2006年11月03日
行く人来る人
近所に住んでいた友人夫妻がタイへ旅立つため、
お別れ会が開かれました。
友人宅で振舞われたのは、鍋です。
それも2日間コトコト煮込んだ鶏がらスープベースに、
どどーんと(多分)鯛が入っていました。
昆布を入れ、白菜、豆腐、鶏肉、えのきなどのシンプルな具材でいただきます。
鶏肉はポロリ崩れるくらい柔らかく、
スープの旨味を吸った具がうまいのなんのって。
そうです。スープが抜群に美味しいのです。
ここに塩をぱらりとかけると、そりゃあもう。
ハフハフ。ウマウマ。
鍋が恋しい季節になりました。
o-iちゃんご馳走様でした。
さて、鍋の話はおいておきまして、
この友人夫妻のように海外へ行く人は、
わたくしの周りには大変多いです。
旅行中に知り合った旅人の友人が多いので、
そうなることは言わずもがなでございまして、
海外に行くからしばらく会えないという状況にも、
自然と慣れてくるものです。
近所の住民で、フィリピンから帰ってきたかと思ったら、
すぐペルーとボリビアに飛んだ人がいます。
来月はグアテマラに行くそうです。
ここまで来ると、ちょっと実家に帰って会えないねくらいの感覚です。
他にも会社を辞めてネパールに行く人や、
香港に住んでいた友人が突然アフリカのザンビアでビジネスを始めて、
「ルサカあちー。娯楽がないー」
とかいうメッセンジャーのやりとりをしたりもします。
インターネットのおかげで離れていても、
メールなりチャットなりで連絡を取れるようになりましたが、
その半面、別れを惜しむことが少なくなったのは、
喜ぶべきなのか、それとも憂うべきなのか。
最近少し考えます。