2006年11月14日
ロックンロールな医者と患者
昨日の来院後、息子の下痢がどんどんひどくなりました。
ちょうど1年前に救急外来にかかったロタウィルスの下痢のような症状です。
今回は嘔吐はないのですが、時期的にそうではないかと思われます。
夜中でも下痢をします。
あまりに大量の水様便のため、ダダ漏れで洗濯機フル回転しております。
脱水症状にならないように水分を摂らせ、
再来院することにいたしました。
診察して説明を受け、
息子の喉にネブライザーを当てていると先生がいらっしゃいました。
「イアン・ギラン好きなの?」
先生の方から話を振ってきました。
こんなことは初めてです。
「イアン・ギランは聴きませんが、Humble PieのSmokin’は大好きです。
スティーブ・マリオットの声、最高ですねえ」
「Hot ‘n’ Nasty 最高だよねー。そうか。70年代派なんだね。
でも70年代生まれなのに、それはパパの影響?」
「いやー。そういうわけじゃないんですけどねー」
いつになく饒舌な先生です。
このままだといつぞやのスプラッタ映画について語られ始めるくらいの勢いです。
でも今日も待合室にたくさんの患者さんが待っています。
ロック談義に話を咲かせている場合ではございません。
この続きはまた誰かが風邪を引く日まで、取っておくことにします。