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2006年01月31日

1歳の誕生日

今日で1歳になった赤子です。
振り返ってみると、あっという間の1年でした。
妊娠期間中も含めて、色々な思い出が甦ります。
・つわりだってのに1.6畳の部屋で段ボールで寝てたなあ。
・それが辛くなってバンコクに静養に行ったんだよね。
 バンコクでいいのかという突っ込みは置いといて。
・「妊娠中、マッサージダメ。No」とか言われたのに、マッサージ受けてたなあ。
・つわりがひどくてげっそり痩せて帰国したわたくしを
 見て喜ぶ夫の顔が忘れられない。
・臨月だってのに、朝の5時過ぎまで麻雀してたなあ。
 それもしょっちゅう。
・ついでにドラクエ8もやり込んでたな
・それもこれも臨月のわたくしを置いて、
 アフリカに行った夫のせいだ。
・そうだそうだ。
ちょっと出産時のことを思い出してみます。
・朝5時に破水して目が覚めて、タクシーに乗り込んだけど、
 そのタクシーの目の魔に婆ちゃんが飛び出してきたんだっけ。
 しかも転ぶから轢き殺しそうになって急ブレーキ。
 おかげでわたくしは腹をガードしたまま膝を強打。 
 婆ちゃんはヘラヘラ笑いながら小走りに逃げたけど、
 早朝、車も少ないってのに、わざわざタクシーの前を横断するなよ。
・痛い陣痛が来てから出産までは8時間ほどだったから安産だったが、
 それもきっと我が家の和式トイレで、股関節と腹筋を鍛えたからに違いない。
・見舞いの差し入れのハーゲンダッツのミニカップを、
 こともあろうに冷『蔵』庫に入れた夫。
 デロデロに溶けたアイスを持って責め立てると、
 逃げ帰って行った。
・そして栄養を取らなければいけないわたくしの夕食を
 ペロリと平らげて帰る夫
・見舞いには16人も来てくれた。
 あんなに来客の多い患者は珍しかったかも。
 しかもほとんど平日の昼間に来れるような人ばかりで。
・常に湿度が10%の入院部屋。
 びしょびしょタオルを干しても、即行でカラカラに。
 あまりの乾燥に耐えかねて、看護士さんに告げると、
 「加湿器出すの忘れてました」だと。
 おい。
・入院費が聞いてたよりも高かったので値切る。
 ここはインドか。
 が失敗に終わる。
・むくみがひどく出産直後よりも3kgも太ったわたくしは、
 退院後絶対安静が言い渡された。
 そんなわたくしを迎えに自転車で来る夫。
 退院時には夫が赤子を抱き、
 わたくしは自転車を引かされる。
 そしてビデオ撮影まで命じられた。
誰かの悪口じゃないです。
ありのままを書いているだけです。
産後のことを思い出してみます。
・手のかからないひたすら寝る子だった。
 おかげでFFⅤも結構進(ry
・寝て、泣いて、おっぱい飲んでだけの時期から、
 段々と手足をばたつかせたり、寝返りしたり、
 歯も生えて、お座りして、ハイハイして、
 つかまり立ちして、一人で立てるまでになりました。
kairo06.JPG
大きくなりました
女の子に間違われることが多いのですが、
男の子です。
名前も聞き返されることが多いのですが、
恢旅と書いて『かいろ』と読みます。
ホッカイロから取ったわけではありません。
夫とそっくりですが、クローン人間ではありません。
産んだ記憶があります。
とにかく1歳のお誕生日おめでとう。
この1年大変なことよりも楽しいことの方が多くて、
子育ても笑いながらすることができました。
それもこれも可愛い恢旅と、変人系の夫のおかげです。
我が家に生まれてきてくれてありがとう。

