Home > 5月 6th, 2006

2006年05月06日

ぐりとぐら展へ行く

玉川高島屋で『ぐりとぐら展』を開催中との情報を入手しまして、
行って参りました。
ぐりとぐらを出版している福音館書店の50周年記念展でした。
前に行ったこぐま社の40周年も歴史を感じましたが、
こちらの方がさらに上をいってました。
事前情報では激混みとのことでしたので、
開店と同時になだれ込む作戦で攻めることにいたしました。
10時に入店すると、すでに子供連れの家族が
「ぐりぐらぐりぐら」と呪文のように唱えながら会場を捜しております。
こっちも負けてはいられません。
階段なんか何のその。
ベビーカーを持ち上げ、猪突猛進で会場に入りました。
ぐりとぐらの歌が流れているぐりぐらコーナーは大盛況です。
ぐりとぐらの家の模型が展示されています。
わたくしは、『ぐりとぐら』はそれほど好きではありません。
わたくしのお目当ては、かこさとしさんの『だるまちゃんシリーズ』です。
会場にはてんぐちゃんの帽子、団扇、高下駄と、
かみなりちゃんの角付きの浮き輪が展示されていました。
大きさも子供サイズで、今の息子にぴったりくらいでした。
写真撮影は禁止でしたので、お見せできないのが残念です。
その他にも、林明子さんの『はじめてのおつかい』に出てくる
牛乳を売っているお店を再現したものがありました。
牛乳の他にパン、タバコなどが売っているお店です。
今はもうこういうお店の代わりにコンビにだよなー。
今じゃ小さい子に一人でおつかいに行かせられない世の中だよなー。
などという思いに耽ります。
出口付近では、福音館の絵本を読むコーナーと、
ぐりとぐらの卵の殻の車に乗って写真を撮るコーナーがありました。
ここぞとばかりに息子に絵本を読ませようと思ったのですが、
卓袱台風のテーブルを見た息子は、
本を読むどころかテーブルに乗っかり踊っていました。
周囲にはそのような悪癖を持つ子は1人もいません。
みんな良い子に絵本を読んでいます。
引きずり降ろしたら泣き喚きました。
ベビーカーに乗せようとしたら全身で抵抗し、
ブリッジで拒否の行動に出ました。
将来は上海雑技団入りです。
まあこの一連の流れはいつものことですが、今日はギャラリーが多いので、
皆さんの注目を集めてしまいました。
何とかなだめすかし、卵の殻の車に乗って写真を撮りました。
kairo10.JPG
嫌そうな顔
親は我が子のかわいい姿を撮ろうと何枚も撮ろうとしますが、
それをされると写真待ちの行列が無駄に長くなるだけですので、
一人一枚という決まりになっていました。
こうでもしないと、いつまでたっても撮っている親がいるのでしょう。
そして会場を出る頃には、入場券売り場は行列ができていました。
さて、せっかく玉川高島屋に来たのですから、
ショッピングをすることにしました。
まずは、息子の靴のサイズを測ってもらいにファミリアへ行きました。
測ってもらうだけで買う予定はなかったのですが、
予想外に足が大きくなっており、
現在履いている12.5cmの靴がギリギリの大きさと言われました。
勧められたのは13.5cmのサンダルでしたが、
足首と甲の部分が緩くて、何かぴったりしてない感じです。
サイズを測ってくれた店員さんも少々頼りなさそうで、
別の店員さんを呼んで、このサイズでいいのか確認してもらっています。
段々サイズがあってるのか不安になりました。
そこでシューフィッターのいる靴専門のコーナーへ行きました。
そこで測ると12.3cmくらいでした。
そして勧められたのは12cmのサンダルでした。
履かせてみると、かわいいしサイズもぴったりです。
中々よろしいお値段でしたが、
安さを追求して履き心地の悪い靴を買うよりも、
歩行の要となる靴には金をかけてもいいという持論の下、
自腹で買ってしまいました。
その後は、地下のPAULPECKでパンを買い、
スタバのバナナモカフラペチーノで屋上ランチです。
玉川高島屋の屋上は、緑が生い茂っており、
子供が遊べる大きな彫刻や、遊歩道、池、滝などがあります。
ここでランチをする家族連れの多いこと多いこと。
そしてマクラーレンのベビーカー使用率が90%というのも、
上流階級が集う玉川高島屋ならではのようです。
ピアノの発表会みたいな格好の子供や、
縦巻きのキープ力が抜群なお母様や、
ポロシャツの襟を立てたダサい歯医者風のお父様が
わんさかいらっしゃいました。
新宿のデパートも便利で楽しいのですが、
こちらの方がアトラクションも多く、
子供を連れててもストレスのないショッピングができて楽しいと思います。
玉川は近いし、等々力渓谷もあるし、デパートも東急ハンズもあるし、
ラスタおじさんは見かけないし、
生活するには何不自由はありません。
この辺に住みたいと本気で思いました。
玉川高島屋を後にして、
最後に向かうは、大好きなAU BON VIEUX TEMPSです。
最寄り駅の尾山台の商店街を歩いていたら、
子供の雑貨と絵本の店がありました。
STROVSKIというお店です。
ここは絵本と子供のおもちゃが売っているかわいいお店で、
ここでラチとライオンの絵合わせブロックと、
てんとう虫とクローバーのGEL GEMSを購入しました。
それからAU BON VIEUX TEMPSで、
キャラメルとピスタチオのアイスクリームを食べて感動し、
夫のためにカヌレを買い、
野菜ソムリエのいる八百屋・efで、
黄金柑という柑橘類を購入したら、
美味しさのあまり息子は皮ごとかぶりついていました。
凄いな。
ぐりとぐら展について書くつもりが、
買い物した内容を書き留める日記になってしまいました。