2006年10月19日
外国人と有名人
秋の行楽日和となった本日、白金の庭園美術館に行ってまいりました。
白金に赴くのは2年半ぶりくらいでしょうか。
友人とシェ・トモに行って以来です。
この時はランチで行ったのですが、
友人とわたくしの話が盛り上がりすぎて料理が進まず、
スープがまだ残っているのに、テーブルの上にメインまで乗っかり、
更にパンとワインも目白押しで、とんでもないことになった思い出が。
フレンチで居酒屋気分を味わったのは、あれが初めてでした。
そんな思い出の白金をそぞろ歩きです。
その前に肝心の庭園美術館です。
芝生を敷き詰めた広い庭に、所々彫刻が飾られています。
お昼時に着いたので、子供連れのお母様方がわんさかいらっしゃいました。
子供と二人で来ているのは、わたくしだけのようです。
そんなことは全く気にしないわたくしと息子。
息子を野に放ち、わたくしは作ってきたおにぎりを頬張ります。
花の蜜を吸う蝶に興味津々の息子。
昼食のおこぼれに預かろうと陣取っている鳩。
それを追い掛け回す、鳩にとっては至極迷惑な息子。
空を見上げれば鳥。
鳥を指差し、何やらしゃべっている息子。
鯉と亀が泳ぐ池。
そこにミミズを投げ込むわたくし。
それを食べるために群がる鯉。
そんな食事中の池に入りたがる息子。
1時間半程遊んだら、ベビーカーで即行眠りにつきました。
ここからはわたくしの時間です。
白金散策の始まりです。
白金を歩いて気づいたことがあります。
東南アジア系の女性が白人の子供を乗せたベビーカーを押している光景を
何度も見かけました。
海外ではよく見かけた光景ですが、日本も例外ではありませんでした。
日本在住の外国人(主に白人)は、
東南アジア系のベビーシッターを雇うことが多いのかもしれません。
港区という土地柄もあるのでしょうけど。
もうひとつ気づいたことがあります。
ラスタおじさんがいないことです。
ブルーシートも、缶をつぶす音も、銀杏を集めて売ってる姿も見かけません。
素晴らしいです。
インターナショナルスクール前で、思いっきり右側に反対駐車したまま、
泣き叫ぶ子供と言い争っているビッグママを見た後は、
プラチナロードを歩きます。
黒尽くめの藤井フミヤとすれ違いました。
目線がわたくしと同じくらいでした。
慶応幼稚舎の横を通ると、お迎えのベンツが止まっておりました。
制服を着た児童の下校時に重なったのです。
校門にいる警備の方が「さようなら」と声をかけましたが、
子供は何も言いませんでした。
お受験で入ったからには挨拶もできるのかと思いきや、
そういう訳ではないようです。
広尾プラザまで来ました。
明治屋を覗いてみます。
売ってる野菜の値段がおかしいです。
近所の仏壇スーパーが激安ショップに見えてきます。
少量のお買い物をしてレジに並ぶと、
前の人は松茸とウニのお弁当と、キングサーモンを買っていました。
品数は多くないのに4800円。
支払いはゴールドカードでした。
わたくしも負けずにカードで払います。
315円をセゾンカードで。
年会費無料です。
隣のレジに、年の割りにすんごいミニスカートを素足で履いて、
尚且つ頭にはラインストーンのロゴのキャップという
妙な格好の女性がいました。
APAホテルの社長でした。
今日は有名人に会えましたが、
会いたい人には中々会えないものですね。
【会いたい人】
・タモリ
・佐藤竹善
・坂崎幸之助