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2006年06月24日

息子の予言

我が家のおもちゃに、あいうえおカードなるものがあります。
これは平仮名が一文字ずつ4cm四方のパネルに書かれているものです。
平仮名のあいうえお以外にも、
濁音と半濁音の『がぎぐげご』や『ぱぴぷぺぽ』などもありますし、
変わったところでは、『しょしゅしょ』『みゃみゅみょ』『ぎゃぎゅぎょ』などもあります。
濁点、半濁点のそのもの『゜』『゛』もあります。
これに加えて、色違いのパネルで数字の0~9までもあります。
これはわたくしの母親の作ったもので、
息子の良い遊び道具になっております。
といっても、まだ文字を理解していない息子は、
放り投げて遊ぶだけですが。
ある日、息子がいつものようにカードを放り投げて遊んでおりました。
一向に片付く気配がないので夫が箱にカードを片付けると、
息子が箱の中から3枚カードを取り出しました。
そしてそれをわたくしの足の上に一枚ずつ置きました。
『げ』 『る』 『は』
げるは?
入れ替えると『はげる』になりました。
これは近い将来わたくしがはげることを暗示した息子の予言でしょうか。
何枚もカードがあるのに、
よりによって言葉が出来てしまったところに神秘的なものを感じます。
それがまだ文字がわからない息子の手によるものですから、
余計そう感じられました。
続いて夫にもやってもらいました。
『あ』 『ぼ』 『じゅ』
あぼじゅ。ぼじゅあ。じゅあぼ。
意味のない言葉にしかなりません。
異国の言語にならありそうですが。
きっとたいした予言ではないのでしょう。