2006年01月29日

のり巻き無料バイキングへ行く

夫がのり巻き無料チケットを2枚手に入れて帰ってきました。
近所にできた韓国のり巻きのお店のOPEN記念のイベントで、
3日間で600名を無料でのり巻きバイキングにご招待だそうです。
何という太っ腹なオープニングイベントでしょう。
指定された時間へ行って説明を店員の聞くと、
・無料バイキングの制限時間は20分
・のり巻きの材料は自分で選び、各自テーブルで巻く
・終了後、アンケートに記入する
この3点を守ってくださいとのことでした。
わたくし達の指定された時間帯に来た客は、
家族連れ、学生、カップルと至って普通でしたが、
その前のグループの中に、
大きな紙袋をぶら下げたラスタおじさんがいました。
無料で食べられるならそりゃあ並ぶよね。
さてバイキングですが、
海苔が美味しゅうございました。
具は特に可もなく不可もなく。
このクオリティで男性1000円、女性800円は、
高いと思います。
隣のお店は中華料理屋で、
480円で麻婆豆腐定食が食べられるのですから。
ボリュームのある定食2回分でのり巻き食べ放題。
わたくしなら中華料理屋へ行くと思います。
さてこのお店はいつまで続くのやら。

2006年01月28日

ファミコンナイト

今年大学を卒業して実家に戻るという近所の住民の送別会が、
これまた近所のBarで開催されました。
送られる側の当の本人には、
わたくしとマリオカート対決をするファミコンナイトを開催という話になっており、
送別会というサプライズパーティーだったようです。
なぜマリオカートかと申しますと、
彼はマリオカートの世界ランキング12位でして、
HPにもしっかりランキングされております。
コレ。
ついこの間までは11位だったそうですが、
「ブラジルのギルヘルム・アランテスに抜かれました!」
というメールが来ました。
「ギルヘルムって誰だよ」
と素朴な疑問だったのですが、
本当に世界ランキングにエントリーしているという事実がわかり、
「ほう、こいつがギルヘルムか」
と親しみを持てるようにまでなりました。
ついでに1位は誰なのか尋ねると、
「オランダのカレルです」
友達のノリのようで面白いです。
ということで、夫に赤子を1時間半ほど任せ、Barに向かいました。
こう書くと、赤子を置いて夜の街に繰り出した遊び妻と思われそうですが、
実は22時までと時間が決められており、
帰ったら夫と選手交替です。
夫の方はオールナイトです。
「途中で帰ってくるのは気持ちが落ち着かない」
とか申しております。
そうですか。
だからわたくしを先に送り出すのですか。
それはわたくしも同じなんですが。
納得がいきません。
ともあれ、Barではファミコンのセッティングが整い、
いざファミコンナイトが開催されました。
ファミコンを持参したゲーム評論家の方がカセットについて説明してくれます。
「このスーパーマリオ3000円もしたんですよ。びっくりですよ」
どうやらこの日のために買ってきたようです。
他のカセットはグラディウス、ゼビウス、スターソルジャー、
スターフォース、スターラスターなどのシューティングものや、
ハイパーオリンピック、ファミスタ、テニスなどのスポーツものに加え、
ドルアーガの塔、女神転生なんてのもありました。
女神転生なんて閉店までに終わらないと思うんですが。
ファミ魂家郎(ふぁみこんやろう)というハードのレプリカに差し込んで、
プロジェクターの映りとスピーカーのチェックをします。
いきなりバグっております。
すかさずカセットを引っこ抜き、
ふぅと一息拭きかけ、埃を払いました。
懐かしいこの動作。
正月の羽つきと同じくらい今では見なくなった光景です。
バグも直って、スーパーマリオの音が聞こえてまいりました。
ピコピコ電子音をBGMに、大画面でマリオが動いております。
ゲーム評論家の方は、
「あー。やっぱり任天堂クオリティは素晴らしいですね」
みたいなことを言いながら感動もひとしおといったところです。
さて、本日のメインである世界ランキング12位の
彼の神業を見せていただくことにしました。
以前、
「これだけは僕に勝てるってゲームありますか?」
と聞かれ、うっかりスーパーマリオと言ったところ、
「それは農民が天皇に刃向かうようなもんですよ!」
と一蹴されたことがあります。
その天皇の技を見ましたが、
何かすぐ死んでます。
ノコノコにやられてます。
プクプクにやられてます。
口直しにスターソルジャーをリクエストです。
今度こそ神業が見られると思います。
ラザロ合体前に倒せませんでした。
デライラ同時破壊も失敗でした。
そして死んでしまいました。
「アルコールが入ってるから指先が・・・」
とか言ってます。
それなら世界ランキング12位のマリオカートならどうでしょう。
それではお願いします。
途中、プロジェクターの向きを変えられるというアクシデントに見舞われ、
5位で失格という非常に不本意な成績で終わりました。
「コントローラーが・・・」
コントローラーとの相性が悪いようです。
それでも次のレースでは、
しっかり1位を取っていました。
ようやく面目躍如です。
こんなに楽しいゲームなのに、
なぜ夫はゲーム禁止令を発令するのでしょうか。
ゲーム評論家の方に話すと、
「ゲームが好きな人に悪い人なんていませんよ!ええ。
 情操教育に良いと思います」
世界ランキング12位の方も仰います。
「そうですよ。集中力も高まるじゃないですか」
なるほど。
それならわたくしが帰った後、
ここに交替で来る夫を諭してくださいと頼み、
Barを後にしました。
翌日、ゲーム評論家の方からメールが来ました。
「Mさん、ファミコンでご満悦でした。ここはマリさんも強気になって、
 ファミコンを毎日やりたいと堂々と言いましょう」
どうやら夫は昨晩、ファミコンに熱中していたようです。
これで、夫の目の前でNintendoDSを堂々とできるくらいの
交渉材料を手に入れることができましたが、
実現にはまだまだ先のことになりそうです。

