2005年11月12日
物件購入の勧誘
バンコクでの常宿メンバーの飲み会がありました。
今回はオーナーとタイ人従業員を囲んでの飲み会で、
30人くらいが集まりました。
わたくしもこれにはどうしても参加したくて、
夫に赤子をお願いして夜の街へと繰り出しました。
3時間一本勝負という拘束ですが、
久々に盛り場での飲酒と雑談を堪能してまいりました。
ほろ酔い気分で雑談をしていたら、
オーナーが言いました。
「誰かロッジ買わない?200万で」
突然の爆弾発言に驚きました。
どうして売るのか訊ねると、体力的に続かないとのこと。
確かに従業員がいるとはいえ、
24時間の商売は疲れると思います。
でもバックパッカーに買うかどうか聞くのは、ちょっとどうかと。
ポンとキャッシュで払える人は、
この中で何人いるのかわかりません。
誰も買う気もお金もなさそうで、
この話は終わるかに見えましたが、
ある人が言いました。
「まりちゃん買えば?」
どうして矛先がわたくしに来るのかさっぱりわかりません。
過程のある身で、しかも子育て真っ最中の専業主婦になぜ買えと?
もしかして仲介料取る気ですか?
わたくしよりも、隣にいる残業に次ぐ残業で日々追われている黒ヒゲとかどうですか?
金はたんまりありそうですよ。
元々手伝っていただけに、経営のノウハウはわかりますし。
それかロッジのレストラン売り上げにビール代で激しく協力している
にーとん。とかどうですか?
ビール飲みながら経営してくれますよ。
とりあえずその場はお茶を濁しておきました。
帰宅後、夫に逐一報告すると一言。
「買え」
わたくしに買わせてどうするんでしょうか。
たしかにわたくしの夢は外国で宿を開くことと、
旅行の続きをすることと、新しいノートPCを買うことと、
ハーゲンダッツの黒ゴマを食べることですが、
よりによって客取り合戦の激しいバンコク・カオサンで
しのぎを削ることはしたくありません。
スペインかポルトガルあたりで、
畑を耕して、麻雀しながらのんびりやりたいです。