2005年11月02日
姉妹の所業・其の弐
幼稚園の頃のお話です。
残酷なお話ですので、
両生類愛好家の方は読まないようにお願い申し上げます。
祖父の家に遊びに行くと決まってする遊びがありました。
カエルを弄ぶことです。
弄ぶという言い方はかわいいもので、
簡単に言いますと圧死の刑。
石で潰すわけです。
カエルは大好きなんですが、
可愛がるのを通り越して、こんな行為に及んでいました。
可愛さ余って憎さ百倍というものですか。
潰した後は可哀想なので、
砂場にお墓を作ってあげていました。
そこらへんはきっちりしています。
このような思い出話をしていたら、
姉による新証言が明るみに出ました。
実は石だけではなく、靴で踏んでいたと。
あら。
そして姉もカエルを弄んでいました。
夏の日差しで熱くなった下水の金属の蓋の上に
カエルを焼いていたと。
ジューっと。
カエルが段々黒くなっていったそうです。
幼少時の一時だけこのような所業をしておりましたが、
二人とも今では立派な大人に成長しました。