2006年01月27日

そして今日も見切られる

気がつけば買い物籠の中身は全て見切り品でした。
これはわたくし的にはよくある光景なのですが、
他の方々を見ていると見切り品ばかりという人は少数派のようです。
夕方、近所の仏壇スーパーへ行くと見切り品棚が出ておりまして、
まずはそこからチェックします。
それほど痛んでないものだけを厳選して買っているつもりなのですが、
見切り品だけでしばらくの間生きていけそうなくらい買ってしまいます。
もしかしたら、
「しっ。来たわよ。見切り女が。今日もまた見切り品ばっかりだわ。
 肉も魚も50%OFFしか入れてないわね。ひそひそ。
 315円の高級納豆も半額にならないと買わないしね」
みたいな噂が立っているような気がしないでもありません。
レジ間で。
某スーパーのレジ打ちをしているここのコメンテーター曰く、
「見切り品ばかりだとその人の生活が苦しいのかなって思います」
だそうです。
そこまでひっ迫しているわけではないのですが、
そういう印象を抱かれても仕方がないのかもしれません。
【お気に入り見切り品リスト】
・天津甘栗(普段は高いから)
・バジル(普段は高いから)
・香菜(普段は高いから)
・315円の高級納豆(普段は高いから)

2006年01月26日

Omen

その日は友人の通っている鍼灸学校の近くを散歩しておりました。
丁度授業の終わる時間にも近かったので、
近所を散歩中だというメールを打ちました。
スーパーに寄ったり、腹巻を買ったりと、
1時間ほど散歩してメールを確認しましたが、
返信はありませんでした。
ところが、家路に着く前にオムツを買おうとホームセンターに入ったら、
偶然にも返信のなかった友人にばったり対面したのです。
メールを見たか聞いてみると、まだ見てないと言います。
ごちゃごちゃしている店内ですから、
あと3秒遅ければすれ違って会うことはなかったでしょう。
しかし、わたくしは散歩中の時点から、
どこかで友人に会う気がしてなりませんでした。
何故か?
この日はやたらと白い杖を持った目の不自由な方に遭遇するからです。
友人はヘレンケラー学院に通っています。
その友人と類似点を持つ人間に何度も何度も会うということは、
何かの前兆のような気がしたのです。
結果、友人の顔を拝むことができました。
不思議と言えば不思議な体験でした。

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