡を見ると、鼻の毛穴の黒ずみがなくなっていました。
オイルでマッサージしても、スクラブしても取れなかった黒ずみが、
プロの手にかかればこんなに綺麗になるとは。
姉共々大満足の仕上がりでした。
姉を待っていた間にお茶が出なかったことなんて、
どこかに吹き飛んでしまいました。
・・・以上でバンコクSPA行脚を終了です。
いつにない長文を読んでいただき感謝いたします。