Home > 11月, 2005

2005年11月24日

目撃ドキュン

赤子と一緒に出かけた帰り道のことです。
後ろから大声で怒っている女性の聞こえてきました。
「だーかーら!八百屋さんに何て言われたかって聞いてんのっ!!」
その怒鳴り声は言葉使いも荒々しく、
彼女の後ろにいる小学校1年生くらいの男の子に向かっていました。
公衆の面前というのもお構いなしに、
子供を叱りつけています。
「あんたさー何も喋んないけど口あるの?あるかって聞いてんの!」
「ある・・・・・」
「言うこと聞けないんだったら家帰ってくんな!!」
罵声だけでなく、手持ちの買い物袋で子供を叩いています。
子供が何をしでかしたのかわかりませんが、
まるで浮気現場に踏み込んだかのような
怒り心頭のご様子です。
母親の怒髪天を衝く様子に
恐れおののいている子供が不憫でなりませんでした。
通行人の多い交差点で、
周囲を気にせずここまで叱りつけるのは
しつけでも何でもないと思います。
逆に人目があるからこそ、
ここまでで抑えられているのではと勘ぐったりもできます。
もしかしたら家で虐待されてるんじゃないかと。
子供を産んでから、子供の悲しいニュースを見ると
涙腺の弱さを感じずにいられなくなりました。
あの子は今晩良い夢を見れるのでしょうか。

2005年11月22日

バンコクジャパニーズ

久々に旅の本を読みました。
バンコクジャパニーズ列伝という、
バンコクに住む日本人を取り上げたものです。
バンコク在住と言っても、大企業の駐在員のことではなく、
ハードゲイ、タイで出家した僧侶、ニューハーフアイドルなどなど、
個性的な面々ばかりで、
内容も裏世界のことが多く語られています。
しかしエグい話も多々あれど、さらっと読めてしまうのは、
著者の軽快な文章にあると思います。
大変読みやすいです。
「自分探しの旅に出た」とか
「その少年の瞳に貧しいながらも清らかな光が見えた」的な
体の痒くなるものを読むよりもこういう本の方が好きです。
一つ残念なのは、
この本の著者である皿井タレーさんこそ、バンコクジャパニーズ列伝に載せて欲しかったということです。
本を読んでも素性がわからない謎の人物です。
あー、タイ行きたい。

