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2005年11月04日

地域浸透型スポーツの愛情表現

プロ野球はロッテが優勝しました。
おめでとうございます。
でも周りにロッテファンという方は見たことがありません。
選手の顔と名前も浮かんできません。
この優勝決定戦雄前に、
巨人の監督に原さんが復帰するというニュースを見ました。
そこで見たものは、巨人に対する愛情と情熱を記者会見にぶつける
原さんの姿でした。
「ジャイアンツ愛」
これを何度か耳にしました。
普段「愛」という言葉を中々言えないと思われる日本人の中で、
恥ずかしげもなく「愛」という言葉をバンバン使うあたり、
原さんの並々ならぬ巨人にかける情熱を垣間見た気がします。
さて、そんなスポーツ愛を形にするとどうなるのでしょうか。
良い例があります。
新潟にはアルビレックス新潟(以下アルビ)というサッカーチームがあります。
このアルビレックスサポーターは、
Jリーグの中で1,2位を争う程のサポーターの盛り上がりがあります。
地元で試合がある時は、町からひとがいなくなります。
相手チームの応援していると、翌日信濃川に浮きます。
・・・ということはありませんが、
新潟人のアルビに対する愛情はすんごいです。
飲食店にはアルビのステッカーやノボリ(っていうのか?)が置いてある所が多いですし、
車内にステッカー貼ったり、
サポーターズクラブに入っている友達もいます。
これくらいならどこでもあると思うのですが、
何か最強の『アルビ愛』を見てしまいました。
新潟在住の方にはおなじみだと思いますが。
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アルビレックスとのコラボのローソンです。
壁にでかでかと書いてあります。
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郷土愛?
アルビカラーはオレンジです。
ローソンカラーのライトブルーとは、
ちと合わないような気が。
それでも毎日見ていたら不思議とマッチするように見えてきました。
ブスは3日で慣れる原理ですか。
それでは店内に入ってみましょう。
昼過ぎに行ったのですが、駐車場はいっぱいです。
きっと中はアルビファンであふれかえっているに違いありません。
きっとアルビファンはローソンしか行かないに違いありません。
空いてました。
店内もオレンジです。
オレンジは好きな色ですが、
この配色はあんまり好きじゃないです。
別にわたくしの好みはどーでもいいですね。
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店内の一角にアルビコーナーがありました。
アルビグッズが売っています。
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サポーターの証
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愛の結晶Tシャツ
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さすがスポンサー。亀田製菓
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レジ周りもオレンジで。
店員さんもオレンジです。
店内はアルビ愛に満ち溢れています。
アルビファンの客を見つけることはできませんでしたが、
これだけオレンジを見せつけられたら、
もうお腹一杯です。
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左のラーメン屋は激ウマでした
最後に気になるアルビニュース。
わたくしの大好きなチーズケーキファクトリースポンサー契約を結んだそうです。
コレ。
新潟にはお店がないので、
食べたないのならビッグスワンに足を運ぶしかありません。
ここのチーズバーめちゃウマです。

2005年11月03日

姉妹の所業・其の参

カエルのお話は結構引くかなーと思いましたが、
意外と皆様の共感を得ているようでほっと胸を撫で下ろしております。
今日で、『美しい思い出・三部作』を締めたいと思います。
わたくし達は漫画が大好物です。
今でこそ大量の漫画に囲まれる生活にまで成り上がりましたが、
小学生の頃はなけなしのお小遣いをはたいて、
漫画をチマチマ買いに行ったものです。
さてある日のこと。
姉が生徒諸君!を友人から借りてきました。
その当時で25巻くらいまであったと思います。
まだこの漫画を読んだとこのないわたくしには、
金の延べ棒の山積みに見えました。
そこで読ませてほしいとお願いすると、
姉は金銭を要求しました。
1冊につき20円。
この頃のお小遣いは400円くらいだったと思います。
つまり1冊読むだけで、お小遣いの1/20をむしり取られ、
借りてきた全てを読むには、借金をするしかないのです。
小学生の癖にあこぎな商売をする姉。
自分の漫画でもないのに。
これを鬼畜と言わずして何と言いましょう。
この話をしてみると、姉は全く記憶にありませんでした。
むしろ自分の卑劣さに驚いておりました。
ひでえ奴だ、と。
いやいや。本人ですから。
本日の教訓:
都合の悪いことから記憶は消える

2005年11月02日

姉妹の所業・其の弐

幼稚園の頃のお話です。
残酷なお話ですので、
両生類愛好家の方は読まないようにお願い申し上げます。
祖父の家に遊びに行くと決まってする遊びがありました。
カエルを弄ぶことです。
弄ぶという言い方はかわいいもので、
簡単に言いますと圧死の刑。
石で潰すわけです。
カエルは大好きなんですが、
可愛がるのを通り越して、こんな行為に及んでいました。
可愛さ余って憎さ百倍というものですか。
潰した後は可哀想なので、
砂場にお墓を作ってあげていました。
そこらへんはきっちりしています。
このような思い出話をしていたら、
姉による新証言が明るみに出ました。
実は石だけではなく、靴で踏んでいたと。
あら。
そして姉もカエルを弄んでいました。
夏の日差しで熱くなった下水の金属の蓋の上に
カエルを焼いていたと。
ジューっと。
カエルが段々黒くなっていったそうです。
幼少時の一時だけこのような所業をしておりましたが、
二人とも今では立派な大人に成長しました。

2005年11月01日

姉妹の所業・其の壱

姉と昔話をしていたら、思い出話に花が咲きました。
今日は美しい姉妹愛のお話です。
高校の頃の話だったと思います。
部屋に蝿が飛んでいました。
網戸のところでブンブン羽音をたてています。
網戸を開けてしまえばそれで終わりなのですが、
ここでわたくしが提案しました。
「ハードスプレーで生け捕りができるか試してみよう」
姉もこの案に乗ってくれて、
ドライヤーとVO5ハードスプレーが用意されました。
網戸に止まっている蝿めがけて、
わたくしがすかさずハードスプレーを吹き付けます。
風圧が強すぎると、蝿そのものが飛んでいくため、
慎重にプッシュします。
すぐさま姉がドライヤーの温風を蝿にかけます。
見事に固まった蝿が生け捕りにされました。
素晴らしい連係プレイです。
新郎新婦のケーキ入刀よりも重要な共同作業でした。

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