2005年11月07日
家族ゲーム
先日の葬式の時のお話です。
葬式をあげる日程にちょうど友引が引っかかってしまい、
仏様は2日間葬儀場で待つことになりました。
24時間、誰かしら傍についてないといけません。
しかし特にやることがありません。
誰かが提案しました。
「そうだ。麻雀しよう」
発言者はわたくし(30歳)でした。
メンツは3人確定してます。
大人3人です。
さてもう一人はどうしようかということで、
うろ覚えの姪っ子(9歳)がいましたが、
これでは良いカモにされてしまうので、
結局麻雀は流局になりました。
「じゃあ花札は?」
これだと姪っ子、甥っ子(6歳)も大好きです。
というわけで、仏様のいる部屋で花札が始まりました。
盛り上がっています。
「じゃあ今度は大貧民だ」
わたくしも参加しました。
これは地方によっては、大富豪と言ったり、
縛りがあったり、激縛まであったりしますが、
ここは姪甥ルールですることにしました。
とりあえず手元にダイヤの3、4、5、6、7があったので、
最初にこれをドバッと出しました。
まず誰も出せないだろう、と。
すると一緒に参加している従兄(37歳)に怒られました。
「何だこの出し方は!とりあえず並んでたから出したんだろう?
こんな後先も考えない出し方はお前の人生そのものだ!」
まさかトランプごときで、生き方を否定されるとは思いませんでした。
確かに従兄の言うとおり、並んでたから出したんですが。
後先なんて考えていませんよ。どーせ。
ええ。
もちろんこのゲーム負けましたよ。
貧民でしたよ。ちっ。
わたくしの人生そのものですよ。