2005年11月21日

誕生日のお祝いデート

仕事も一段楽したということで、
ようやくお祝いしてもらえることになりました。
「前々から行きたかったお店でご飯を食べたい」
という要望を出しましたら、
あっさりと了承を得たので行って参りました。
場所は神楽坂。
お店はその名も『神楽坂Saryo』です。
saryo01.JPG
モダンな和の建物
古い民家を改築したカフェです。
行きたい行きたいとは思っていましたが、
中々きっかけがなく来れませんでした。
赤子もいることですし。
と思ったら、ここは赤子OKのお店でした。
ベビーカーでも入れるように入口はスロープで、
幼児用の椅子と高さ調節のクッションまで用意してありました。
憎らしい心遣いです。
saryo02.JPG
待ち人用のベンチとストーブまであります
テラス席はペットもOKです。
ペットと言っても犬猫の絵しか描いてなかったので、
それ以外の畜生はダメかもしれません。
店内は、元々使われていた木材を再利用してインテリアにしているそうです。
木の茶色に、ぼんやりとあかりが灯って、
何とも言えない柔らかな雰囲気が漂っています。
saryo05.JPG
梯子だって利用します
席はほぼ満席です。
女性客率95%です。
レジ周りでは、陶器やCD、持ち帰り用スイーツが売っています。
応対の良い店員さんの素敵な雰囲気に飲まれて、
思わず高い食器を買いそうになりました。
危険区域です。
ここのランチは、京都のお惣菜であるおばんざいを2品、
もしくは3品選べるようになっておりまして、
これに玄米入りご飯、味噌汁、漬物、飲み物がつきます。
なんと玄米入りご飯はお替わり自由です。
まるでとんかつ和幸のようです。
テーブルの上には特製ごま塩が常備されているので、
何杯でもいけそうです。
こんなランチのお値段ですが、
おばんざい2品の場合は1000円。
3品の場合は1200円とボリュームの割りに良心的な値段設定です。
saryo03.JPG
今日のおばんざいはコレ
わたくしセレクト:くらげ、鯖、茄子
夫セレクト:鯖、秋刀魚、南瓜
saryo04.JPG
わたくしセレクトのおばんざい
おばんざいの量は少なめでした。
特に鯖の燻製は薄切り3枚。
まあおばんざいですから。
京料理ですから。
くらげの冷菜とか南瓜チーズは京料理なのかという疑問はさておき、
味は上品で美味しゅうございました。
薄味なのはわたくしの好みにぴったりです。
ご飯はもちろんお替わりしました。
夫は3杯、わたくしは2杯です。
ごま塩をたっぷりかけていただきました。
我が家でも時々玄米入りご飯を食べるのですが、
玄米の芯が気になっていました。
一晩水に漬けても芯が少しばかり残るので、
圧力鍋でないとふっくらいかないものなのかと思っておりましたが、
こちらの玄米入りご飯も固めでした。
甘いものは別腹ということで、デザートも頼みました。
saryo07.JPG
名前忘れた○○タルトとカフェオレ
saryo06.JPG
小豆とエスプレッソのシフォンケーキとアールグレイ
シフォンには生クリームが塗ってない方が好きなんですが、
大抵のお店では塗ってあるようです。
生クリームがあるとシフォンのふわふわ感としっとり感が
よくわからなくなるので、
そのまま食べたいというのはわがままでしょうか。
なんだかんだ言いながら美味しくいただいたのですが、
やはりフレイバーのシフォンケーキを超えるものには、巡り会えません。
食べ終わるまで2時間くらいいましたが、
わたくし達よりも長居しているグループが他にもいました。
ここはあっという間に時間が過ぎてしまうカフェです。
くつろぎながら美味しいものをいただきたい時には、
ここをオススメします。
saryo08.JPG
また来ます

2005年11月19日

適用量を守ろう

赤子の予防接種に行った時のことです。
別室で点滴を受けている患者さんと看護士さんのやり取りが聞こえてきました。
「え?薬?この前一週間分出したでしょ。あれは?もう飲んだ?全部?
 だってその前も無くなったって前倒しで出したのに、もう全部飲んだの?
 まだ一週間たってないじゃないですか!」
何だか看護士さん怒っています。
先生を呼びに行きました。
今度は先生と患者さんのやり取りが聞こえてきました。
「もうね、そんな嘘つく人にはあげないよ。何でそんなに飲むの?
 ちゃんと決められた分飲まなきゃだよ。
 そんな人に薬出して『ありがとう』って言われても嬉しくないよ!」
先生もお怒りのご様子です。
点滴部屋を出て、今度は先生と看護婦さんのやり取りが聞こえてきました。
「食事全然取らないで、水がぶ飲みしてデパス飲んでたんだって。
 一週間で84錠だよ。出してるこっちが犯罪者だよ」
この薬の適量を良く知らないのですが、
こんなに飲んだらどうなるんですかね。

2005年11月18日

一年越しのプレゼント

昨日、一緒にお祝いをしてくれた友人がプレゼントをくれました。
ロクシタンのハニーハーベストボディバームです。
去年、夫が臨月のわたくしを置いてアフリカに行った際に、
お土産にコレを頼みました。
エミレーツ航空でドバイ経由というので、
ドバイなら売っているだろうと目論んだのです。
しかし帰りに買ってきたものは、虫のわくスパイス類、ジャンベ×2、ザンジバルの布など
アフリカテイスト満載のものばかりでした。
店の店員にロクシタンを探していることを告げると、
「そんなブランドはない。きっとこれの間違いだろう」
と言ってラコステを差し出されたそうです。
LACOSTEとL’OCCITANE。
始まりがLくらいしかかぶってないような気がします。
というわけで、ハニーハーベストクリームはお預けになっていたのですが、
この話を覚えていてくれた友人が、今回プレゼントしてくれたのです。
蜂蜜っぽいテクスチャーで、蜂蜜の香りもたまりません。
甘い香りに誘われて、アリがたかりそうです。
この冬の乾燥対策に、これが大活躍すること間違いなしです。
えみちゃん、たまたん、どうもありがとう。

« Previous | Next »