2006年01月18日
海老と蕁麻疹
甘エビの頭と殻を使って出汁を取り、
雑炊を作りました。
卵入りです
真ん中に乗っている赤いものは、
エビの殻で作ったペーストです。
出汁を取った後のエビのだしがらが勿体ないと思い、
これを使って何か作れないか考えました。
巣揚げにしてレモンと塩で食べるのが手っ取り早いですが、
我が家は台所の構造上、揚げ物が無理です。
ということで油が少量で済む炒め物にしてみました。
一緒ににんにくも炒めます。
炒めているうちに、これをペースト状にしたら
ものすごくうまいエビペーストができると閃き、
塩を足して炒め物からペーストに変更しました。
それがこれです。
エビペースト
これを入れるとすんごいコクが出て、
雑炊が何倍も美味しくなりました。
冷奴にかけたり、坦々麺に入れたりと色々隠し味に使えそうです。
一瓶分できたので大切に冷蔵庫にしまいました。
1時間後。
胃がムカムカしてきました。
吐いてしまいました。
おそらく油を多く摂取したせいだろうと思い、
大事をとって早めに就寝につきました。
夜中の1時半。
痒い。
痒い。
手首が痒い。
首が痒い。
頭が痒い。
全身のものすごい痒さで目が覚めました。
とてもじゃないけど眠っていられません。
電気をつけて自分の体を見てみると、痒いところが赤くなっています。
耳は真っ赤、目は充血、唇も腫れあがっています。
思い当たることがありました。
姉が一時期、蕁麻疹悩まされていたことがあります。
それの原因がにエビでした。
わたくしは昨晩、エビのエキスを凝縮したペーストをたっぷり食べました。
もしかしてこれは姉のようなエビアレルギーでは?
まずはインターネットで調べてからと、
PCを立ち上げました。
しかしものの3分ほどで、痒さが激しさを増してきて、
ネットどころではありません。
掻きむしった体を見たらこんなことになっていました。
※少々グロいのでご注意を
↓
↓
↓
↓
↓
あっという間にこんなに
キモスギです
月のクレーター?
とてもじゃないけど我慢できません。
今はまだ蕁麻疹だけですが、
呼吸不全にでもなったら大事ですので、
以前赤子がかかった救急外来に駆け込むことにしました。
その際に使ったタクシーの運転手の方。
「はい?国際医療センター?それどこですか?
私この辺よく知らないんですよ。」
結局わたくしがナビになり無事到着しましたが、
東京は道を知らない運転手が多いのでしょうか。
困ります。
救急外来に到着しました。
一通りの問診とバイタルチェックを済ませ、
抗ヒスタミン剤の注射をしました。
これが凄いのです。
左手に打ったのですが、
さすが静脈注射。
内服とは即効性が違います。
あっという間に痒みが消えていくのです。
本のページをゆっくりめくっていくかのような感覚で、
痒みがスーッと消えていきます。
と同時に眩暈がしてきました。
副作用のようです。
しばらく横になって休んでいくことにしました。
医師の話ではおそらくエビアレルギーだろういうことです。
しばらくエビは食べないようにと言われました。
えー。
冷蔵庫にまた魅惑のエビペーストがあるのに。
冷凍庫にたくさん買っておいたエビがあるのに。
これから作る気満々だったトムヤムクン、エビ団子、
生春巻き、エビチリなどのメニューは当分お預けになってしまいました。
かっぱえびせんも食べられないのかも。
マクドナルドのエビプリバーガーもダメですね。
特に食べたいとは思わないけど。
それにしても散々な結婚記念日の締めくくりでした。